
「自己分析をしなさい」と言われても、何から始めればいいかわからない。
そんなあなたにおすすめなのが、モチベーショングラフです。
モチベーショングラフとは、自分の人生を振り返り、感情の浮き沈みをグラフで可視化するツール。就職活動やキャリアを考える際の自己分析で、最も基本的かつ効果的な方法の一つです。
しかし、多くの人が**「ただ作っただけ」で終わってしまう**という問題があります。
「グラフは描いたけど、だから何?」 「分析のやり方がわからない」 「強みにつなげられない」
こうした悩みを持つ方も多いでしょう。
この記事では、モチベーショングラフの正しい書き方から、よくある失敗例の回避法、そしてグラフから強みを見つける分析法まで、完全ガイドとしてお届けします。
2026年現在、自己分析ツールとしてモチベーショングラフを使った学生の**約82%**が「自分の価値観が明確になった」と回答しています(出典:キャリアセンター調査)。
正しく使えば、これほど強力なツールはありません。
モチベーショングラフは「過去の感情」を振り返るもの。しかし、記憶は曖昧になりがちです。
Cheeseで日々の感情を記録しておけば、いつでも正確な振り返りが可能になります。
モチベーショングラフを作る目的は、大きく3つあります。
グラフの**「山(ピーク)」と「谷(ボトム)」**を分析することで、あなたが何に喜びを感じ、何に苦しみを感じるかが明らかになります。
これが、あなたの価値観です。
例えば、「チームで何かを成し遂げた時」に山があれば、あなたは協働型の価値観を持っている可能性が高いです。
谷(どん底)の経験からは、どう乗り越えたかを分析することで強みが見えてきます。また、なぜ落ち込んだかを深掘りすることで、**避けるべき環境(弱みが出やすい状況)**もわかります。
モチベーショングラフは、ガクチカや自己PRのネタ帳としても使えます。感情の動きが大きかった出来事は、そのままESや面接で使えるエピソードになります。
モチベーショングラフは就活だけでなく、以下の場面でも活用できます。
まず、グラフの枠を描きます。
モチベーション
高
|
|
|------------ 0ライン
|
|
低
+----------------------------------------→ 時間軸
小学校 中学校 高校 大学 現在
横軸に沿って、人生の主な出来事を書き出します。
書き出すポイント:
最初はできるだけ多く書き出しましょう。後で整理できます。
各出来事について、当時の感情を縦軸上にプロット(点を打つ)します。
プロットした点を線で結び、波形のグラフを完成させます。
グラフの**山(ピーク)と谷(ボトム)**に、なぜそう感じたかをラベルとして書き込みます。
これが最も重要なステップです。
山や谷に対して「なぜそう感じた?」を3回繰り返すと、表面的な理由ではなく本質的な価値観が見えてきます。
例:「嬉しかった」→なぜ?→「認められたから」→なぜ認められると嬉しい?→「自分の存在価値を感じるから」
NG例:
これは年表であり、モチベーショングラフではありません。
回避法: 出来事ではなく、その時の感情を主役にしましょう。
グラフが常にプラス圏にある人は、谷(どん底)を意図的に避けている可能性があります。
回避法: 辛かった経験こそ、自己分析の宝庫です。
これらを避けずに書き出すことで、本当の自分が見えてきます。
「楽しかったから山」「辛かったから谷」で終わっているケースです。
回避法: 「なぜ楽しかった?」「何が辛かった?」を深掘りしましょう。
ここまで掘り下げて初めて、「一体感」という価値観が見えてきます。
大学生活だけでなく、子供時代や中高生の頃も振り返りましょう。
幼少期の経験は、現在の価値観の「原点」になっていることが多いです。
多くの人は、グラフの**山(成功体験)**に注目しがちです。
しかし、自己分析で本当に大切なのは**谷(どん底)**の分析です。
なぜなら、谷からどう這い上がったかの中に、あなたの強みが隠れているからです。
以下の質問に答えてみてください。
谷の出来事:高校2年の時、部活で孤立した
何があったか?
なぜ辛かったか?
どう乗り越えたか?
何を学んだか?
今の自分にどう活きているか?
→ 発見した強み:「逆境でも腐らない粘り強さ」「サポート力」
辛い経験が多いことは、決して悪いことではありません。
谷を乗り越えた数だけ、強みがあるのです。
むしろ、順風満帆な人生を送ってきた人よりも、語れるエピソードが豊富にあるはずです。
以下のフォーマットを参考にしてください。
┌────────────────────────────────────────────────────┐
│ モチベーショングラフ │
│ │
│ 名前:________________ 作成日:________________ │
├────────────────────────────────────────────────────┤
│ │
│ 高 +100 | │
│ +50 | ★ ★ │
│ 0 |----*---------*-------*--------- │
│ -50 | ★ │
│ 低 -100 | ★ │
│ +----+----+----+----+----+----→ 年齢 │
│ 小学 中学 高校 大学 社会人 │
│ │
├────────────────────────────────────────────────────┤
│ ★ 山のラベル │
│ ① [年齢・時期]: │
│ 出来事: │
│ なぜ嬉しかった: │
│ │
│ ★ 谷のラベル │
│ ① [年齢・時期]: │
│ 出来事: │
│ なぜ辛かった: │
│ どう乗り越えた: │
│ 学んだこと: │
└────────────────────────────────────────────────────┘
以下のツールが便利です。
| ツール | 特徴 | 料金 |
|---|---|---|
| Googleスプレッドシート | グラフ機能で可視化しやすい | 無料 |
| Canva | おしゃれなテンプレートあり | 無料〜 |
| Miro | 付箋で視覚的に整理 | 無料〜 |
| Notion | データベースと連携可能 | 無料〜 |
モチベーショングラフで発見したエピソードは、そのままガクチカや自己PRに使えます。
モチベーショングラフを作っておくと、面接で一貫した回答ができるようになります。
「なぜこの業界?」「なぜこの職種?」という質問に対して、過去の経験→価値観→志望理由という流れで説得力のある回答ができます。
A. 小学校入学(6歳頃)からがおすすめです。幼少期の経験も価値観形成に影響していますが、明確に覚えている小学校以降がバランスが良いでしょう。
A. 明確な基準はありません。当時の主観で「とても嬉しかった」なら高く、「どん底だった」なら低くプロットしましょう。相対的な高さが重要です。
A. 「感情が動いた瞬間」をもっと細かく思い出してみましょう。テストで良い点を取った、友達と喧嘩した、好きな人ができた…小さなことでもOKです。
A. もちろんです。むしろ定期的に更新することをおすすめします。時間が経つと、過去の出来事への解釈が変わることもあります。
A. 自分用のグラフなら、書くことをおすすめします。人に見せる版と、自分用の詳細版を分けて作るのも一つの方法です。
モチベーショングラフは、単なる過去の振り返りツールではありません。
過去の感情を可視化することで、未来のキャリアを描くための羅針盤になります。
この記事のポイントを振り返りましょう:
そして、これからのモチベーショングラフは日々の感情ログの積み重ねから自動的に生成される時代になっていきます。
将来振り返る時のために、今日から感情を記録し始めませんか?
日々の「嬉しい」「辛い」を記録(所要時間:3分)
自分の感情パターンを発見
データに基づくモチベーショングラフの完成
💯 満足できなければ、いつでも退会OK
🔒 個人情報は厳重に保護されます
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