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第二新卒・転職

【テンプレ付き】第二新卒の職務経歴書|書くことがない人の棚卸し手順

2026年1月15日
更新: 2026年1月15日
Cheese Editorial Team
12分で読めます
【テンプレ付き】第二新卒の職務経歴書|書くことがない人の棚卸し手順

結論:第二新卒の職務経歴書は「実績」より「再現性」

職務経歴書の書き方

「職務経歴書に書くことがない…」 「まだ1年しか働いていないのに、何をアピールすればいいの?」

第二新卒の転職で、最もつまずくポイントがこの職務経歴書です。

結論から言うと、第二新卒の職務経歴書は「実績」より「再現性」で勝負するのが正解です。

見られるポイント 中途(即戦力) 第二新卒
実績 売上〇億円達成など あまり期待されていない
再現性 当然ある前提 ここがメイン評価
ポテンシャル あれば加点 重要な判断材料

「再現性」とは、**「この人はうちに来ても同じように頑張れるか?」**という観点です。

  • どんな姿勢で仕事に取り組んだか
  • 何を工夫したか
  • 何を学んだか

これらを言語化できれば、たった1年の経験でも十分にアピールできます。

この記事では、30分で完成する棚卸しワーク職種別テンプレートで、 「書くことがない」状態から脱出する方法を徹底解説します。


職務経歴書で見られるポイント(第二新卒特有)

まず、採用担当が職務経歴書のどこを見ているかを理解しましょう。

採用担当が知りたい3つのこと

# 知りたいこと 具体的に見るポイント
1 何をしてきたか 担当業務、役割、規模感
2 どう取り組んだか 工夫、改善、主体性
3 何を学んだか 成長、気づき、次に活かせること

特に第二新卒では、2と3が評価の中心になります。 「売上1億円達成」のような華々しい実績がなくても問題ありません。

「仕事への向き合い方」が評価対象

大手転職エージェントdodaも、第二新卒の職務経歴書について以下のように述べています。

第二新卒の場合、職務経歴よりも「仕事への取り組み姿勢」や「成長意欲」が重視されます。 短い期間でも、どのような意識で業務に向き合ったかを具体的に記載しましょう。

つまり、プロセス(過程)をどれだけ具体的に書けるかが勝負です。


まず埋めるべき5項目

職務経歴書は、以下の5項目を埋めることで骨格ができます。

1. 職務要約(3行で全体像)

冒頭に置く「サマリー」です。採用担当が最初に読む部分なので、 3行以内で「どんな仕事をしてきて、何が強みか」を伝えます。

【例】
2024年4月に株式会社〇〇に新卒入社し、法人営業として約1年間従事。
新規開拓からアフターフォローまで一貫して担当し、顧客対応力と提案力を磨きました。
今後は培った営業スキルを活かし、より専門性の高い提案ができる環境で成長したいと考えています。

2. 担当業務(箇条書き)

具体的に何をしていたかを箇条書きで列挙します。 数字(規模・件数・頻度)を入れると具体性が増します。

【例:法人営業の場合】
・新規顧客への電話・訪問営業(1日30件のテレアポ)
・既存顧客へのフォローアップ(担当50社)
・見積書・提案書の作成
・月次の売上報告資料の作成

3. 工夫したこと(アピールポイント)

ここが最も重要です。 「与えられた仕事をこなした」だけでなく、自分なりに工夫した点を書きます。

【例】
・テレアポのトークスクリプトを自作し、アポ獲得率を10%→15%に改善
・顧客情報をExcelで一元管理し、フォロー漏れをゼロに
・先輩のロープレに自ら志願し、週3回の練習を継続

4. 学んだこと(成長の証拠)

短い経験の中でも「何を学んだか」を言語化します。 これが**「再現性」の証明**になります。

【例】
・断られても粘り強く提案を続ける忍耐力
・顧客のニーズを引き出すヒアリング力
・チーム内での報連相の重要性

5. 志望軸との接続

最後に、**「だから次はこうしたい」**という接続を入れます。 これがないと、「で、次は何がしたいの?」と思われます。

【例】
今後は、より専門性の高い提案営業(IT業界・無形商材)に挑戦し、
顧客の経営課題を解決できるコンサルティング力を身につけたいと考えています。

書くことがない人の棚卸し手順(30分ワーク)

棚卸しワーク

「書くことがない」のは、書く材料が見つかっていないだけです。 以下の3ステップで、30分あれば必ず材料が出てきます。

ステップ①:業務を全部書き出す(10分)

まず、やったことを全部書き出します。 「こんなの書いても意味ない」と判断せず、とにかく全部です。

書き出すヒント(質問リスト):

  • 毎日やっていたルーティン業務は?
  • たまにやっていた業務は?
  • 誰に報告していた?誰と一緒に仕事した?
  • 使っていたツール・システムは?
  • 研修で学んだことは?
  • 電話対応はあった?
  • 資料作成はあった?
  • 後輩や新人に教えたことは?

出てきた例:

  • 電話対応(1日20件くらい)
  • 請求書の発行(月末に50件)
  • 会議の議事録作成
  • Excelでのデータ入力
  • 新人研修のサポート

ステップ②:「工夫した場面」を3つ選ぶ(10分)

書き出した業務の中から、**「自分なりに工夫した」「改善した」「頑張った」**場面を3つ選びます。

選ぶ基準:

  • 最初はできなかったけど、できるようになったこと
  • 自分で考えて変えたこと
  • 人から褒められたこと
  • 失敗したけど、次から気をつけるようになったこと

例:

  1. 電話対応 → 最初は緊張していたが、スクリプトを作って克服した
  2. 請求書発行 → ミスが多かったので、ダブルチェックリストを作成した
  3. 議事録作成 → 読みやすくするため、結論を冒頭に書くスタイルに変えた

ステップ③:背景の思考を書く(10分)

選んだ3つについて、**「なぜそうしたのか?」**を深掘りします。 これが「再現性」の証明になります。

質問例:

  • なぜその工夫をしようと思った?
  • 何がきっかけだった?
  • どんな結果になった?
  • そこから何を学んだ?

例:

【電話対応の工夫】
・なぜ:お客様からのクレームで焦ってしまい、上司にフォローしてもらうことがあったから
・きっかけ:先輩の対応を横で聞いていて、言い回しをメモしたのがきっかけ
・結果:スクリプトを作ってからはクレーム対応でもパニックにならなくなった
・学び:準備をすれば、想定外の事態にも落ち着いて対応できるようになる

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テンプレート配布

以下のテンプレートをコピーして、自分の情報を埋めてください。

職務要約テンプレート

【職務要約】
20XX年X月に株式会社〇〇に新卒入社し、[職種名]として約X年間従事しました。
主に[担当業務の概要]を担当し、[身につけたスキル・強み]を磨きました。
今後は[志望軸・やりたいこと]を実現できる環境で、さらに成長したいと考えています。

職務詳細テンプレート

【職務詳細】
■ 会社名:株式会社〇〇(在籍期間:20XX年X月〜20XX年X月)
■ 事業内容:[業界・事業概要]
■ 従業員数:約〇〇名
■ 雇用形態:正社員

【担当業務】
・[業務1]([頻度・規模])
・[業務2]([頻度・規模])
・[業務3]([頻度・規模])

【工夫・実績】
・[工夫した点と結果]
・[改善した点と効果]

【学んだこと】
・[スキル・姿勢]

自己PRテンプレート

【自己PR】
私の強みは[強み]です。

前職では[具体的な場面・業務]において、[課題・状況]がありました。
そこで私は[自分がとった行動]を実施しました。
その結果、[成果・変化]を実現することができました。

この経験から、[学び・再現できること]を学びました。
御社でも[どう活かすか]に貢献したいと考えています。

職種別の例文

営業職

【職務要約】
2024年4月に株式会社〇〇に新卒入社し、法人営業として約1年間従事しました。
新規開拓からアフターフォローまで一貫して担当し、年間50社への提案活動を経験。
顧客ニーズを引き出すヒアリング力と、粘り強く提案を続ける姿勢を身につけました。

【工夫・実績】
・テレアポのトークスクリプトを自作し、アポ獲得率を10%→15%に改善
・顧客情報をExcelで一元管理し、フォロー漏れをゼロに
・提案資料のテンプレートを作成し、チーム全体の資料品質を標準化

【自己PR】
私の強みは「相手の立場に立って考える力」です。
テレアポでは、一方的に商品説明をするのではなく、
まず相手の課題をヒアリングすることを意識しました。
その結果、「話を聞いてもらえる」と信頼されるようになり、
アポ獲得率を1.5倍に改善することができました。

事務職

【職務要約】
2024年4月に株式会社〇〇に新卒入社し、営業事務として約1年間従事しました。
受発注処理、請求書発行、データ入力など、営業部門のバックオフィス業務全般を担当。
正確性とスピードを両立させる業務遂行力を身につけました。

【工夫・実績】
・請求書発行のチェックリストを作成し、ミス発生率を月5件→0件に削減
・Excelマクロを独学で習得し、データ集計作業を3時間→30分に短縮
・電話対応マニュアルを新人向けに整備し、研修期間の短縮に貢献

【自己PR】
私の強みは「業務改善への意識」です。
前職では、毎月の請求書発行でミスが発生していたことに課題を感じ、
自らチェックリストを作成・導入しました。
その結果、ミス発生率をゼロにすることができました。
「当たり前の業務」でも、より良くできないかを常に考える姿勢を大切にしています。

エンジニア

【職務要約】
2024年4月に株式会社〇〇に新卒入社し、Web開発エンジニアとして約1年間従事しました。
主にHTML/CSS/JavaScriptを用いたフロントエンド開発と、PHPでのバックエンド開発を担当。
コードレビューを通じて可読性・保守性を意識した開発姿勢を身につけました。

【工夫・実績】
・共通UIコンポーネントをまとめたライブラリを作成し、開発効率を20%向上
・ドキュメント整備を率先して行い、新人のオンボーディング期間を2週間短縮
・バグ報告フォーマットを標準化し、原因特定までの時間を削減

【自己PR】
私の強みは「チーム全体を見て動く力」です。
新人として配属された際、ドキュメントが整備されておらず苦労した経験から、
自ら環境構築手順書やコーディング規約を整備しました。
その結果、後から入った新人が「とても助かった」と言ってくれました。

販売・サービス

【職務要約】
2024年4月に株式会社〇〇に新卒入社し、アパレル販売員として約1年間従事しました。
接客販売、商品管理、ディスプレイ変更などを担当し、月間売上目標達成率110%を記録。
お客様のニーズを引き出し、適切な提案をするコミュニケーション力を身につけました。

【工夫・実績】
・リピーター顧客の好みをノートに記録し、来店時に先回りした提案を実施
・スタッフ間で「売れた理由」を共有するミーティングを提案し、チーム売上が向上
・繁忙期のシフト調整を率先して行い、メンバーの負担軽減に貢献

【自己PR】
私の強みは「観察力と先回りの行動」です。
販売員として、お客様の服装やバッグから好みを予測し、
「こちらもお似合いになると思います」と先回りした提案をしていました。
その結果、「あなたに選んでほしい」とリピートしてくださるお客様が増えました。

よくあるNG例

職務経歴書でやりがちなNG例を紹介します。

NG1:抽象的すぎる

NG例:

営業として頑張りました。

OK例:

法人営業として50社を担当し、新規開拓では1日30件のテレアポを実施しました。

ポイント:数字と具体的な行動を入れる

NG2:作業の羅列になっている

NG例:

・電話対応 ・資料作成 ・データ入力

OK例:

・電話対応(1日20件、クレーム対応含む) ・資料作成(週次報告書、提案資料) ・データ入力(月間売上データの集計・分析)

ポイント:規模感と目的を添える

NG3:数字だけで思考が見えない

NG例:

売上120%達成しました。

OK例:

売上120%を達成しました。 この成果は、既存顧客へのフォロー頻度を週1回に増やし、 追加提案の機会を意識的に作ったことが要因と考えています。

ポイント:「なぜその結果が出たか」を書く


FAQ(よくある質問)

Q. 在籍半年でも書ける?

A. 書けます。期間の短さを言い訳にせず、その期間で何を学んだかに焦点を当てましょう。 「研修で学んだこと」「OJTで意識したこと」も立派な材料です。

Q. 異動がない場合は?

A. 異動がなくても問題ありません。 同じ部署の中でも「担当業務の変化」「役割の変化」があれば書けます。 また、「変わらない中で何を工夫したか」も十分なアピール材料です。

Q. 退職理由との整合性は?

A. 職務経歴書と面接での退職理由が矛盾しないよう注意してください。 例えば、職務経歴書で「やりがいを持って取り組んだ」と書いているのに、 面接で「つまらなかった」と言うと、嘘だと思われます。 退職理由の伝え方はこちらも参考にしてください。

Q. 自己PRと志望動機の違いは?

A. 自己PRは「自分の強み」を伝えるもの。 志望動機は「なぜ御社か」を伝えるものです。 自己PRで「強み」を示し、志望動機で「その強みをどう活かすか」に繋げるのが理想です。


まとめ:「書くことがない」は「材料が見つかっていない」だけ

まとめ

第二新卒の職務経歴書で大切なのは、**華々しい実績ではなく「再現性」**です。

  • どんな姿勢で仕事に向き合ったか
  • 何を工夫したか
  • 何を学んだか

これらを言語化できれば、たった半年〜1年の経験でも十分にアピールできます。

「書くことがない」と感じたら、30分の棚卸しワークを試してみてください。 日々の業務を振り返れば、必ず「頑張った証拠」が見つかります。

もし自分では振り返りが難しい場合は、感情ログを活用した自己分析もおすすめです。


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この記事は2026年1月時点の情報をもとに作成しています。

Cheese Editorial Team
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アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

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