
「まだ3年になったばかりなのに、もう就活のこと考えるの?」
残念ながら、答えはYESだ。ベネッセi-キャリアの調査によると、**インターン等プログラムの選考開始時期は「大学3年生4〜5月まで」が48.6%**を占める。
つまり、約半数の企業が3年の春からインターン選考を始めているということ。これに乗り遅れると、早期選考のチャンスを逃してしまう。
本記事では、インターン選考の早期化に対応するための具体的な準備方法を解説する。
| 時期 | 企業の割合 |
|---|---|
| 大学3年生4〜5月まで | 48.6% |
| 大学3年生6月 | 25.3% |
| 大学3年生7月以降 | 18.7% |
| 特に決まっていない | 7.4% |
約半数の企業が3年の春に選考を開始している。6月を含めれば、7割以上が夏前に動き出している。
同調査では、大学側の認識も調査されている。「3年4〜5月まで」に選考が始まるという認識は**53.4%**で、企業側の実態とほぼ一致している。
大学もこの早期化を把握しており、キャリアセンターのサポートも前倒しになっている。
1. 優秀な学生の囲い込み競争
人気企業は、早期にインターンを通じて学生をスクリーニングし、優秀な人材を確保したい。
2. インターン経由採用の一般化
インターンで高評価だった学生に早期選考を案内する流れが定着。実質的に「インターン選考=採用選考」になっている。
3. 通年採用との連動
53.4%の企業が通年採用を実施しており、その一環としてインターンからの早期選考が組み込まれている。
1. 準備開始時期の前倒し
3年春に選考があるなら、2年冬から準備を始める必要がある。
2. 就活と学業の両立問題
授業やゼミ、サークル活動との両立がより難しくなる。
3. 焦りの増大
「周りがもう動いている」という焦りを感じやすくなる。
| 順位 | 項目 | 割合 |
|---|---|---|
| 1 | 人柄や性格 | 59.5% |
| 2 | 自社への熱意 | 43.5% |
| 3 | 汎用的スキル | 42.6% |
これはインターン選考にも適用される。特に、**「熱意」**はインターン選考で重視されやすい。
1. ES(エントリーシート)
2. Webテスト
3. 面接/GD(グループディスカッション)
| 時期 | やること |
|---|---|
| 2年12月 | 就活情報サイトに登録、情報収集開始 |
| 2年1月 | 自己分析開始(モチベーショングラフ) |
| 2年2月 | 業界研究開始(3業界を深掘り) |
| 2年3月 | ES文章の素材作成(自己PR、ガクチカ) |
| 3年4月 | インターンエントリー開始 |
| 3年5月 | Webテスト対策、面接練習 |
| 3年6月 | 選考本番 |
インターン選考では「なぜこの業界・企業なのか」が問われる。自己分析ができていないと、説得力のある志望動機が書けない。
やるべきこと:
あまりにも広く浅く見ていると、志望動機が薄くなる。まずは3業界に絞って深掘りしよう。
おすすめの進め方:
質問1:インターンの志望動機(300〜400字)
【構成】
・業界/企業への興味(なぜ興味を持ったか)
・インターンで学びたいこと(具体的に)
・自分の経験との接点(どう活かせるか)
【例文】
私はIT業界に興味があり、中でも御社のDX支援事業に関心を持っています。大学でプログラミングを学ぶ中で、技術が企業の課題解決にどう貢献するかを探究したいと考えるようになりました。御社のインターンシップでは、実際のプロジェクトに参加することで、技術とビジネスの接点を体感したいと考えています。ゼミでのチームプロジェクト経験を活かし、積極的に貢献したいです。
質問2:学生時代に力を入れたこと(400字)
【構成:STAR法】
・Situation:状況
・Task:課題
・Action:行動
・Result:結果
【例文】
私は大学祭実行委員として、来場者数の向上に取り組みました(S)。前年比20%減という課題に対し、広報改革が必要だと考えました(T)。SNS運用チームを立ち上げ、週3回の投稿と毎日のストーリー更新を3ヶ月間続けました。また、インフルエンサーへの協力依頼も行いました(A)。結果、フォロワー数は500人から3,000人に増加し、来場者数は前年比30%増を達成しました(R)。
| テスト名 | 特徴 | 対策 |
|---|---|---|
| SPI | 最もメジャー | 問題集を2周 |
| 玉手箱 | 制限時間が厳しい | スピード重視の練習 |
| TG-WEB | 難易度高め | パターンを把握 |
| CAB/GAB | IT・コンサル向け | 専用問題集で対策 |
1. SPI問題集を1冊購入し、2周する
言語・非言語両方をカバー。苦手分野を重点的に。
2. 本番と同じ環境で練習する
PC、静かな部屋、時間制限あり。本番を想定して練習。
3. 5月までに1回は模試を受ける
実力を把握し、弱点を特定。
1. 結論から簡潔に
長々と話さず、30秒〜1分程度で。
2. 具体例を入れる
抽象的な話ではなく、自分の経験に基づいて。
3. 熱意を見せる
「どうしても参加したい」という気持ちを伝える。
パターン1:優秀者に早期選考案内
インターンで高評価だった学生に、秋〜冬に早期選考の案内が届く。
パターン2:フォローイベントへの招待
懇親会、座談会、会社説明会への招待。参加者は選考でも優遇されることが多い。
パターン3:リクルーター面談
個別にリクルーターがつき、選考のアドバイスや推薦をしてもらえる。
1. 積極的に発言する
グループワークでは率先して意見を出す。
2. 人事・社員との接点を作る
懇親会で話しかける、質問する。
3. 振り返りレポートを提出する
感謝のメールとともに、学びを言語化して送る。
パターン1:まだ何も始めていない
□ 今日中に就活サイトに登録
□ 今週中に自己分析を開始
□ 来週中にインターン10社リストアップ
□ 5月末までにES完成
パターン2:自己分析は始めている
□ 業界研究を加速
□ ESの下書きを3社分作成
□ Webテスト対策開始
□ 模擬面接を1回実施
パターン3:サマーインターンに間に合わなかった
□ 秋冬インターンを狙う
□ 通年採用企業をリストアップ
□ スカウト型サービスを活用
□ 本選考に向けて準備を加速
□ 自己分析を開始する(まだの人)
□ 興味のある業界を3つ選ぶ
□ インターンに応募したい企業を10社リストアップ
□ ESの下書きを1本書く
□ SPI問題集を購入する
早期化の波に乗り遅れないよう、今日から動き出そう。
関連記事:
SHARE THIS ARTICLE