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業界研究

【コンサル業界完全攻略】戦略・総合・ITの違いは?|ケース面接対策と必要なロジカルシンキング

2026年1月12日
Cheese Editorial Team
5分で読めます
【コンサル業界完全攻略】戦略・総合・ITの違いは?|ケース面接対策と必要なロジカルシンキング

東大・京大・早慶の優秀層がこぞって目指す「コンサルティング業界」。 かつては「選ばれし天才」しか入れない狭き門でしたが、 ここ数年、DX(デジタルトランスフォーメーション)需要の爆発により、積極採用(というより大量採用)期に入っています。

今が最大のチャンスです。 しかし、コンサル業界は非常に複雑です。 「マッキンゼーとアクセンチュア、何が違うの?」 「自分はどっちに向いてるの?」 ここを理解せずに応募しても、ミスマッチで落ちるか、入社後に苦しむだけです。

この記事では、コンサル業界のカオスマップ(分類)と、独特すぎる選考(ケース面接)の突破法を、現役コンサル監修のもと解説します。


第1章:コンサル業界の3分類+α

コンサルタントと一口に言っても、扱うテーマや単価が違います。

1. 戦略系(Top Tier)

企業のトップ(社長)に対して、経営の方向性(M&A、新規事業、全社改革)を提言します。

  • 代表企業:マッキンゼー、BCG(ボストン コンサルティング グループ)、ベイン・アンド・カンパニー(MBB)、A.T. カーニー。
  • 特徴:少数精鋭。超高学歴。激務。初任給が高い(600万〜1000万)。
  • 求められる人材:地頭の良さ(IQ)、圧倒的な論理的思考力。

2. 総合系(BIG4)

戦略だけでなく、業務プロセスの改善、システム導入、実行支援まで「全部」やります。人が大量に必要です。

  • 代表企業:デロイト トーマツ、PwC、KPMG、EY(BIG4)。アクセンチュア(IT寄りだが今は総合)。
  • 特徴:組織が大きい。多様なバックグラウンドを持つ人がいる。採用数が多い(年間数百人規模)。
  • 求められる人材:論理力に加え、クライアントを動かすコミュニケーション力、チームワーク。

3. IT系・シンクタンク系

システムの導入・開発がメイン、または官公庁のリサーチ業務。

  • 代表企業:野村総合研究所(NRI)、アビームコンサルティング、IBM。
  • 特徴:SIer(システムインテグレーター)に近い側面も。技術知識が身につく。

第2章:コンサルタントの仕事「Up or Out」は古い?

かつては「昇進するか、去るか(Up or Out)」という厳しい文化でしたが、人手不足で今はかなりマイルドになっています。 「Up or Stay(昇進しなくても、専門家として残っていいよ)」という会社も増えました。

若手(アナリスト)の仕事

  • リサーチ:市場規模や競合他社のデータを集める。
  • 資料作成:PowerPointで美しいスライドを作る(「紙を書く」と言います)。
  • 議事録:会議の発言を一字一句逃さず記録し、要点を整理する。

「華やかなプレゼン」は上の仕事です。若手は泥臭い作業の連続です。 しかし、ここで**「プロのスタンス」「基礎的なビジネススキル(ドキュメンテーション)」**が徹底的に叩き込まれます。 コンサル出身者がどの業界でも通用するのは、この基礎体力が異常に高いからです。


第3章:選考の鬼門「ケース面接」・「フェルミ推定」

コンサル就活最大の壁です。 「自己PR」や「志望動機」よりも、その場の思考実験が重視されます。

フェルミ推定(市場規模の推定)

Q. 「日本に電柱は何本ありますか?」 Q. 「スタバの1日の売上は?」

知識を問うているのではありません。 「分からない数字を、論理的な仮説を積み上げて概算するプロセス」を見ています。

(解法の型) 売上 = 客席数 × 稼働率 × 回転数 × 客単価 × 営業時間 この式(因数分解)が作れるかどうかが勝負です。

ケース面接(課題解決)

Q. 「あるカフェの売上が低迷しています。半年で売上を2倍にする施策を提案してください」

(思考ステップ)

  1. 現状分析:どこがボトルネックか?(客数が減ってる? 単価が減ってる?)
  2. 課題特定:夜間の客数が減っていることが原因特定。
  3. 施策立案:夜間限定のアルコールメニュー導入、電源Wi-Fi強化でノマド取り込み。
  4. 評価:コストと効果(インパクト)で優先順位付け。

これを面接官とのディスカッション形式で、15分〜30分で行います。 対策本(『東大生が書いたフェルミ推定ノート』など)でトレーニング不可避です。


第4章:コンサルに向いている人・いない人

向いている人

  • 知的好奇心:新しい業界やビジネスモデルを知るのが好き。
  • 論理的:感情論ではなく、ファクト(事実)とロジック(論理)で物事を考えられる。
  • 体力がある:徹夜は減りましたが、脳の体力が必要です。
  • 変化を楽しめる:3ヶ月ごとにプロジェクト(上司やチーム)が変わる環境なので、飽き性な人には天職。

向いていない人

  • 一つのことを長く続けたい(職人肌)
  • 自社の商品・サービスに愛着を持ちたい(コンサルはあくまで黒子、商品は「自分」)。
  • 年功序列で守られたい

まとめ:コンサルは「キャリアの加速装置」

新卒でコンサルに入る最大のメリットは、**「成長スピード」**です。 事業会社で10年かけて経験することを、コンサルなら3年で経験できます(その分、密度は濃く大変ですが)。

3年〜5年働いて、事業会社の経営企画に転職したり、起業したり、ベンチャーのCXOになったり。 「ポストコンサル」のキャリアパスは無限大です。

「将来何がやりたいか分からない」 「とにかく力をつけたい」 そんな野心的な学生にとって、コンサルティング業界は最高の修行の場(道場)です。 ケース対策を万全にして、挑戦権を掴み取ってください。

🎯 コンサル適性を試す

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