学生の二項対立。
「親は大手に行けと言うけど、自分はベンチャーで挑戦したい」
かつては「ベンチャー=怪しい、不安定」でしたが、今は違います。
メルカリ、ラクスル、ビズリーチ(Visional)。
新しい価値を生み出し、社会を変えているのは常にベンチャー企業です。
しかし、新卒でベンチャーに行くことには明確な**「リスク」があります。
教育制度がない、給料が安い(場合もある)、来月会社がないかもしれない。
それを上回る「リターン(経験・資産)」**が得られるのか?
この記事では、ベンチャー企業を「メガベンチャー」「ミドルベンチャー」「アーリーステージ(スタートアップ)」の3つに分類し、それぞれの生存戦略を解説します。
第1章:ベンチャーの3分類
「ベンチャー」と一括りにするのはやめましょう。フェーズによって働き方は天と地ほど違います。
1. メガベンチャー(完成されたカオス)
- 企業:サイバーエージェント、DeNA、楽天、LINEヤフー、メルカリ、リクルート
- 特徴:社員数千人規模。制度は整っているが、文化はベンチャー。給与は大企業並みかそれ以上。
- 新卒への価値:最高です。「大手の資本力×ベンチャーのスピード感」を両取りできます。研修もしっかりしています。倍率は5大商社並みに高いです。
2. ミドルベンチャー(上場前後)
- 企業:社員数100名〜500名。Sansan、マネーフォワード、ラクスルなど。
- 特徴:事業が軌道に乗り、急拡大(採用強化)している時期。
- 新卒への価値:ポストが空いています。入社2年目でマネージャーや事業責任者になれるチャンスがゴロゴロ転がっています。
3. アーリーステージ(スタートアップ)
- 企業:社員数数名〜50名。マンションの一室やシェアオフィス。まだ有名ではない。
- 特徴:カオス。明日どうなるか分からない。給料は安いかもしれない。
- 新卒への価値:**「創業メンバー」**になれます。ストックオプション(自社株購入権)をもらえば、上場時(IPO)に数千万円の資産を得る夢があります(一攫千金)。社長の右腕として経営を肌で学べます。
第2章:新卒でベンチャーに行くメリット・デメリット
大手企業と比較してみましょう。
メリット
- 圧倒的な裁量権
バッターボックスに立つ回数が違います。大手なら30代でやる仕事を、1年目から任されます。失敗経験も含めて、成長スピードが3倍速です。
- 経営者との距離
社長や役員がすぐ隣に座っています。経営者の視座・意思決定を間近で見ることができます。
- 市場価値の向上
会社の看板ではなく、「自分自身のスキル(名前)」で勝負できるようになります。どこでも通用する人材になれます。
デメリット
- 教育制度がない(OJTのみ)
「教えてもらう」という受身の姿勢だと死にます。「見て盗め」「自分で調べろ」の世界です。
- 福利厚生が弱い
家賃補助や退職金がないことが多いです。
- 社会的信用(ローン)
住宅ローンやクレジットカードの審査が通りにくい場合があります(メガベンチャーなら大丈夫です)。
第3章:ベンチャーに向いている人・いない人
ベンチャーは「合う・合わない」がはっきりしています。
向いている人:
- カオスを楽しめる人:朝令暮改(朝と言ってることが夕方変わる)は日常茶飯事。「お、変わったね!じゃあこうしよう」と柔軟に対応できる人。
- 自責思考の人:失敗を誰かのせいにせず、「自分の実力不足」と捉えて改善できる人。
- 野心がある人:「将来起業したい」「20代で1000万稼ぎたい」というハングリー精神。
向いていない人:
- 正解が欲しい人:「マニュアルください」「どうすればいいですか?」と指示を待つ人。
- 安定を最優先する人。
- ブランドが好きな人。
第4章:失敗しないベンチャーの選び方
「ブラック企業」と「優良ベンチャー」は紙一重です。どう見分けるか?
- 経営者のビジョンと人柄
ベンチャーは社長が9割です。社長のブログ、SNS、インタビューを全て読み込んでください。「この人の船に乗りたいか?」と自問してください。
- 市場の成長性
伸びている市場(AI、SaaS、ヘルスケアなど)を選びましょう。市場というエスカレーターに乗っていれば、普通に歩いているだけで上に運ばれます。
- 社員の優秀さ
面接で会う社員が「頭がいい」「仕事を楽しんでいる」と感じるなら正解です。疲弊しているなら危険信号です。
まとめ:安定とは「どこでも稼げる力」のこと
「大手に入れば一生安泰」という神話は崩壊しました。
東芝やシャープを見れば分かります。
これからの時代の本当の安定とは、会社にしがみつくことではなく、
「明日会社が倒産しても、翌日には他社からオファーが来る実力」
を持つことです。
その実力を、最短最速で身につけられる場所。
それがベンチャー企業です。
リスクを取ることを恐れないでください。
若さ(時間)という資産を持っている今こそ、リスクを取る最大のリターンが得られる時です。
荒波に飛び込み、自らの手で未来を切り拓いてください。
🎯 優良ベンチャーを探す
「名前は知らないけど凄い会社を知りたい」
Cheeseのベンチャー厳選リストなら、これから伸びる「Nextユニコーン企業」を独自の基準でピックアップしています。
注目ベンチャーを見る
このキャリアについて相談する
アソベンチャーチーズでは、あなたのスキルに合った副業案件を無料で診断します。
まずはカジュアル面談から。
キャリア相談を予約する