
「自己分析って何をすればいいの?」 「自己分析のやり方が分からない」 「何時間やっても終わらない気がする」 「自己分析した結果をどう使えばいいの?」 「ESや面接で答えられるようになりたい」
こんな悩みを抱えていませんか?
自己分析は就活の土台です。自己分析がしっかりできていれば、ES(エントリーシート)も面接もスムーズに進みます。逆に、自己分析が曖昧だと、「なぜ御社なのか」「あなたの強みは」という質問に答えられず、選考に通りません。
しかし、多くの就活生が自己分析のやり方に迷っています。何から始めればいいのか、どこまでやればいいのか、終わりが見えないと感じている人も多いでしょう。
この記事では、自己分析の具体的なやり方を、すぐに使えるフレームワークと例文付きで徹底解説します。この記事を読めば、自己分析の全体像が分かり、ESや面接で使える「自分の言葉」を見つけられます。
この記事を読むと分かること:
自己分析とは、自分自身を深く理解することです。
具体的には、以下のようなことを明らかにします。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 強み | 自分が得意なこと、他者より優れていること |
| 弱み | 苦手なこと、改善すべきこと |
| 価値観 | 大切にしていること、譲れないこと |
| 興味・関心 | 好きなこと、ワクワクすること |
| 経験 | これまでに何をしてきたか |
| 将来 | どうなりたいか、何をしたいか |
自己分析が必要な3つの理由:
| 理由 | 説明 |
|---|---|
| ESで書けるようになる | 自己PRやガクチカの材料が見つかる |
| 面接で答えられるようになる | 「なぜ?」に自信を持って答えられる |
| 企業選びの軸ができる | 自分に合った企業を選べる |
自己分析ができていないと、ESは漠然とした内容になり、面接では「なぜ?」と深掘りされた時に答えられません。また、どんな企業を選べばいいか分からず、就活の軸がブレてしまいます。
**自己分析のゴールは「自分の言葉で語れること」**です。
以下の質問に、自信を持って答えられるようになることを目指しましょう。
自己分析は、以下の5つのステップで進めます。
まず、これまでの経験を洗い出しましょう。
小学校から現在までの経験を、以下のカテゴリで書き出します。
| カテゴリ | 例 |
|---|---|
| 部活動・サークル | サッカー部でキャプテン、軽音サークルでライブ企画 |
| アルバイト | 飲食店で接客、塾講師で指導 |
| 学業・研究 | ゼミでのプレゼン、卒論のテーマ |
| ボランティア・課外活動 | NPOでの活動、海外ボランティア |
| 趣味・プライベート | 旅行、読書、ゲーム |
| 人間関係 | 友人関係で悩んだこと、リーダー経験 |
書き出すポイント:
洗い出した経験の中から、印象深いエピソードを深掘りします。
以下の質問に答える形で、エピソードを掘り下げましょう。
| 質問 | 目的 |
|---|---|
| 何をしたか? | 具体的な行動を明確に |
| なぜそれをしたか? | 動機、価値観を知る |
| どんな困難があったか? | 課題、壁を明確に |
| どう乗り越えたか? | 自分の強みを見つける |
| 結果はどうだったか? | 成果を明確に |
| 何を学んだか? | 成長、気づきを言語化 |
深掘りの例:
エピソード:大学のサークルで新歓イベントを企画した
- 何をしたか?:新入生向けのイベントを企画・運営した
- なぜ?:サークルの人数が減っていて、新入生を増やしたかった
- 困難:予算が少なく、場所も確保できず、メンバーの協力も得にくかった
- 乗り越え方:まずメンバー一人ひとりと話して協力を得た。予算は協賛を集めた。場所は交渉して安く借りた
- 結果:前年比1.5倍の新入生が加入
- 学び:人を巻き込むこと、諦めずに方法を探すことの大切さ
複数のエピソードから共通点を見つけます。
深掘りしたエピソードを並べて、「何度も出てくるキーワード」「共通する行動パターン」を探しましょう。
例:
| エピソード | 共通点 |
|---|---|
| サークルで新歓企画 → 人を巻き込んだ | 巻き込み力 |
| アルバイトでシフト調整 → 人を巻き込んだ | 巻き込み力 |
| ゼミでグループワーク → みんなで成果を出した | チームワーク |
共通点が「強み」や「価値観」になります。
見つかった共通点を、「強み」「弱み」として言語化します。
| カテゴリ | 例 |
|---|---|
| 強み | 人を巻き込む力、粘り強さ、計画力、傾聴力 |
| 弱み | 心配性、完璧主義、一人で抱え込みがち |
強みの言語化のコツ:
自己分析の結果を、将来の目標や志望動機に結びつけます。
| 質問 | 考えること |
|---|---|
| 強みを活かせる仕事は? | 自分の強みが発揮できる職種・業界 |
| 価値観に合う環境は? | 自分が大切にすることを実現できる企業 |
| 将来どうなりたい? | 5年後、10年後のイメージ |
これにより、「なぜこの業界か」「なぜ御社か」に答えられるようになります。
自己分析に使えるフレームワークを6つ紹介します。
自分史は、小学校から現在まで時系列でめの経験を振り返る方法です。
| 時期 | 出来事 | 感情 | 学び |
|---|---|---|---|
| 小学校 | サッカーを始めた | 楽しかった | 継続の大切さ |
| 中学校 | 部活でレギュラー落ち | 悔しかった | 努力の重要性 |
| 高校 | 受験に失敗 | 辛かった | 計画性の必要性 |
| 大学 | サークルでリーダー | やりがい | 人を巻き込む力 |
モチベーショングラフは、人生のモチベーションの上がり下がりをグラフで可視化する方法です。
横軸に時間(小学校〜現在)、縦軸にモチベーション(高い・低い)を取り、グラフを描きます。
モチベーションが上がる時のパターンから、自分が大切にしていることが見えてきます。
WILL-CAN-MUSTは、3つの視点で自分を分析するフレームワークです。
| 視点 | 意味 | 質問 |
|---|---|---|
| WILL | やりたいこと | 何をしたいか?どうなりたいか? |
| CAN | できること | 何ができるか?強みは? |
| MUST | 求められること | 社会や企業から何を求められるか? |
この3つが重なるところが、自分に合った仕事です。
ジョハリの窓は、自分と他者の視点を組み合わせるフレームワークです。
| 自分が知っている | 自分が知らない | |
|---|---|---|
| 他者が知っている | 開放の窓 | 盲点の窓 |
| 他者が知らない | 秘密の窓 | 未知の窓 |
他己分析(友人や家族に自分について聞く)を行うことで、「盲点の窓」を発見できます。
なぜなぜ分析は、「なぜ?」を5回繰り返して本質に迫る方法です。
例:
- なぜサークルでリーダーをやったのか?→みんなをまとめたかったから
- なぜまとめたかったのか?→バラバラだとうまくいかないから
- なぜうまくいかないと嫌なのか?→成果を出したいから
- なぜ成果を出したいのか?→達成感を味わいたいから
- なぜ達成感を味わいたいのか?→チームで成し遂げることに喜びを感じるから
→ 価値観:「チームで成果を出すこと」
強み・弱みをリストアップして整理するシンプルな方法です。
| 強み | 具体的なエピソード |
|---|---|
| 粘り強さ | ゼミで何度も修正しながら卒論を完成させた |
| 傾聴力 | アルバイトでお客様の話をしっかり聞いて対応 |
| 計画力 | 旅行の計画を細かく立てて実行 |
| 弱み | 改善への取り組み |
|---|---|
| 心配性 | 「まずやってみる」を意識 |
| 完璧主義 | 「70%でOK」と考えるようにしている |
強みを見つける3つの方法:
| 方法 | やり方 |
|---|---|
| 経験から見つける | 成功体験を振り返り、そこで発揮した力を言語化 |
| 他己分析 | 友人や家族に「私の強みは?」と聞く |
| 診断ツール | ストレングスファインダーなどを活用 |
自分に当てはまるものがないか、チェックしてみましょう。
| カテゴリ | 強みの例 |
|---|---|
| 対人関係 | 傾聴力、巻き込み力、共感力、リーダーシップ、チームワーク |
| 思考・分析 | 論理的思考力、分析力、課題発見力、計画力 |
| 行動・実行 | 行動力、粘り強さ、継続力、主体性、責任感 |
| 創造性 | 発想力、柔軟性、好奇心 |
例文①:巻き込み力
私の強みは「人を巻き込む力」です。大学のサークルで新歓イベントを企画した際、最初はメンバーの協力が得られませんでした。そこで、一人ひとりと個別に話し、それぞれの強みを活かせる役割を提案しました。結果、全員が積極的に参加し、前年比1.5倍の新入生を獲得できました。この経験から、相手の立場を理解し、巻き込んでいくことの大切さを学びました。御社でも、チームで成果を出す力を発揮したいと考えています。
例文②:粘り強さ
私の強みは「粘り強さ」です。ゼミで卒業論文に取り組んだ際、何度も教授からフィードバックをもらい、10回以上書き直しました。途中で挫折しそうになりましたが、「最後までやり切る」と決め、毎日少しずつ進めました。結果、ゼミで最優秀賞を受賞することができました。この経験から、困難があっても諦めずに取り組むことの大切さを学びました。
| 方法 | やり方 |
|---|---|
| 失敗体験から | 失敗した時、何が原因だったかを振り返る |
| 苦手なことから | やっていて辛いこと、避けてしまうこと |
| 他己分析 | 「私の弱みは?」と聞く |
弱みを聞かれた時のポイント:
例文①:心配性
私の弱みは「心配性」なところです。物事を始める前に、リスクを考えすぎてしまうことがあります。そこで最近は、「まず小さく始めてみる」ことを意識しています。考えすぎる前に行動することで、心配が杞憂だったと分かることも多く、改善できてきています。
例文②:完璧主義
私の弱みは「完璧主義」なところです。細部にこだわりすぎて、時間がかかることがあります。そこで、「70%の完成度でまず出す」ことを意識し、フィードバックをもらいながら改善するスタイルに変えました。結果として、より早く成果を出せるようになりました。
志望動機 = 自分の価値観・強み × 企業の特徴
自己分析で見つけた「自分が大切にしていること」「自分の強み」を、企業の特徴と結びつけます。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| ①業界・企業を志望する理由 | なぜこの業界か、なぜ御社か |
| ②自分の価値観・強みとの結びつき | 自己分析から得た価値観・強みがなぜ合うか |
| ③入社後にやりたいこと | 具体的にどう貢献したいか |
私が御社を志望する理由は、「チームで新しい価値を生み出す」という御社の理念に共感したからです。私は大学のサークル活動で、メンバーを巻き込みながら新しいイベントを企画し、成果を出した経験があります。この経験を通じて、チームで何かを成し遂げることにやりがいを感じるようになりました。御社は若手にも挑戦の機会が多いと聞いています。入社後は、人を巻き込む力を活かして、チームで成果を出すことに貢献したいと考えています。
対策:
対策:
対策:
対策:
A. 就活本格化の半年前(大学3年の春〜夏)から始めるのがおすすめです。
ただし、早すぎることはありません。早く始めれば、インターン選考にも活かせます。
A. まずは10〜20時間を目安に。
ただし、一度で完璧にする必要はありません。就活を進めながら、ブラッシュアップしていきましょう。
A. 「他者から褒められたこと」「長く続けていること」「自然にできること」を振り返ってみましょう。
また、他己分析で友人や家族に聞いてみるのも有効です。
A. 「大きなエピソード」でなくてOKです。
日常の中の小さな経験でも、深掘りすれば十分使えます。アルバイト、授業、趣味、何でもOKです。
A. 両方大切です。
自己分析だけでは「盲点」に気づけません。他己分析を取り入れることで、客観的な視点が得られます。
A. 無理に合わせる必要はありません。
自分に合わない企業に入っても、長続きしません。自己分析に基づいて、自分に合った企業を選びましょう。
A. 補助として使うのは有効です。
ただし、ツールの結果だけでなく、自分で振り返ることも大切です。
A. やり直してOKです。
就活を進める中で新たな気づきがあれば、追加・修正していきましょう。
自己分析は就活の土台です。過去の経験を洗い出し、深掘りし、共通点を見つけ、強み・弱みを言語化しましょう。フレームワークを活用すれば、効率的に進められます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 自己分析とは | 自分を深く理解すること |
| 5つのステップ | 洗い出し→深掘り→共通点→言語化→将来と結びつける |
| フレームワーク | 自分史、モチベーショングラフ、WILL-CAN-MUST、ジョハリの窓、なぜなぜ分析 |
| ゴール | ES・面接で「自分の言葉」で語れること |
自己分析は就活の土台です。今日から始めて、自分の言葉で語れる準備をしましょう。
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