
自宅受験型のWebテストで最もシェアが高いのが**「玉手箱」**です。 大手金融、コンサル、総合商社で頻出です。
SPIとの最大の違いは、 「同じ形式の問題が、これでもかと大量に出題される」 ことです。 そして、制限時間が鬼のように短いです。 「1問あたり数十秒」で解かないと全問には辿り着けません。
「思考力」を見るSPIに対し、玉手箱は**「事務処理能力(スピードと正確性)」**を見ています。 対策なしで受けると、半分も解けずに終わります。 しかし、パターンは決まっています。 この記事では、玉手箱(およびテストセンター版のC-GAB)の形式別攻略法を解説します。
玉手箱の計数は、以下の3種類のどれかが出ます。
□ + 350 ÷ 0.5 = 1200
みたいな計算式の一部が□になっていて、埋める問題。
えげつないスピードが求められます。
【対策】
電卓を叩くスピードを上げてください。
「×0.5」は「÷2」と脳内変換するなど、計算の工夫も必要です。
グラフや表を見て、 「2020年の売上は2019年の何倍か?」 などを計算します。 【対策】 電卓必須です。 また、選択肢を見て「明らかに違う数字」を除外する**「概算(ざっくり計算)」**のスキルが重要です。 「1234 ÷ 567」を「1200 ÷ 600 = 2くらい」と瞬時に当たりをつける感覚です。
表の中に「?」があり、法則性(比例など)を見つけて埋める問題。 一番難しいです。 推測するロジックを知らないと解けません。
長文を読み、設問文が
【罠】 「常識的に考えて正しい」でも、「本文に書いてなければ判断できない」が正解です。 自分の主観を捨て、AIのように「テキストに書いてあることだけ」を根拠にする論理的思考が求められます。
長文を読み、 「筆者の主張(趣旨)と合致するもの」 「合致しないもの」 を選びます。 要約力が必要です。
外資系や総合商社では英語(ENG)が出ます。 TOEIC 700〜800点レベルの長文読解です。 10分で24問(8長文×3問)など、これもスピード勝負です。
【対策】 全部読んでいたら間に合いません。 **「スキャニング(拾い読み)」**の技術を使います。 設問のキーワード(数字や固有名詞)を本文から探し出し、その周辺だけを読んで答える。 受験英語のテクニックが役立ちます。
自宅受験ならツール使い放題です。 高性能な電卓(12桁まで打てて、M+機能があるもの)を用意しましょう。 Excelで「増加率計算シート」を作っておく猛者もいます。
「〇〇社 Webテスト 形式」でググってください。 「ONE CAREER」や「みん就」などの掲示板で、昨年の先輩が出題形式(玉手箱かTG-WEBか)を報告しています。 「ここは玉手箱の図表が出るな」と分かっていれば、その練習だけしておけばいいのです。
Webテストの受験URLを見ると、種類が分かります。
web1.e-exams.jp → 玉手箱arorua.net → SPIassessment.c-personal.com → TG-WEB
これを知っているだけで、「あ、玉手箱だ。電卓用意しなきゃ」と準備できます。玉手箱は、SPIよりも対策の効果が出やすいテストです。 なぜなら、「問題の使い回し」が非常に多いからです。 何社も受けていると、「あ、このグラフこの前も見たわ」「答えは4.5倍だったな」と覚えてしまうことすらあります。
まずは練習企業(早期選考のベンチャーなど)で何度も受検して、問題のパターンを身体に染み込ませてください。 「習うより慣れろ」。これが玉手箱攻略の唯一の近道です。
「練習問題がもっと欲しい…」
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