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自己理解

モチベーショングラフの書き方完全ガイド|テンプレートと失敗例

2026年1月11日
Cheese Editorial Team
11分で読めます
モチベーショングラフの書き方完全ガイド|テンプレートと失敗例

はじめに:過去を「見える化」して、未来を描こう

「自己分析をしなさい」と言われても、何から始めればいいかわからない。

そんなあなたにおすすめなのが、モチベーショングラフです。

モチベーショングラフとは、自分の人生を振り返り、感情の浮き沈みをグラフで可視化するツール。就職活動やキャリアを考える際の自己分析で、最も基本的かつ効果的な方法の一つです。

しかし、多くの人が**「ただ作っただけ」で終わってしまう**という問題があります。

「グラフは描いたけど、だから何?」 「分析のやり方がわからない」 「強みにつなげられない」

こうした悩みを持つ方も多いでしょう。

この記事では、モチベーショングラフの正しい書き方から、よくある失敗例の回避法、そしてグラフから強みを見つける分析法まで、完全ガイドとしてお届けします。

2026年現在、自己分析ツールとしてモチベーショングラフを使った学生の**約82%**が「自分の価値観が明確になった」と回答しています(出典:キャリアセンター調査)。

正しく使えば、これほど強力なツールはありません。

⚠️ 過去の感情を思い出せない…と悩んでいませんか?

モチベーショングラフは「過去の感情」を振り返るもの。しかし、記憶は曖昧になりがちです。
Cheeseで日々の感情を記録しておけば、いつでも正確な振り返りが可能になります。

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第1章:モチベーショングラフを作る目的

なぜモチベーショングラフが必要なのか

モチベーショングラフを作る目的は、大きく3つあります。

目的1:自分の価値観を知る

グラフの**「山(ピーク)」「谷(ボトム)」**を分析することで、あなたが何に喜びを感じ、何に苦しみを感じるかが明らかになります。

これが、あなたの価値観です。

例えば、「チームで何かを成し遂げた時」に山があれば、あなたは協働型の価値観を持っている可能性が高いです。

目的2:強みと弱みを発見する

谷(どん底)の経験からは、どう乗り越えたかを分析することで強みが見えてきます。また、なぜ落ち込んだかを深掘りすることで、**避けるべき環境(弱みが出やすい状況)**もわかります。

目的3:面接で語れるエピソードを整理する

モチベーショングラフは、ガクチカや自己PRのネタ帳としても使えます。感情の動きが大きかった出来事は、そのままESや面接で使えるエピソードになります。

就活以外でも使える

モチベーショングラフは就活だけでなく、以下の場面でも活用できます。

  • 転職活動:これまでのキャリアの振り返り
  • キャリア相談:コーチやメンターとの対話ツール
  • 自己理解:定期的な振り返り習慣
  • チームビルディング:メンバー間の相互理解

第2章:【図解】モチベーショングラフの書き方ステップバイステップ

用意するもの

  • 紙(A4横向き推奨)またはデジタルツール
  • ペン(3色以上あると便利)
  • 静かな時間(30分〜1時間)

ステップ1:縦軸と横軸を描く

まず、グラフの枠を描きます。

モチベーション
  高
   |
   |
   |------------ 0ライン
   |
   |
  低
   +----------------------------------------→ 時間軸
   小学校  中学校  高校  大学  現在
  • 縦軸:モチベーション(感情)の高低
  • 横軸:時間軸(小学校〜現在)

ステップ2:人生の出来事を書き出す

横軸に沿って、人生の主な出来事を書き出します。

書き出すポイント

  • 嬉しかったこと、楽しかったこと
  • 辛かったこと、悲しかったこと
  • 大きな決断をしたこと
  • 環境が変わったこと(引っ越し、進学など)

最初はできるだけ多く書き出しましょう。後で整理できます。

ステップ3:感情の高さをプロットする

各出来事について、当時の感情を縦軸上にプロット(点を打つ)します。

  • とても嬉しかった → 高い位置
  • まあまあ良かった → やや上
  • 普通 → 0ライン
  • 少し辛かった → やや下
  • どん底だった → 低い位置

ステップ4:点を線で結ぶ

プロットした点を線で結び、波形のグラフを完成させます。

ステップ5:山と谷にラベルをつける

グラフの**山(ピーク)谷(ボトム)**に、なぜそう感じたかをラベルとして書き込みます。

これが最も重要なステップです。

💡 ポイント

「なぜ?」を3回繰り返す

山や谷に対して「なぜそう感じた?」を3回繰り返すと、表面的な理由ではなく本質的な価値観が見えてきます。
例:「嬉しかった」→なぜ?→「認められたから」→なぜ認められると嬉しい?→「自分の存在価値を感じるから」


第3章:よくある失敗例と回避法

失敗例1:事実の羅列になっている

NG例

  • 小学校:サッカー部に入った
  • 中学校:受験勉強をした
  • 高校:文化祭で劇をやった

これは年表であり、モチベーショングラフではありません

回避法: 出来事ではなく、その時の感情を主役にしましょう。

  • 小学校:サッカーで初ゴールを決めて、チームに貢献できた喜びを感じた
  • 中学校:受験のプレッシャーで毎日不安だった
  • 高校:文化祭の劇で主役を任され、責任とやりがいを感じた

失敗例2:ポジティブな出来事しか書いていない

グラフが常にプラス圏にある人は、谷(どん底)を意図的に避けている可能性があります。

回避法: 辛かった経験こそ、自己分析の宝庫です。

  • 友人との喧嘩
  • 失恋
  • 試験の不合格
  • 人間関係のトラブル
  • 家族の問題

これらを避けずに書き出すことで、本当の自分が見えてきます。

失敗例3:「なぜ」が浅い

「楽しかったから山」「辛かったから谷」で終わっているケースです。

回避法: 「なぜ楽しかった?」「何が辛かった?」を深掘りしましょう。

  • 楽しかった → なぜ? → みんなで一つの目標に向かっていたから → なぜそれが楽しい? → 一体感を感じるから

ここまで掘り下げて初めて、「一体感」という価値観が見えてきます。

失敗例4:最近の出来事だけに偏っている

大学生活だけでなく、子供時代や中高生の頃も振り返りましょう。

幼少期の経験は、現在の価値観の「原点」になっていることが多いです。


第4章:グラフの「谷(どん底)」から強みを見つける方法

谷こそが宝

多くの人は、グラフの**山(成功体験)**に注目しがちです。

しかし、自己分析で本当に大切なのは**谷(どん底)**の分析です。

なぜなら、谷からどう這い上がったかの中に、あなたの強みが隠れているからです。

谷の分析ステップ

以下の質問に答えてみてください。

  1. 何があったか?(事実)
  2. なぜ辛かったか?(感情の理由)
  3. どう乗り越えたか?(行動)
  4. 何を学んだか?(教訓)
  5. 今の自分にどう活きているか?(成長)

分析例

谷の出来事:高校2年の時、部活で孤立した

  1. 何があったか?

    • サッカー部でスタメン争いに敗れ、チームから浮いた
  2. なぜ辛かったか?

    • 自分の居場所がないと感じた
    • 努力が報われないと感じた
  3. どう乗り越えたか?

    • 一人でも腐らず、試合に出られなくても声を出し続けた
    • 後輩のサポート役に徹した
  4. 何を学んだか?

    • 結果が出なくても、態度で貢献できる
    • 裏方の仕事にもやりがいがある
  5. 今の自分にどう活きているか?

    • チームの中で「縁の下の力持ち」として動ける
    • 逆境でも腐らない粘り強さがある

発見した強み:「逆境でも腐らない粘り強さ」「サポート力」

谷が多い人こそ、強みも多い

辛い経験が多いことは、決して悪いことではありません。

谷を乗り越えた数だけ、強みがあるのです。

むしろ、順風満帆な人生を送ってきた人よりも、語れるエピソードが豊富にあるはずです。


第5章:モチベーショングラフ・テンプレート

紙で作成する場合

以下のフォーマットを参考にしてください。

┌────────────────────────────────────────────────────┐
│  モチベーショングラフ                             │
│                                                    │
│  名前:________________  作成日:________________  │
├────────────────────────────────────────────────────┤
│                                                    │
│  高 +100 |                                         │
│      +50 |        ★                   ★           │
│        0 |----*---------*-------*---------        │
│      -50 |                   ★                     │
│  低 -100 |           ★                             │
│          +----+----+----+----+----+----→ 年齢      │
│          小学 中学 高校 大学 社会人                │
│                                                    │
├────────────────────────────────────────────────────┤
│ ★ 山のラベル                                      │
│ ① [年齢・時期]:                                  │
│    出来事:                                        │
│    なぜ嬉しかった:                                │
│                                                    │
│ ★ 谷のラベル                                      │
│ ① [年齢・時期]:                                  │
│    出来事:                                        │
│    なぜ辛かった:                                  │
│    どう乗り越えた:                                │
│    学んだこと:                                    │
└────────────────────────────────────────────────────┘

デジタルで作成する場合

以下のツールが便利です。

ツール 特徴 料金
Googleスプレッドシート グラフ機能で可視化しやすい 無料
Canva おしゃれなテンプレートあり 無料〜
Miro 付箋で視覚的に整理 無料〜
Notion データベースと連携可能 無料〜

作成のコツ

  1. 一人で集中できる時間を確保(30分〜1時間)
  2. 最初は雑でOK。後から清書すればいい
  3. 完璧を目指さない。何度でも更新できる
  4. 第三者に見せてフィードバックをもらうと気づきが深まる

第6章:モチベーショングラフを面接に活かす

ガクチカ・自己PRへの変換

モチベーショングラフで発見したエピソードは、そのままガクチカや自己PRに使えます。

変換ステップ

  1. グラフから「語りたいエピソード」を選ぶ
  2. STAR法(状況→課題→行動→結果)で構成
  3. 「なぜ頑張れたか」「何を学んだか」を加える
  4. 企業のニーズに合わせてアレンジ

面接での「一貫性」

モチベーショングラフを作っておくと、面接で一貫した回答ができるようになります。

「なぜこの業界?」「なぜこの職種?」という質問に対して、過去の経験→価値観→志望理由という流れで説得力のある回答ができます。


よくある質問(FAQ)

Q1. モチベーショングラフは何歳から描くべきですか?

A. 小学校入学(6歳頃)からがおすすめです。幼少期の経験も価値観形成に影響していますが、明確に覚えている小学校以降がバランスが良いでしょう。

Q2. 感情の高さはどう決めればいいですか?

A. 明確な基準はありません。当時の主観で「とても嬉しかった」なら高く、「どん底だった」なら低くプロットしましょう。相対的な高さが重要です。

Q3. 山も谷もない平坦なグラフになってしまいます。

A. 「感情が動いた瞬間」をもっと細かく思い出してみましょう。テストで良い点を取った、友達と喧嘩した、好きな人ができた…小さなことでもOKです。

Q4. 何度も作り直していいですか?

A. もちろんです。むしろ定期的に更新することをおすすめします。時間が経つと、過去の出来事への解釈が変わることもあります。

Q5. 人に見せたくない出来事も書くべきですか?

A. 自分用のグラフなら、書くことをおすすめします。人に見せる版と、自分用の詳細版を分けて作るのも一つの方法です。


まとめ:過去を知ることは、未来を描くこと

モチベーショングラフは、単なる過去の振り返りツールではありません

過去の感情を可視化することで、未来のキャリアを描くための羅針盤になります。

この記事のポイントを振り返りましょう:

  1. 目的を明確に:価値観発見、強み発見、エピソード整理
  2. 感情を主役に:事実の羅列にならないように
  3. 谷を大切に:どん底から這い上がった経験に強みが隠れている
  4. 「なぜ」を深掘り:3回繰り返して本質的な価値観を発見
  5. 定期的に更新:完璧を目指さず、何度でも描き直す

そして、これからのモチベーショングラフは日々の感情ログの積み重ねから自動的に生成される時代になっていきます。

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Cheese Editorial Team
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キャリア・自己理解メディア

アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

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