
「Webマーケティングの仕事がしたい」 「SNSで流行を作りたい」 「数字で結果が出る仕事がしたい」
就活生に大人気のデジタルマーケティング(Webマーケティング)業界。 2021年にはネット広告費がマスコミ4媒体(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)の合計を超え、名実ともに広告の主役となりました。
しかし、「キラキラしてそう」というイメージだけで入社すると、泥臭い数字管理と終わらないPDCAにギャップを感じる人が多いのも事実です。
この記事では、デジタルマーケティング業界の仕組み、主要プレイヤー、職種ごとの仕事内容、そしてAI時代の将来性をリアルに解説します。
従来の広告(テレビCMなど)は「番組の枠」を買っていましたが、デジタル広告は**「ユーザー(人)」**をターゲティングします。
最大の特徴は、「いくら使って、いくら売れたか」が1円単位で分かることです。 この「費用対効果(ROAS/CPA)」を合わせるために、日々入札額やクリエイティブ(画像・動画)を調整するのが主な業務です。
業界は大きく3つに分かれます。
Web広告の運用を代行する企業。業界の中心です。
Webサイト制作やSEO対策、ツール提供を行う企業。
自社の商品を自社でマーケティングする企業。
一口に「Webマーケター」と言っても、役割は全く違います。
クライアントの課題を聞き出し、予算を獲得し、戦略を提案する司令塔。 求められる力:提案力、調整力、数字へのコミット。
GoogleやMeta(Facebook/Instagram)の管理画面を操作し、日々の入札調整や分析を行う職人。 求められる力:分析力、論理的思考力、細かい作業への耐性。
検索順位を上げるためのサイト設計やコンテンツ制作を行う。 求められる力:検索エンジンの仕組み理解、編集力、地道な改善。
バナー広告や動画広告、LP(ランディングページ)の企画・制作を行う。 求められる力:デザイン知識、コピーライティング、「売れる」表現力。
Webは24時間365日動いています。トラブルがあれば土日でも対応が必要なことも。 特に代理店は、複数のクライアントを抱えるため業務量は多くなりがちです。 **「成長痛を楽しめる人」**でないと続きません。
ChatGPTや画像生成AIの登場で、広告文の作成やバナー制作は自動化が進んでいます。 これからのマーケターに求められるのは、作業者(オペレーター)ではなく、**「AIを使いこなして戦略を描く(ディレクター)」**能力です。
就活生が受けるべき主要企業をピックアップしました。
| 企業名 | 特徴 | 求める人物像 |
|---|---|---|
| サイバーエージェント | 業界の圧倒的王者。メディア事業(Abema)も持つ。 | 素直でいいやつ、21世紀を代表する会社を作りたい人 |
| デジタルHD(オプト) | 「誠実な野心家」。人材育成に定評あり。 | 起業家精神、自律自走できる人 |
| セプテーニ | 「ひねらんかい」。独自の採用システムとアットホームな社風。 | 個性を発揮したい人、変化に強い人 |
| デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC) | 博報堂DYグループ。メディアレップとしての強み。 | グローバル志向、メディア開発に関わりたい人 |
| アイレップ | 博報堂DYグループ。運用型広告とSEOに強い「科学する」文化。 | ロジカルに突き詰めたい人 |
A. 新卒ならポテンシャル採用なので問題ありません。 ただし、個人でブログやSNS運用をしておくと、「行動力」のアピールになり有利です。
A. 大半が文系です。 統計やプログラミング知識があれば武器になりますが、必須ではありません。論理的思考力の方が重要です。
A. 非常に独立しやすい業界です。 PC1台あれば仕事ができるため、副業やフリーランスとして独立する人は非常に多いです。
デジタルマーケティング業界は、圧倒的なスピードで成長できる環境です。 しかし、変化が激しく、常に学び続ける姿勢が必要です。
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