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業界研究

【SaaS業界】業界研究完全ガイド|「THE MODEL」と将来性・主要企業ランキング

2026年1月18日
更新: 2026年1月18日
Cheese Editorial Team
6分で読めます
【SaaS業界】業界研究完全ガイド|「THE MODEL」と将来性・主要企業ランキング

はじめに

「SaaS(サース)って最近よく聞くけど何?」 「営業が強いイメージだけど、実際どうなの?」

SmartHR、Sansan、Slack、Zoom。 これらは全て**SaaS(Software as a Service)**と呼ばれるビジネスモデルです。

今、SaaS業界はIT業界の中で最もホットな成長領域です。 しかし、そのビジネスモデルは従来のIT企業とは根本的に異なります。特に**「THE MODEL」**と呼ばれる分業体制を知らずに受けると、選考で確実に落ちます。

この記事では、SaaSの仕組み、独特な職種(IS/FS/CS)、主要企業、そして将来性を徹底解説します。

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目次

  1. SaaSとは?従来のソフトとの違い
  2. SaaSの最強モデル「サブスク×クラウド」
  3. 営業革命「THE MODEL」と3つの職種
  4. 主要企業ランキング(Vertical / Horizontal)
  5. SaaS業界の「光と影」(激務?将来性は?)
  6. 自己診断チェックリスト
  7. まとめ

1. SaaSとは?従来のソフトとの違い

定義:ネット経由で利用するソフト

SaaSとは、ソフトウェアをPCにインストールするのではなく、インターネット経由(クラウド)で利用するサービスのことです。

項目 従来のソフト(パッケージ) SaaS(クラウド)
導入 CD-ROMなどでインストール アカウント作成だけで即利用可
料金 買い切り(初期費用が高い) 月額・年額(サブスクリプション)
場所 インストールしたPCのみ ネットがあればどこでもOK
更新 バージョンアップ版を再購入 自動で常に最新版

代表例

  • Officeソフト:パッケージ版Word → Microsoft 365
  • チャット:社内メール → Slack / Chatwork
  • 会議:テレビ会議システム → Zoom
  • 名刺管理:Excel入力 → Sansan

2. SaaSの最強モデル「サブスク×クラウド」

なぜSaaS企業はこれほど評価されるのか? それはビジネスモデルが**「積み上げ型(ストック型)」**だからです。

一度契約すれば、解約されない限り毎月売上が入ります。 従来の「今月いくら売ったか」というフロー型ビジネスよりも、経営が安定し、投資もしやすいため、爆発的に成長できるのです。

📊

重要指標

SaaS企業の通信簿は**「ARR(年間経常収益)」と「Churn Rate(解約率)」**です。 売上規模だけでなく、「どれだけ解約されていないか」が企業の価値を決めます。

3. 営業革命「THE MODEL」と3つの職種

SaaS業界を受けるなら必修科目です。 Salesforceが提唱した**「THE MODEL(ザ・モデル)」**という分業体制が業界標準になっています。

営業を一人が全部やるのではなく、プロセスごとに専門特化します。

① マーケティング(Marketing)

「リード(見込み客)」を獲得する。 Web広告、展示会、セミナーなどで、自社サービスに興味がある人を集めます。

② インサイドセールス(Inside Sales:IS)

「商談」を獲得する。 マーケが集めたリードに電話やメールをし、興味度合いを見極め、商談のアポを取ります。 ※新卒の配属はここが多いです。テレアポだけでなく、戦略的なナーチャリング(育成)が求められます。

③ フィールドセールス(Field Sales:FS)

「契約(受注)」を獲得する。 ISから引き継いだ商談を行い、クロージング(契約)まで担当します。 提案力と課題解決力が求められる花形職種です。

④ カスタマーサクセス(Customer Success:CS)

「継続」と「アップセル」を担う。 契約後の顧客に伴走し、ツールを使いこなしてもらい、解約(チャーン)を防ぎます。 「カスタマーサポート(受動的)」とは違い、能動的に成功へ導く役割です。


4. 主要企業ランキング(Vertical / Horizontal)

SaaSは「業界特化型(Vertical)」と「全業界型(Horizontal)」に分かれます。

Horizontal SaaS(全業界向け)

市場規模が大きく、知名度が高い企業が多いです。

  1. サイボウズ(kintone / グループウェア)
    • 国内SaaSのパイオニア。「100人100通りの働き方」など社風もユニーク。
  2. Sansan(名刺管理)
    • 「出会いからイノベーションを生み出す」。圧倒的なブランド力。
  3. マネーフォワード(会計・経理)
    • Fintech×SaaS。バックオフィスのDXを推進。
  4. SmartHR(人事労務)
    • ユニコーン企業。使いやすさ(UI/UX)に定評あり。
  5. ラクス(楽楽精算)
    • 「高成長・高収益」の優良企業。

Vertical SaaS(業界特化型)

特定の業界の深い課題を解決します。競合が少なく、熱狂的なファンを作りやすいです。

  • アンドパッド(建設業界)
  • メドレー(医療業界)
  • エス・エム・エス(介護・医療)

5. SaaS業界の「光と影」(激務?将来性は?)

メリット(光)

  • 市場価値が高い:SaaS営業(THE MODEL)の経験は転職市場で最強です。
  • 成長企業の熱気:年率30%以上で成長する企業が多く、若手にもチャンスが多い。
  • 合理的でフラット:データドリブンな文化のため、理不尽な根性論が少ない。

デメリット(影)

  • 数字にシビア:すべての行動がKPI(数値)で管理されます。サボれません。
  • 変化が激しい:ツールの機能や組織体制がコロコロ変わります。ついていけないと辛いです。
  • 商材が抽象的:「目に見えないソフト」を売るため、高度な説明能力が必要です。

6. 自己診断チェックリスト

  • 合理的思考:感情よりデータや論理を重視する
  • 変化対応力:朝令暮改でも「改善」と捉えられる
  • 学習意欲:ITツールの新機能を触るのが好き
  • 顧客志向:「売って終わり」ではなく、その後の成功まで考えたい

向いていない人

  • 完成されたマニュアル通りに働きたい人
  • 数字で管理されるのが極端に苦手な人
  • 「接待」や「人間関係」だけで商品を売りたい人

7. まとめ

SaaS業界は、現代のゴールドラッシュです。 しかし、ただの「ブーム」ではなく、ビジネスの構造そのものを変える力を持っています。

あなたが「安定したレール」ではなく、「自らの手でレールを敷く」ことを楽しめるなら、SaaS業界は最高の遊び場になるでしょう。

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