Asoventure Station Logo
就活コラム

【完全版】自己分析のやり方|就活で使える具体的な方法と例文

2026年1月14日
更新: 2026年1月14日
Cheese Editorial Team
14分で読めます
【完全版】自己分析のやり方|就活で使える具体的な方法と例文

はじめに

「自己分析って何をすればいいの?」 「自己分析のやり方が分からない」 「何時間やっても終わらない気がする」 「自己分析した結果をどう使えばいいの?」 「ESや面接で答えられるようになりたい」

こんな悩みを抱えていませんか?

自己分析は就活の土台です。自己分析がしっかりできていれば、ES(エントリーシート)も面接もスムーズに進みます。逆に、自己分析が曖昧だと、「なぜ御社なのか」「あなたの強みは」という質問に答えられず、選考に通りません。

しかし、多くの就活生が自己分析のやり方に迷っています。何から始めればいいのか、どこまでやればいいのか、終わりが見えないと感じている人も多いでしょう。

この記事では、自己分析の具体的なやり方を、すぐに使えるフレームワーク例文付きで徹底解説します。この記事を読めば、自己分析の全体像が分かり、ESや面接で使える「自分の言葉」を見つけられます。

この記事を読むと分かること:

  • 自己分析とは何か、なぜ必要なのか
  • 自己分析の具体的なやり方(5ステップ)
  • すぐに使える自己分析フレームワーク6選
  • 強み・弱みの見つけ方と例文
  • 自己PRへの活かし方
  • 志望動機への活かし方
  • よくある失敗パターンと対策
  • 今日から始められるアクションプラン

1. 自己分析とは何か

1-1. 自己分析の定義

自己分析とは、自分自身を深く理解することです。

具体的には、以下のようなことを明らかにします。

項目 内容
強み 自分が得意なこと、他者より優れていること
弱み 苦手なこと、改善すべきこと
価値観 大切にしていること、譲れないこと
興味・関心 好きなこと、ワクワクすること
経験 これまでに何をしてきたか
将来 どうなりたいか、何をしたいか

1-2. なぜ自己分析が必要なのか

自己分析が必要な3つの理由:

理由 説明
ESで書けるようになる 自己PRやガクチカの材料が見つかる
面接で答えられるようになる 「なぜ?」に自信を持って答えられる
企業選びの軸ができる 自分に合った企業を選べる

自己分析ができていないと、ESは漠然とした内容になり、面接では「なぜ?」と深掘りされた時に答えられません。また、どんな企業を選べばいいか分からず、就活の軸がブレてしまいます。

1-3. 自己分析のゴール

**自己分析のゴールは「自分の言葉で語れること」**です。

以下の質問に、自信を持って答えられるようになることを目指しましょう。

  • あなたの強みは何ですか?
  • あなたの弱みは何ですか?
  • これまでで最も頑張ったことは何ですか?
  • なぜこの業界・企業を志望するのですか?
  • 将来どうなりたいですか?

2. 自己分析のやり方(5ステップ)

自己分析は、以下の5つのステップで進めます。

2-1. ステップ①:過去の経験を洗い出す

まず、これまでの経験を洗い出しましょう

小学校から現在までの経験を、以下のカテゴリで書き出します。

カテゴリ
部活動・サークル サッカー部でキャプテン、軽音サークルでライブ企画
アルバイト 飲食店で接客、塾講師で指導
学業・研究 ゼミでのプレゼン、卒論のテーマ
ボランティア・課外活動 NPOでの活動、海外ボランティア
趣味・プライベート 旅行、読書、ゲーム
人間関係 友人関係で悩んだこと、リーダー経験

書き出すポイント:

  • 成功体験だけでなく、失敗体験も
  • 楽しかったことだけでなく、辛かったことも
  • 大きなことだけでなく、小さなことも

2-2. ステップ②:エピソードを深掘りする

洗い出した経験の中から、印象深いエピソードを深掘りします

以下の質問に答える形で、エピソードを掘り下げましょう。

質問 目的
何をしたか? 具体的な行動を明確に
なぜそれをしたか? 動機、価値観を知る
どんな困難があったか? 課題、壁を明確に
どう乗り越えたか? 自分の強みを見つける
結果はどうだったか? 成果を明確に
何を学んだか? 成長、気づきを言語化

深掘りの例:

エピソード:大学のサークルで新歓イベントを企画した

  • 何をしたか?:新入生向けのイベントを企画・運営した
  • なぜ?:サークルの人数が減っていて、新入生を増やしたかった
  • 困難:予算が少なく、場所も確保できず、メンバーの協力も得にくかった
  • 乗り越え方:まずメンバー一人ひとりと話して協力を得た。予算は協賛を集めた。場所は交渉して安く借りた
  • 結果:前年比1.5倍の新入生が加入
  • 学び:人を巻き込むこと、諦めずに方法を探すことの大切さ

2-3. ステップ③:共通点を見つける(強み・価値観の抽出)

複数のエピソードから共通点を見つけます

深掘りしたエピソードを並べて、「何度も出てくるキーワード」「共通する行動パターン」を探しましょう。

例:

エピソード 共通点
サークルで新歓企画 → 人を巻き込んだ 巻き込み力
アルバイトでシフト調整 → 人を巻き込んだ 巻き込み力
ゼミでグループワーク → みんなで成果を出した チームワーク

共通点が「強み」や「価値観」になります。

2-4. ステップ④:強み・弱みを言語化する

見つかった共通点を、「強み」「弱み」として言語化します

カテゴリ
強み 人を巻き込む力、粘り強さ、計画力、傾聴力
弱み 心配性、完璧主義、一人で抱え込みがち

強みの言語化のコツ:

  • 抽象的な言葉(リーダーシップ、コミュニケーション力)だけでなく、具体的なエピソードとセットで
  • 「〇〇力」という形にすると分かりやすい

2-5. ステップ⑤:将来と結びつける

自己分析の結果を、将来の目標や志望動機に結びつけます

質問 考えること
強みを活かせる仕事は? 自分の強みが発揮できる職種・業界
価値観に合う環境は? 自分が大切にすることを実現できる企業
将来どうなりたい? 5年後、10年後のイメージ

これにより、「なぜこの業界か」「なぜ御社か」に答えられるようになります。


3. 自己分析フレームワーク6選

自己分析に使えるフレームワークを6つ紹介します。

3-1. ①自分史

自分史は、小学校から現在まで時系列でめの経験を振り返る方法です。

時期 出来事 感情 学び
小学校 サッカーを始めた 楽しかった 継続の大切さ
中学校 部活でレギュラー落ち 悔しかった 努力の重要性
高校 受験に失敗 辛かった 計画性の必要性
大学 サークルでリーダー やりがい 人を巻き込む力

3-2. ②モチベーショングラフ

モチベーショングラフは、人生のモチベーションの上がり下がりをグラフで可視化する方法です。

横軸に時間(小学校〜現在)、縦軸にモチベーション(高い・低い)を取り、グラフを描きます。

  • 山(モチベーションが高い時):何があったか?なぜ高かったか?
  • 谷(モチベーションが低い時):何があったか?なぜ低かったか?どう乗り越えたか?

モチベーションが上がる時のパターンから、自分が大切にしていることが見えてきます。

3-3. ③WILL-CAN-MUST

WILL-CAN-MUSTは、3つの視点で自分を分析するフレームワークです。

視点 意味 質問
WILL やりたいこと 何をしたいか?どうなりたいか?
CAN できること 何ができるか?強みは?
MUST 求められること 社会や企業から何を求められるか?

この3つが重なるところが、自分に合った仕事です。

3-4. ④ジョハリの窓

ジョハリの窓は、自分と他者の視点を組み合わせるフレームワークです。

自分が知っている 自分が知らない
他者が知っている 開放の窓 盲点の窓
他者が知らない 秘密の窓 未知の窓
  • 開放の窓:自分も他者も知っている自分
  • 盲点の窓:他者は知っているが自分は気づいていない自分(他己分析で発見)
  • 秘密の窓:自分は知っているが他者に見せていない自分
  • 未知の窓:誰も知らない自分(新しい経験で発見)

他己分析(友人や家族に自分について聞く)を行うことで、「盲点の窓」を発見できます。

3-5. ⑤なぜなぜ分析(5回のなぜ)

なぜなぜ分析は、「なぜ?」を5回繰り返して本質に迫る方法です。

例:

  • なぜサークルでリーダーをやったのか?→みんなをまとめたかったから
  • なぜまとめたかったのか?→バラバラだとうまくいかないから
  • なぜうまくいかないと嫌なのか?→成果を出したいから
  • なぜ成果を出したいのか?→達成感を味わいたいから
  • なぜ達成感を味わいたいのか?→チームで成し遂げることに喜びを感じるから

→ 価値観:「チームで成果を出すこと」

3-6. ⑥強み・弱みリスト

強み・弱みをリストアップして整理するシンプルな方法です。

強み 具体的なエピソード
粘り強さ ゼミで何度も修正しながら卒論を完成させた
傾聴力 アルバイトでお客様の話をしっかり聞いて対応
計画力 旅行の計画を細かく立てて実行
弱み 改善への取り組み
心配性 「まずやってみる」を意識
完璧主義 「70%でOK」と考えるようにしている

4. 強みの見つけ方と例文

4-1. 強みの見つけ方

強みを見つける3つの方法:

方法 やり方
経験から見つける 成功体験を振り返り、そこで発揮した力を言語化
他己分析 友人や家族に「私の強みは?」と聞く
診断ツール ストレングスファインダーなどを活用

4-2. よくある強みリスト

自分に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。

カテゴリ 強みの例
対人関係 傾聴力、巻き込み力、共感力、リーダーシップ、チームワーク
思考・分析 論理的思考力、分析力、課題発見力、計画力
行動・実行 行動力、粘り強さ、継続力、主体性、責任感
創造性 発想力、柔軟性、好奇心

4-3. 強みの例文(自己PR)

例文①:巻き込み力

私の強みは「人を巻き込む力」です。大学のサークルで新歓イベントを企画した際、最初はメンバーの協力が得られませんでした。そこで、一人ひとりと個別に話し、それぞれの強みを活かせる役割を提案しました。結果、全員が積極的に参加し、前年比1.5倍の新入生を獲得できました。この経験から、相手の立場を理解し、巻き込んでいくことの大切さを学びました。御社でも、チームで成果を出す力を発揮したいと考えています。

例文②:粘り強さ

私の強みは「粘り強さ」です。ゼミで卒業論文に取り組んだ際、何度も教授からフィードバックをもらい、10回以上書き直しました。途中で挫折しそうになりましたが、「最後までやり切る」と決め、毎日少しずつ進めました。結果、ゼミで最優秀賞を受賞することができました。この経験から、困難があっても諦めずに取り組むことの大切さを学びました。


5. 弱みの見つけ方と伝え方

5-1. 弱みの見つけ方

方法 やり方
失敗体験から 失敗した時、何が原因だったかを振り返る
苦手なことから やっていて辛いこと、避けてしまうこと
他己分析 「私の弱みは?」と聞く

5-2. 弱みの伝え方(面接対策)

弱みを聞かれた時のポイント:

  1. 致命的な弱みを言わない(「時間を守れない」「責任感がない」など)
  2. 改善への取り組みをセットで伝える
  3. 強みの裏返しとして伝えてもOK

5-3. 弱みの例文

例文①:心配性

私の弱みは「心配性」なところです。物事を始める前に、リスクを考えすぎてしまうことがあります。そこで最近は、「まず小さく始めてみる」ことを意識しています。考えすぎる前に行動することで、心配が杞憂だったと分かることも多く、改善できてきています。

例文②:完璧主義

私の弱みは「完璧主義」なところです。細部にこだわりすぎて、時間がかかることがあります。そこで、「70%の完成度でまず出す」ことを意識し、フィードバックをもらいながら改善するスタイルに変えました。結果として、より早く成果を出せるようになりました。


6. 自己分析を志望動機に活かす

6-1. 志望動機に自己分析を活かす方法

志望動機 = 自分の価値観・強み × 企業の特徴

自己分析で見つけた「自分が大切にしていること」「自分の強み」を、企業の特徴と結びつけます。

6-2. 志望動機の構成

要素 内容
①業界・企業を志望する理由 なぜこの業界か、なぜ御社か
②自分の価値観・強みとの結びつき 自己分析から得た価値観・強みがなぜ合うか
③入社後にやりたいこと 具体的にどう貢献したいか

6-3. 志望動機の例文

私が御社を志望する理由は、「チームで新しい価値を生み出す」という御社の理念に共感したからです。私は大学のサークル活動で、メンバーを巻き込みながら新しいイベントを企画し、成果を出した経験があります。この経験を通じて、チームで何かを成し遂げることにやりがいを感じるようになりました。御社は若手にも挑戦の機会が多いと聞いています。入社後は、人を巻き込む力を活かして、チームで成果を出すことに貢献したいと考えています。


7. 自己分析のよくある失敗と対策

7-1. 失敗①:終わりが見えない

対策:

  • ゴールを決める(「5つのエピソードを深掘りする」「強みを3つ見つける」など)
  • 時間を決める(「今日は2時間だけやる」など)
  • 完璧を求めない(70%でOK、後から追加できる)

7-2. 失敗②:抽象的なまま終わる

対策:

  • 必ず「具体的なエピソード」とセットにする
  • 「なぜ?」を5回繰り返して深掘りする

7-3. 失敗③:一人でやって行き詰まる

対策:

  • 他己分析を取り入れる(友人、家族、先輩に聞く)
  • 就活仲間と一緒にやる
  • キャリアセンターやOB/OGに相談する

7-4. 失敗④:ネガティブな面ばかり見てしまう

対策:

  • 成功体験も意識的に振り返る
  • 「弱み」は「改善中」として伝える
  • 強みと弱みは表裏一体と捉える

よくある質問(FAQ)

Q1. 自己分析はいつから始めるべきですか?

A. 就活本格化の半年前(大学3年の春〜夏)から始めるのがおすすめです。

ただし、早すぎることはありません。早く始めれば、インターン選考にも活かせます。

Q2. 自己分析にどのくらい時間をかけるべきですか?

A. まずは10〜20時間を目安に。

ただし、一度で完璧にする必要はありません。就活を進めながら、ブラッシュアップしていきましょう。

Q3. 強みが見つかりません。

A. 「他者から褒められたこと」「長く続けていること」「自然にできること」を振り返ってみましょう。

また、他己分析で友人や家族に聞いてみるのも有効です。

Q4. エピソードがありません。

A. 「大きなエピソード」でなくてOKです。

日常の中の小さな経験でも、深掘りすれば十分使えます。アルバイト、授業、趣味、何でもOKです。

Q5. 自己分析と他己分析、どちらが大切ですか?

A. 両方大切です。

自己分析だけでは「盲点」に気づけません。他己分析を取り入れることで、客観的な視点が得られます。

Q6. 自己分析の結果と、企業が求める人材が合わない場合は?

A. 無理に合わせる必要はありません。

自分に合わない企業に入っても、長続きしません。自己分析に基づいて、自分に合った企業を選びましょう。

Q7. 自己分析ツール(診断テスト)は使うべきですか?

A. 補助として使うのは有効です。

ただし、ツールの結果だけでなく、自分で振り返ることも大切です。

Q8. 自己分析をやり直したくなったら?

A. やり直してOKです。

就活を進める中で新たな気づきがあれば、追加・修正していきましょう。


まとめ

自己分析は就活の土台です。過去の経験を洗い出し、深掘りし、共通点を見つけ、強み・弱みを言語化しましょう。フレームワークを活用すれば、効率的に進められます。

この記事の要点

ポイント 内容
自己分析とは 自分を深く理解すること
5つのステップ 洗い出し→深掘り→共通点→言語化→将来と結びつける
フレームワーク 自分史、モチベーショングラフ、WILL-CAN-MUST、ジョハリの窓、なぜなぜ分析
ゴール ES・面接で「自分の言葉」で語れること

自己分析を成功させる20か条

  1. 過去の経験を洗い出す
  2. 成功体験も失敗体験も振り返る
  3. 「なぜ?」を5回繰り返す
  4. 複数のエピソードから共通点を見つける
  5. 強みを具体的なエピソードとセットにする
  6. 弱みは改善への取り組みとセットで
  7. 他己分析を取り入れる
  8. 完璧を求めすぎない
  9. 時間を決めて取り組む
  10. フレームワークを活用する
  11. ツールは補助として使う
  12. 志望動機と結びつける
  13. 自己PRに活かす
  14. 就活仲間と一緒にやる
  15. キャリアセンターを活用する
  16. OB/OGに相談する
  17. 就活を進めながらブラッシュアップ
  18. 無理に企業に合わせない
  19. 自分に合った企業を選ぶ
  20. 楽しむ

今日からのアクションプラン

  1. 今日:過去の経験を10個書き出してみる
  2. 今週:印象深いエピソード3つを深掘りする
  3. 今月:強み・弱みを3つずつ言語化し、自己PRの原稿を作る

自己分析は就活の土台です。今日から始めて、自分の言葉で語れる準備をしましょう。


関連記事

Cheese Editorial Team
AUTHOR

Cheese Editorial Team

キャリア・自己理解メディア

アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

SHARE THIS ARTICLE

このキャリアについて相談する

アソベンチャーチーズでは、あなたのスキルに合った副業案件を無料で診断します。
まずはカジュアル面談から。

キャリア相談を予約する