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就活コラム

【2026年最新】仕事で「この人に任せたい」と思われる人の特徴|上司が重要な仕事を託す5つの基準

2026年1月13日
更新: 2026年1月13日
Cheese Editorial Team
26分で読めます
【2026年最新】仕事で「この人に任せたい」と思われる人の特徴|上司が重要な仕事を託す5つの基準

はじめに

「あの人にはいつも良い仕事が回ってくるのに、自分には雑用ばかり…」 「どうすれば重要な仕事を任せてもらえるようになるのだろう」 「同期は入社1年で大きなプロジェクトを任されているのに、自分は単純作業ばかり」

このように感じたことはありませんか?

職場を見渡すと、なぜか常に重要な仕事を任されている人がいます。一方で、いくら頑張っても雑用レベルの仕事しか回ってこない人もいます。この差は一体何なのでしょうか。

結論から言うと、上司が「この人に任せたい」と思う人には共通する特徴があります。そしてそれは、単なる能力の高さではありません。「安心して任せられる」という信頼感こそが、仕事を任せてもらえるかどうかを決める最大の要因なのです。

実際、多くの上司は「能力はあるけど信頼できない人」より「能力は普通でも信頼できる人」に重要な仕事を任せる傾向があります。なぜなら、上司にとって最も避けたいのは「任せた仕事が失敗すること」だからです。

この記事では、上司が重要な仕事を任せる際に見ている5つの基準と、「任せたい人」になるための具体的な行動を徹底解説します。さらに、実際の職場でよくある事例や、段階的に信頼を獲得していくためのロードマップもお伝えします。

この記事を読むと分かること:

  • 上司が仕事を任せる人を選ぶ際の5つの基準
  • 「任せたい人」と「任せたくない人」の決定的な違い
  • 信頼を獲得するための具体的な行動パターン
  • 新人・若手が段階的に信頼を積み上げるロードマップ
  • 実際の職場で使える具体的なフレーズ集
  • 今日から始められるアクションプラン

キャリアアップを目指すすべてのビジネスパーソン、特に入社1〜3年目の若手社員や、「もっと大きな仕事を任されたい」と考えている方に読んでいただきたい内容です。


1. なぜ「任せたい人」と「任せたくない人」が生まれるのか

1-1. 仕事を任せる側の心理を深く理解する

まず、仕事を任せる側(上司・先輩)の心理を深く理解しましょう。これを理解することで、「どうすれば任せてもらえるか」が明確になります。

上司が部下に仕事を任せる際、心の中で行っている「リスク計算」があります。

上司の頭の中を覗いてみると、こんな思考プロセスが動いています:

  1. 「この仕事、誰に任せようか」(候補者を思い浮かべる)
  2. 「Aさんに任せたら、どうなるだろう」(成功確率を予測)
  3. 「失敗したら、自分にどんな影響があるか」(リスクを計算)
  4. 「進捗を細かく確認しなくても大丈夫か」(管理コストを考慮)
  5. 「期待以上の成果を出してくれるか」(リターンを予測)

この思考プロセスにおいて、上司が最も重要視しているのは**「リスクの最小化」**です。任せた仕事が失敗すれば、その責任は上司にも及びます。だからこそ、上司は「確実に成果を出してくれる人」を選びます。

上司の心理 求める要素 具体的な行動
失敗したくない 確実に完遂してくれる人 期限を必ず守る、品質を担保する
細かく管理したくない 自律的に動いてくれる人 自分で考え、適切に判断できる
問題が起きても対処できるようにしたい 適切に報告してくれる人 こまめに進捗共有、問題を即座に報告
自分の評価を上げたい 期待以上の成果を出してくれる人 プラスαの提案、高品質なアウトプット
精神的に楽でいたい 安心して任せられる人 ネガティブな報告も正直に伝える

1-2. 「能力」だけでは選ばれない理由

意外に思われるかもしれませんが、能力が高いだけでは仕事は任せてもらえません

これは多くの若手社員が誤解している点です。「スキルを磨けば仕事を任せてもらえる」と考えがちですが、実際はそうではありません。

いくら優秀でも、以下のような人には重要な仕事を任せることができません:

  • 報告をしない人(進捗が見えず不安)
  • 期限を守らない人(スケジュールが読めない)
  • 独断で進めてしまう人(意図と違う方向に進むリスク)
  • 失敗を隠す人(問題が大きくなってから発覚)
  • 感情的になりやすい人(トラブル時の対応が不安)

実際、ある調査によると、上司が部下を評価する際の優先順位は以下のようになっています:

順位 要素 重要度 理由
1位 誠実さ・正直さ ★★★★★ 信頼の土台となる
2位 コミュニケーション能力 ★★★★★ 連携がスムーズになる
3位 責任感 ★★★★★ 最後までやり遂げてくれる安心感
4位 主体性 ★★★★☆ 細かい指示を出さなくて済む
5位 専門スキル ★★★☆☆ 後から身につけられる

つまり、「信頼」は「能力」に優先するのです。

これは非常に重要なポイントです。「自分はまだスキルが足りないから…」と消極的になる必要はありません。スキルは後から身につきます。それよりも、今すぐ「信頼」を積み上げる行動を始めることが、キャリアアップへの近道なのです。

1-3. 信頼の積み立ては「貯金」と同じ

信頼は、銀行口座のようなものです。

毎日の行動で「信頼貯金」を積み立て、ある程度の残高が貯まると、大きな仕事を任せてもらえるようになります。一方、失敗やNG行動は「信頼の引き出し」となり、残高を減らしてしまいます。

信頼貯金が増える行動(預け入れ):

  • 期限より早く仕事を終わらせる(+10ポイント)
  • 適切なタイミングで報告する(+5ポイント)
  • 言われたこと以上のアウトプットを出す(+15ポイント)
  • 失敗をすぐに正直に報告する(+10ポイント)
  • 困っている同僚を助ける(+5ポイント)

信頼貯金が減る行動(引き出し):

  • 期限を守らない(-20ポイント)
  • 報告をしない(-10ポイント)
  • 失敗を隠す(-50ポイント)
  • 言い訳をする(-15ポイント)
  • 約束を破る(-30ポイント)

ご覧の通り、信頼を失う行動のマイナスは、信頼を積む行動のプラスより大きいのです。一度の大きな失敗で、何ヶ月もかけて積み上げた信頼が一瞬で崩れることもあります。

【ポイント】 大きな仕事を任せてもらう前に、まずは小さな仕事で信頼貯金を積み上げることが大切です。「雑用」と思える仕事こそ、信頼を積み上げるチャンスだと考えましょう。

1-4. 「任せたい人」になると何が変わるか

では、「任せたい人」になると、具体的に何が変わるのでしょうか。

①キャリアアップのスピードが上がる

重要な仕事を任されることで、経験値が一気に増えます。雑用ばかりやっている人と、プロジェクトを任されている人では、1年後のスキル差は歴然です。

②給与・評価が上がる

多くの企業では、「任された仕事の責任範囲」が評価に直結します。重要な仕事を任されている人は、評価が高くなり、昇進・昇給も早くなります。

③仕事が楽しくなる

やりがいのある仕事を任されると、仕事そのものが楽しくなります。「やらされ仕事」から「自分の仕事」になるのです。

④次の仕事も任されやすくなる

一度信頼を獲得すると、次の仕事も任されやすくなります。好循環が生まれるのです。

項目 任されない人 任される人
1年後のスキル 微増 大幅アップ
評価・給与 横ばい 上昇傾向
仕事の楽しさ つまらない やりがいを感じる
次の仕事 また雑用 さらに大きな仕事

2. 上司が見ている5つの基準

上司が「この人に任せたい」と判断する際、具体的にどのような基準で見ているのでしょうか。ここでは、多くの上司が共通して重視する5つの基準を詳しく解説します。

2-1. 【基準①】期限を「確実に」守れるか

最も基本的かつ重要な基準が**「期限を守れるかどうか」**です。

どんなに質の高いアウトプットでも、期限に間に合わなければ意味がありません。ビジネスの世界では「80点を期限内に出す」方が「100点を期限後に出す」より評価されます。

実際、期限を守れる人は思っている以上に少ないのが現実です。期限を確実に守る人は、それだけで上位10%に入れます

期限を守る人の特徴:

特徴 具体的な行動
最初にスケジュールを逆算する 「いつまでに何をすれば間に合うか」を最初に考える
余裕を持った計画を立てる 想定の1.5倍の時間を見積もる
遅れそうな場合は早めに報告する 遅れが確定する前に相談する
優先順位をつけられる 重要なことから着手する
「完璧」にこだわりすぎない 期限内に終わる品質を目指す

期限を守れない人の特徴:

  • 「まだ大丈夫」と思って後回しにする
  • 予定外の仕事が入ると計画が崩れる
  • 100%の完成度を目指して時間が足りなくなる
  • 遅れそうになってから報告する
  • 他の仕事の優先順位を間違える

【具体例】期限を守る人の行動パターン

例えば、「来週金曜日までに報告書を作成してください」と依頼された場合:

期限を守る人の動き:

  1. 依頼を受けたその日に、必要な作業を洗い出す
  2. 水曜日までに完成させる計画を立てる(余裕を持つ)
  3. 月曜日に着手し、火曜日に一度上司に中間確認
  4. 水曜日に完成させ、木曜日に最終確認
  5. 金曜日の朝一番で提出

期限を守れない人の動き:

  1. 「来週金曜日か、まだ余裕がある」と放置
  2. 木曜日になって「そろそろやらないと」と着手
  3. 予想以上に時間がかかり、金曜日の夕方になっても終わらない
  4. 「すみません、週明けでもいいですか…」と延期を依頼

2-2. 【基準②】報告・相談が適切にできるか

任せた仕事の進捗が見えないと、上司は不安になります。

**「報告がなくても進んでいる」という思い込みは危険です。**上司は常に「今どうなっているのか」を知りたがっています。なぜなら、何か問題が起きた時に早期に対処できるようにしておきたいからです。

報告・相談には「適切なタイミング」があります。これを間違えると、「報告が少ない」「報告が多すぎてウザい」のどちらかになってしまいます。

適切な報告のタイミングと内容:

タイミング 報告内容 具体例
着手時 「〇〇から始めます」 「資料作成、本日より着手します。まず構成案を作成します」
中間 「現在〇〇%完了しています」 「資料作成50%完了。予定通りに進んでいます」
問題発生時 「〇〇の問題が発生しました」 「データ取得でエラーが発生。原因調査中です。1日遅れる可能性があります」
判断が必要な時 「〇〇か△△で迷っています」 「A案とB案で迷っています。費用はA案が安いですが、効果はB案が高そうです」
完了時 「完了しました。ご確認ください」 「資料完成しました。添付しますので、ご確認ください」

報告が上手い人の特徴:

  • 結論から話す(「結論から申しますと〜」)
  • 数字を使う(「50%完了」「3日遅れそう」)
  • 次のアクションを添える(「次は〇〇をします」)
  • 相談事項を明確にする(「〇〇についてご判断いただきたいです」)

報告が下手な人の特徴:

  • 経緯から長々と話す
  • 抽象的で具体性がない(「だいたい進んでいます」)
  • 相談なのか報告なのか曖昧
  • 問題が起きてから報告する

2-3. 【基準③】自分で考えて動けるか

すべてを指示しないと動けない「指示待ち人間」には、重要な仕事は任せられません。

なぜなら、上司は常に忙しいからです。細かく指示を出さなければ動けない部下を持つと、上司の負担が増えます。逆に、自分で考えて動ける部下がいると、上司は楽になります。

自分で考えて動ける人の特徴:

特徴 具体的な行動
目的を理解してから行動する 「この仕事は何のためにあるのか」を最初に確認する
複数の選択肢を自分で用意する 「A案とB案を考えました。どちらがよいですか?」
問題が起きたら解決策も一緒に報告する 「問題が発生しました。解決策として〇〇を考えています」
先回りして動く 「次に必要になりそうなので、先に準備しておきました」
改善提案ができる 「ここ、こうした方が効率的だと思うのですが…」

ただし、「自分で考える」と「勝手に進める」は違います。判断に迷う場面では確認を取ることが重要です。

自分で判断してよい範囲の見極め方:

判断レベル 対応
自分で判断してよい 資料のフォント、レイアウト 自分で決める
判断に迷う 複数の進め方がある 選択肢を示して相談
必ず確認が必要 予算に関わる、期限が変わる 実行前に必ず確認

2-4. 【基準④】困難な状況でも投げ出さないか

仕事には必ず困難な場面があります。計画通りに進まない、予想外の問題が発生する、関係者から反対される…。そこで投げ出さずに最後までやり遂げる責任感があるかどうかが問われます。

責任感がある人の特徴:

特徴 具体的な言動
「自分事」として取り組む 「担当は私ですので、責任を持って進めます」
言い訳をしない 「すみません、私の確認不足でした」
最後まで諦めない 「他の方法を試してみます」
助けを求めるのも躊躇しない 「一人では難しいので、サポートをお願いできますか」
結果にコミットする 「必ず間に合わせます」

責任感がない人の特徴:

  • 「それは私の担当ではありません」と逃げる
  • 「〇〇さんがやってくれなかったので」と他責にする
  • 難しくなると投げ出す
  • 「できません」が口癖

【具体例】困難な状況での対応の違い

例えば、プロジェクトで予想外の問題が発生した場合:

責任感がある人の対応: 「問題が発生しました。原因は〇〇です。解決策として△△を考えています。もし難しければ、□□の方法もあります。どちらで進めるべきでしょうか?」

責任感がない人の対応: 「すみません、うまくいきませんでした。どうすればいいですか?」

2-5. 【基準⑤】失敗した時に正直に報告できるか

完璧な仕事ができる人はいません。どんなに優秀な人でも失敗はします。大切なのは、失敗した時にどう対応するかです。

信頼を失う対応 vs 信頼を保つ対応:

場面 信頼を失う対応 信頼を保つ対応
失敗発生時 失敗を隠す、報告を遅らせる すぐに報告する
原因説明時 責任を他人に転嫁する 自分の責任を認める
対策検討時 「どうすればいいですか?」と丸投げ 再発防止策を自分から提案する
事後対応時 同じ失敗を繰り返す 改善を実行し、報告する

失敗報告のテンプレート:

【現状】何が起きたか
・〇〇のミスにより、△△の状況になっています。

【原因】なぜ起きたか
・私の確認不足が原因です。

【影響範囲】どこまで影響があるか
・〇〇への影響があります / 他への影響はありません。

【対応】どう対処するか
・現在、□□の対応を行っています。

【再発防止】今後どうするか
・今後は◇◇を徹底します。

【ポイント】 失敗を隠すことは「信頼残高」を大きく減らします。一方、失敗を正直に報告し、適切に対処することは、逆に信頼を高めることもあります。「この人は失敗しても正直に報告してくれる」という安心感が生まれるからです。


3. 「任せたい人」が実践している行動パターン

5つの基準を理解したところで、次は具体的な行動パターンを見ていきましょう。「任せたい」と思われる人は、日常的にどのような行動をしているのでしょうか。

3-1. 依頼の「背景」を確認する

単に「何をするか」だけでなく、**「なぜその仕事が必要なのか」**を確認します。

これは非常に重要な習慣です。背景を理解することで、以下のメリットがあります:

  • より質の高いアウトプットが出せる
  • 無駄な手戻りを防げる
  • 期待以上の提案ができる
  • 優先順位を正しく判断できる

確認すべきポイント:

確認事項 質問例
目的 「この資料は何のために使われますか?」
使う人 「誰が見る資料ですか?」
完成度 「どのレベルの完成度を求めていますか?」
最重要ポイント 「特に重視すべき点はありますか?」
期限の理由 「なぜこの期限なのですか?」
過去の事例 「参考になる過去の資料はありますか?」

【具体例】背景を確認する会話

上司:「来週の会議用に、A社の競合分析資料を作ってくれる?」

確認しない人:「分かりました」(→ 何を調べればいいか分からず手が止まる)

確認する人:「承知しました。いくつか確認させてください。この資料は来週の会議でどのように使われますか?参加者はどなたですか?特に調べてほしい競合はありますか?過去に似た資料があれば見せていただけますか?」

背景を確認することで、的外れな資料を作るリスクを減らし、上司の期待に沿った(あるいは超えた)アウトプットを出せるようになります。

3-2. 期待を「少しだけ」超える

言われたことだけをやるのではなく、期待を少しだけ超えるプラスαを加えます。

ここで注意すべきは「少しだけ」という点です。やりすぎは禁物。「余計なことをした」と思われてしまうリスクがあります。

期待を超える例(適切なプラスα):

依頼内容 普通の対応 期待を超える対応
資料を作って 指示通りに作成 +目次と概要を追加
データをまとめて データをまとめる +気づいた点をメモして添付
会議の議事録を取って 議事録を作成 +次回アクションリストを追加
コピーを10部取って 10部コピー +ホチキス留めと部数確認
〇〇さんにメールして メールを送る +送信完了報告とCCで共有

やりすぎNG例(余計なプラスα):

  • 依頼されていないのに勝手にデザインを変える
  • 求められていないのに長文の分析レポートを添付
  • 勝手に関係者に連絡を入れる

3-3. 完了報告に「次のステップ」を添える

仕事が完了したら、単に「終わりました」と報告するのではなく、**「次にどうするか」**も添えます。

これにより、上司の判断を助け、次のアクションがスムーズになります。また、「この人は先のことまで考えている」という印象を与えられます。

良い完了報告 vs 普通の完了報告:

場面 普通の報告 良い報告
資料完成時 「資料が完成しました」 「資料が完成しました。ご確認いただき、問題なければ〇〇さんに共有してよろしいでしょうか」
データ集計完了時 「データ集計が終わりました」 「データ集計が完了しました。結果を見ると△△の傾向がありそうです。詳しく分析しましょうか?」
電話対応完了時 「〇〇さんに電話しました」 「〇〇さんに電話しました。□□とのことでしたので、来週改めて連絡することになりました」

3-4. 失敗を「成長の機会」に変える

失敗した時、落ち込むだけでなく、**「なぜ失敗したのか」「次回どうすれば防げるのか」**を分析します。

この姿勢を見せることで、むしろ信頼が高まることもあります。「この人は失敗から学べる人だ」という評価につながるからです。

失敗から学ぶフレームワーク(4ステップ):

ステップ 内容 質問
1. 事実 何が起きたか 「具体的に何が起きた?」
2. 原因 なぜ起きたか 「なぜそうなった?(5回繰り返す)」
3. 対策 どうすれば防げたか 「どこを変えれば防げた?」
4. アクション 次回どうするか 「明日から何を変える?」

【具体例】失敗からの学び

失敗: 会議の時間を間違えて遅刻した

分析:

  1. 事実:10時開始の会議を11時だと思い込んでいた
  2. 原因:カレンダーに登録した時に時間を間違えた → なぜ? → メールを見ながらカレンダー登録しなかった → なぜ? → 後で登録しようと思って忘れた
  3. 対策:メールを見たらその場でカレンダー登録する
  4. アクション:会議の招待が来たら即座にカレンダー登録する習慣をつける

3-5. 感謝を言葉にする

仕事を任せてくれたこと、教えてくれたこと、フィードバックをくれたこと…感謝を言葉にして伝える習慣があります。

「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいません。感謝の言葉は、良好な関係を築く潤滑油です。

感謝を伝える場面と具体的なフレーズ:

場面 具体的なフレーズ
仕事を任されたとき 「貴重な機会をいただきありがとうございます」
教えてもらったとき 「丁寧に教えていただき、ありがとうございます」
フィードバックをもらったとき 「ご指摘ありがとうございます。改善します」
助けてもらったとき 「助けていただいて本当に助かりました」
会議後 「お時間いただきありがとうございました」

3-6. メモを必ず取る

指示を受けた時、会議に参加した時、必ずメモを取る習慣があります。

メモを取ることで得られる効果:

  • 情報を漏らさない
  • 「ちゃんと聞いている」という印象を与える
  • 後で振り返りができる
  • 同じことを二度聞かなくて済む

4. 「任せたくない人」がやりがちなNG行動

逆に、「任せたくない」と思われてしまう人のNG行動も確認しておきましょう。自分に当てはまるものがないかチェックしてください。

4-1. 「分かりました」と言って分かっていない

指示を受けた時に「分かりました」と言っておきながら、実際には理解していない…これは最もよくあるNG行動です。

なぜこれが問題か:

  • 間違った方向に進んでしまう
  • 後から「聞いていませんでした」と言い訳することになる
  • 手戻りが発生して余計に時間がかかる
  • 「この人には任せられない」という印象がつく

改善策:

  • 指示を復唱する(「〇〇ということですね」)
  • 不明点はその場で確認する
  • メモを取って後で見返す
  • 理解したことを簡単に説明してみる

4-2. 報告なしに独断で進める

自分の判断で進めることは良いことですが、報告をせずに独断で進めるのは問題です。

万が一間違った方向に進んでいた場合、すべてやり直しになりかねません。また、上司からすると「何をやっているのか分からない」という不安を感じます。

改善策:

  • 判断に迷ったら必ず相談する
  • 重要な決定の前には確認を取る
  • 「〇〇の方向で進めていますが、問題ないでしょうか」と中間確認する

4-3. 問題を抱え込む

「自分で何とかしよう」という気持ちは理解できますが、問題を一人で抱え込むのは危険です。

早めに相談すれば解決できた問題が、報告が遅れたことで大きな問題に発展するケースは少なくありません。

改善策:

  • 「悩んでいる時間」が長くなったら相談のサイン
  • 30分考えて解決しなければ誰かに聞く
  • 「ちょっと相談いいですか」を習慣にする

4-4. 言い訳ばかりする

失敗した時に言い訳が先に出る人は、信頼を失います。

「でも」「だって」「〇〇さんが」…これらの言葉が口癖になっていないか、自分を振り返りましょう。

言い訳のNG例:

  • 「でも、〇〇さんがそう言ったので…」
  • 「だって、時間がなかったから…」
  • 「マニュアルにはそう書いてあったので…」

改善策:

  • まず「すみません」と謝罪する
  • 言い訳は言わない(聞かれたら答える)
  • 「次はこうします」と対策を伝える

4-5. 「やらされ感」を出す

仕事に対して「やらされている感」を出す人には、大事な仕事は任せたくないものです。

表情、態度、言葉遣い…すべてに**「やらされ感」が出ていないか**意識しましょう。

やらされ感が出るNG言動:

  • ため息をつく
  • 「めんどくさい」「またか」とつぶやく
  • 無表情で「はい」と返事する
  • 指示を聞きながらスマホを見る
  • 「私の仕事じゃないんですけど…」と言う

改善策:

  • 仕事の「意味」を見つける
  • 「やらされている」ではなく「任されている」と捉え直す
  • 形からでもいいので笑顔で「はい」と答える

4-6. 同じミスを繰り返す

一度のミスは許されます。しかし、同じミスを繰り返すのは致命的です。

「またか…」と思われた瞬間、信頼は急落します。

改善策:

  • ミスした内容をノートに記録する
  • なぜミスしたのか原因を分析する
  • 再発防止のチェックリストを作成する
  • ミスしやすい場面で意識的に確認する

5. 信頼を積み上げるロードマップ【新人〜中堅】

「任せられる人」になるための具体的なステップを、時期別に紹介します。

5-1. 【入社〜3ヶ月】基礎固め期

この時期の目標は**「基本的な信頼を得ること」**です。

やるべきこと:

項目 具体的な行動
挨拶 毎朝全員に自分から挨拶する
時間 10分前行動を徹底する
報告 小さな仕事でも必ず完了報告する
質問 分からないことはすぐに聞く
メモ 指示を受けたら必ずメモを取る

この時期のNG:

  • 「まだ新人だから」と甘えること
  • 質問せずに分かったふりをすること
  • 雑用を嫌がる態度を見せること

5-2. 【3ヶ月〜6ヶ月】信頼獲得期

この時期の目標は**「任せてもいい人」という評価を得ること」**です。

やるべきこと:

項目 具体的な行動
期限 期限より1日早く完了させる
品質 指示された以上のアウトプットを目指す
提案 小さな改善提案をしてみる
主体性 「次何をすればいいですか」から「〇〇していいですか」へ
範囲拡大 自分の担当範囲外のことにも関心を持つ

5-3. 【6ヶ月〜1年】実績構築期

この時期の目標は**「まとまった仕事を任せてもらうこと」**です。

やるべきこと:

項目 具体的な行動
責任 一つのタスクを最初から最後まで担当する
調整 関係者との調整を自分で行う
問題解決 問題が起きたら解決策も一緒に提案する
後輩指導 新しく入った人にも親切に対応する
専門性 「〇〇と言えばこの人」という分野を作る

5-4. 【1年〜3年】発展期

この時期の目標は**「重要なプロジェクトを任せてもらうこと」**です。

やるべきこと:

項目 具体的な行動
リーダーシップ 小さなチームをまとめる経験を積む
戦略思考 「なぜ」を深く考える習慣をつける
外部との関係 社外の人とのやり取りも担当する
後進育成 後輩の指導やフォローを積極的に行う
専門性深化 社内で一番詳しい分野を持つ

6. すぐに使える実践フレーズ集

日常業務で使える、信頼を高めるフレーズを場面別に紹介します。

6-1. 依頼を受けた時のフレーズ

場面 フレーズ
依頼を受けた時 「承知しました。確認させてください。〇〇ということでよろしいですか?」
期限を確認する時 「いつまでに必要でしょうか?」
優先度を確認する時 「他のタスクとの優先順位はいかがでしょうか?」
背景を確認する時 「この資料はどのような場面で使われますか?」

6-2. 報告する時のフレーズ

場面 フレーズ
進捗報告 「現在、全体の〇〇%まで完了しています」
完了報告 「〇〇が完了しました。ご確認いただけますでしょうか」
問題発生時 「ご報告です。〇〇の問題が発生しています。対策として△△を考えていますがいかがでしょうか」
遅延する時 「申し訳ありません。〇〇の理由で△日遅れる見込みです。△△の対応をしてもよろしいでしょうか」

6-3. 相談する時のフレーズ

場面 フレーズ
判断を仰ぐ時 「A案とB案で迷っています。私はA案が良いと思いますが、ご意見をいただけますか」
アドバイスを求める時 「〇〇について、アドバイスをいただけないでしょうか」
助けを求める時 「恐れ入りますが、〇〇でサポートいただくことは可能でしょうか」

6-4. 失敗を報告する時のフレーズ

場面 フレーズ
謝罪 「申し訳ございません。私の確認不足でした」
状況説明 「現状をご報告します。〇〇の状況になっています」
対策提示 「対策として〇〇を考えています。いかがでしょうか」
再発防止 「今後は△△を徹底して、再発を防止します」

7. 職場別・上司タイプ別の対応戦略

7-1. 上司のタイプ別アプローチ

上司によって「任せたい人」の基準は微妙に異なります。上司のタイプを見極め、適切にアプローチしましょう。

上司のタイプ 特徴 アプローチ方法
細かい管理型 細部まで確認したがる こまめに報告する、事前に相談する
放任型 自由にやらせてくれる 自分で判断して動く、結果を報告する
成果重視型 結果を重視する 成果にコミットする、プロセスより結果で見せる
プロセス重視型 やり方を重視する 考え方や進め方を共有する
人間関係重視型 雰囲気を大切にする コミュニケーションを密にする、チームワークを意識する

7-2. 職場環境別のポイント

環境 ポイント
大企業 報連相を徹底、ルールを守る、根回しを意識
ベンチャー スピード重視、主体性を発揮、変化に対応
外資系 成果にコミット、ロジカルに説明、自己主張する
リモートワーク オーバーコミュニケーション、見える化、レスポンス速度

よくある質問(FAQ)

Q1. 任せてもらえるまでにどのくらいかかりますか?

A. 早ければ3ヶ月、通常は6ヶ月程度です。

信頼は一朝一夕では築けません。小さな仕事を確実にこなし、信頼貯金を積み上げていきましょう。ただし、環境や上司によって異なります。

Q2. 能力が足りないと感じています。それでも任せてもらえますか?

A. 能力より「信頼」が優先されます。

能力は後からついてきます。まずは「この人なら安心して任せられる」という信頼を獲得することに集中しましょう。

Q3. 報告しすぎると「うるさい」と思われませんか?

A. まず思われません。むしろ歓迎されます。

上司は部下の状況を把握することが仕事です。報告が多いことで「うるさい」と言う上司はほとんどいません。もし言われたら、報告の頻度を調整すればいいだけです。

Q4. 失敗を報告するのが怖いです。どうすればいいですか?

A. 隠す方がはるかにリスクが高いです。

失敗の報告は確かに辛いですが、隠して後で発覚する方が、はるかに大きな問題になります。「早く報告してくれてよかった」と言われることがほとんどです。

Q5. どうしても「やらされ感」が消えません。

A. 仕事の「意味」を見つけてみましょう。

「この仕事は何のためにあるのか」「誰の役に立っているのか」を考えることで、やらされ感が軽減することがあります。また、将来のキャリアにどうつながるかを考えてみるのも効果的です。

Q6. 上司によって「任せたい人」の基準は違いますか?

A. 細かな違いはありますが、基本は共通しています。

期限を守る、報告をする、誠実である…これらの基本は、どんな上司でも共通して重視しています。上司のタイプに合わせた微調整は必要ですが、基本を押さえていれば大丈夫です。

Q7. 同期と比較されて焦っています。

A. 他人との比較より、過去の自分との比較を。

同期の成長スピードは人それぞれです。焦って無理をすると、かえって信頼を失う行動をしてしまうことも。自分のペースで着実に信頼を積み上げていきましょう。

Q8. 雑用ばかりで、いつ重要な仕事を任されるか分かりません。

A. 雑用を「完璧に」こなすことが、重要な仕事への第一歩です。

コピー取りでも資料作成でも、手を抜かずに行うことで「この人なら任せられる」という信頼が生まれます。雑用を雑にやる人に、大事な仕事は回ってきません。


まとめ

「この人に任せたい」と思われる人になるためには、特別な才能は必要ありません。当たり前のことを、当たり前に、継続してできること。これが最も重要です。

この記事の要点

上司が見ている基準 具体的な行動
期限を守れるか 余裕を持った計画を立て、1日早く完了させる
報告ができるか 着手・中間・完了の3回は必ず報告する
自分で考えられるか 目的を理解し、選択肢を持って相談する
責任感があるか 困難でも投げ出さず、最後までやり遂げる
失敗時に正直か すぐに報告し、対策を自分から提案する

「任せたい人」になるための10か条

  1. 期限は「少し早め」に守る
  2. 報告は「多すぎるくらい」がちょうどいい
  3. 依頼の「背景」を必ず確認する
  4. 期待を「少しだけ」超える
  5. 失敗は「すぐに」「正直に」報告する
  6. 「ありがとう」を口癖にする
  7. メモを必ず取る
  8. 言い訳はしない
  9. 小さな仕事こそ丁寧にやる
  10. 継続する(3ヶ月は続ける)

今日からのアクションプラン

  1. 今日:現在抱えている仕事の進捗を上司に報告する
  2. 明日:次に依頼される仕事の「背景」を確認する
  3. 今週中:完了報告に「次のステップ」を添えてみる
  4. 今月中:振り返りノートを作り、毎日5分の振り返りを始める

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キャリア・自己理解メディア

アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

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