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就活コラム

【2026-2027卒】就活二極化時代の生存戦略|早期組29%vs後発組70%の勝ち筋

2026年1月12日
Cheese Editorial Team
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【2026-2027卒】就活二極化時代の生存戦略|早期組29%vs後発組70%の勝ち筋

はじめに:就活市場は「二極化」している

「周りはもう内定を持っているのに、自分はまだ何もしていない……」

この焦りを感じている就活生は多い。学情のレポートによると、就活市場では**「早期組」と「後発組」の二極化**が進んでいる。

大学キャリアセンターの報告では、「学生の自主報告ベースで8割が内定保有」という状況がある一方、「動き出しが遅い学生も一定数いて秋頃まで混在(二極化)していた」という記述もある。

27卒の11月末時点での内々定率は29.3%。つまり、約3割が早期内定を取得し、約7割はまだ内定を持っていない。

この二極化した市場で、どちらの立場でも勝てる戦略を解説する。


第1章:二極化の実態を理解する

データで見る二極化

指標 早期組 後発組
内々定率(11月末時点) 29.3% 70.7%が未取得
理系の早期内定率 約40% 約60%が未取得
動き出し時期 3年夏〜秋 3年冬〜4年春
主な選考ルート インターン経由、スカウト型 本選考、追加募集

キャリアセンター担当者の声

大学キャリアセンターからの報告によると:

「早期化の一方で動き出しが遅い学生も一定数いて、秋頃まで混在していた」

「学内イベント参加者が昨年より減った報告が目立つ」

「27卒も、早期選考参加が増える一方で準備が進んでいない層もいる」

これらの声は、二極化が確実に進んでいることを示している。


第2章:なぜ二極化が進むのか

早期化の加速要因

1. インターン経由採用の一般化

インターンで高評価だった学生への早期選考案内が標準化。インターンに参加しないと、早期選考の土俵に乗れない。

2. 通年採用の増加

53.4%の企業が通年採用を実施。年間を通じて選考が行われるため、早く動いた人が先に内定を取る。

3. スカウト型サービスの普及

OfferBox、キミスカなどの普及により、早期からプロフィールを登録していた学生がオファーを受け取る。

後発組が生まれる要因

1. 部活・サークル・研究への没頭

「引退してから就活」と考える学生は、結果的に後発組になりやすい。

2. 「まだ早い」という誤解

3月解禁のイメージが根強く、3年冬まで動かない学生も多い。

3. 自己分析の未完了

自己分析が進まず、方向性が定まらないまま時間が経過するパターン。

4. 情報格差

就活情報に触れる機会が少ない学生は、早期化の流れに乗り遅れやすい。


第3章:早期組の勝ちパターン

早期組の典型的なタイムライン

時期 アクション
3年4月 自己分析開始、就活サイト登録
3年5〜6月 サマーインターンエントリー
3年7月 インターン選考(ES、面接)
3年8〜9月 サマーインターン参加
3年10月 早期選考開始
3年11月 内々定獲得
3年12月〜 複数内定で比較検討

早期組の強み

1. 精神的余裕

早期に内定を取ることで、その後の就活を余裕を持って進められる。

2. 選択肢の確保

早期に動くほど、多くの企業を見る時間がある。

3. 面接慣れ

早期から面接を経験することで、本命企業の選考に万全の状態で臨める。

早期組の注意点

1. 燃え尽き症候群

早期から全力で走ると、途中で疲れてしまうことも。ペース配分が重要。

2. 焦って決めすぎ

最初に取った内定に安心し、本当に行きたい企業を見逃す可能性。

3. 視野が狭くなる

インターン経由で知った企業に偏り、業界全体を見渡せなくなることも。


第4章:後発組の逆転戦略

後発組でも間に合う理由

1. 本選考は3月〜6月がメイン

早期選考で採用枠が埋まっても、本選考で多くの採用が行われる。

2. 内定辞退による追加募集

早期内定者の辞退により、優良企業でも追加募集が発生する。

3. 中小・ベンチャー企業の存在

大手に比べて採用競争が緩やかで、後発組でも十分チャンスがある。

後発組の逆転タイムライン

時期 アクション
3年12月 自己分析を1週間で完了
3年1月 業界研究、企業リスト作成
3年2月 ES量産、Webテスト対策
3年3月 エントリーラッシュ
4年4〜5月 面接ラッシュ
4年6月 内々定獲得

後発組の勝ち筋

1. 短期集中で追い上げ

早期組が数ヶ月かけてやったことを、1〜2ヶ月で凝縮して実行する。

2. 本選考に全力投球

インターン経由ではなく、本選考一本で勝負。その分、準備を完璧にする。

3. 中小・ベンチャーを視野に

大手だけでなく、BtoB企業や成長中のベンチャーも検討する。

4. エージェントを活用

就活エージェントを使えば、効率的に企業とマッチングできる。


第5章:どちらの立場でも重要な3つの基盤

基盤1:自己分析の完成度

早期組でも後発組でも、自己分析の深さが選考突破を左右する。

最低限やるべきこと:

  • モチベーショングラフ作成
  • 強み・弱みの言語化
  • 価値観の明確化
  • 「なぜ?」を5回繰り返す

基盤2:企業との接点の量

選考に進むには、まずエントリーが必要だ。

目安:

  • 早期組:インターン10社以上エントリー
  • 後発組:本選考30社以上エントリー

基盤3:面接力

最終的に内定を決めるのは面接。練習量がものを言う。

目安:

  • 模擬面接10回以上
  • 本番面接5社以上を経験してから本命企業へ

第6章:企業側の動きを読む

26卒採用の終盤戦

学情のレポートによると、26卒採用は終盤で多くの企業が計画達成の目途をつけつつも、**「予期せぬ内定辞退」**に悩む企業がある。

つまり、追加募集のチャンスがあるということだ。

27卒への呼び込み

27卒は「年内選考への呼び込み」が顕著。企業は様々な工夫をしている:

  • 適性検査フィードバックの提供
  • 個別面談の実施
  • 自己分析ワークショップ開催

これらのイベントに参加することで、選考優遇を受けられる可能性がある。

学生の「厳選型」傾向

一方、学生側は「志望度の高い企業に絞る厳選型」が主流になっている。

これは企業にとっては痛手。だからこそ、熱意を示せる学生は評価される


第7章:二極化時代のメンタル管理

焦りへの対処法

1. SNSから距離を置く

「内定取れた!」という投稿を見ると焦る。就活期間中はSNSの使い方を意識しよう。

2. 「自分のペース」を認める

周囲と比べても、何も良いことはない。昨日の自分と比べよう。

3. 焦りを「行動」に変換する

焦りを感じたら、その感情を行動エネルギーに変える。

孤独への対処法

1. 就活仲間を作る

同じ状況の仲間がいると、情報共有も精神的支えにもなる。

2. キャリアセンターを頼る

大学のキャリアセンターは無料で相談できる。積極的に活用しよう。

3. 家族に話す

就活の状況を家族に共有することで、精神的な負担が軽減される。


第8章:業界・企業規模別の戦略

大手企業を狙う場合

早期組向け:

  • サマーインターン必須
  • 競争率が高いため、複数社参加が理想

後発組向け:

  • 本選考に全力
  • 追加募集・二次募集も狙い目

中堅企業を狙う場合

  • 大手ほど早期化していない
  • 本選考からでも十分チャンスあり
  • BtoB企業は穴場

ベンチャー企業を狙う場合

  • 通年採用が主流
  • スピード感のある選考
  • 後発組でも即内定の可能性

第9章:今すぐ始めるアクションリスト

早期組(すでに動いている人)

□ 冬インターンのエントリーを完了する
□ 早期選考の案内が来たら即応募する
□ 志望企業の深掘りを進める
□ 複数内定を目指してポートフォリオを組む
□ 内定が出たら入社意思を固める準備をする

後発組(これから始める人)

□ 今日中に自己分析を1時間行う
□ 今週中に就活サイトに登録する
□ 来週中にエントリー企業10社をリストアップする
□ 来月中に本選考ESを5社分完成させる
□ 2月末までに模擬面接を3回実施する

どちらにも共通

□ Webテスト対策を毎日30分行う
□ 業界ニュースを毎日チェックする
□ 週1回は模擬面接を実施する
□ 志望動機を文字にして言語化する
□ 友人・先輩からフィードバックをもらう

第10章:まとめと最終メッセージ

本記事のポイント

  • 就活市場は**「早期組」と「後発組」の二極化**が進行中
  • 27卒の11月末時点内々定率は29.3%
  • 早期組は「余裕」と「選択肢」が強み
  • 後発組は「短期集中」と「本選考一本勝負」で逆転可能
  • どちらの立場でも、自己分析・エントリー数・面接力が勝敗を分ける

最終メッセージ

二極化が進む就活市場において、大切なのは**「自分の立ち位置を正確に把握すること」**だ。

早期組なら、その優位性を最大限に活かす。 後発組なら、短期集中で追い上げる。

どちらのルートを選んでも、ゴールは同じ——納得のいく就職先を見つけること

焦りや不安に負けず、自分のペースで進んでいこう。あなたの就活を応援している。


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