
「やっと内定取れた!これでもう安泰だ!」 そう思っていませんか? 実は、入社してから最初の3ヶ月〜6ヶ月は**「試用期間」**と呼ばれ、まだ本当の社員(正社員)ではありません。 いわば「お試し期間(仮免許)」です。
日本の法律では、正社員を解雇するのは極めて難しい(ほぼ不可能)ですが、この試用期間中だけは例外的に、比較的ハードル低く解雇(本採用拒否)ができます。 「能力不足」「勤務態度不良」「経歴詐称」 これらの理由で、ある日突然、 「明日から来なくていいよ」 と言われるリスクがあるのです。
この記事では、せっかく入った会社を3ヶ月で追い出されないための、絶対にやってはいけないNG行動と、本採用を勝ち取るための心構えを解説します。
企業が「こいつはダメだ」と判断するレッドラインはどこにあるのか?
これが一番多いです。 「朝起きられない」「連絡せずに休む」 能力以前の問題です。 「学生気分が抜けていない」と判断され、即アウトです。 特に最初の1ヶ月は、這ってでも定時に来てください。
「TOEIC 800点」と書いたのに、英語が全く喋れない。 「プログラミングできます」と言ったのに、Hello Worldも書けない。 入社時の履歴書に嘘があった場合、信頼関係の破壊として解雇理由になります。 盛るのはいいですが、嘘はいけません。
「先輩に対してタメ口をきく」 「指示に従わない」 「セクハラ発言をする」 能力が高くても、組織の規律を乱す人間は排除されます。
「仕事が覚えられないとクビになりますか?」 と心配する人がいますが、安心してください。 新人が仕事できないのは当たり前なので、単なる**「能力不足」だけで解雇されることは、法律上ほぼありません**。
会社側には教育義務があります。 「お前が仕事できないのは、俺たちの教え方が悪かったのかもね(もう少し様子見よう)」 となります。
ただし例外があります。 **「指導しても改善の見込みがない場合」**です。
本採用通知をもらうまでの生存戦略です。
戦力にならなくていいです。 「挨拶がでかい」「返事がいい」「いつもニコニコしている」 これだけで十分です。 「こいつ、気持ちいいやつだな」と思わせれば勝ちです。
社内用語、申請フロー、誰がキーマンか。 組織のルールを把握します。 分からなかったら「教えてください!」と聞きまくる。知ったかぶりはNG。
コピー取りでも、議事録作成でもいいので、 「これ、鈴木くんに任せてよかったよ」 と言われる小さな成功体験を1つ作ってください。 それが「こいつは将来伸びる」という確信に変わります。
万が一、「試用期間満了で終了です」と言われた場合。 泣き寝入りしてはいけません。
30日以上前に予告せずに解雇する場合、会社は30日分の給料(解雇予告手当)を払う義務があります。
なぜクビなのか、書面で出してもらいます。 「なんとなく合わないから」という理由では不当解雇の可能性があります。 これを持って労働基準監督署に相談に行けば、解雇が無効になる(あるいは解決金がもらえる)可能性があります。
脅かしましたが、実際に試用期間でクビになるのは、よっぽどの問題児(犯罪レベル)だけです。 毎日会社に来て、真面目に仕事に取り組んでいれば、99.9%本採用されます。
ただ、油断は禁物です。 「釣った魚に餌をやらない」企業はありませんが、「毒魚だった場合はリリースする」企業はあります。 最初の半年は、猫をかぶってでも「真面目な社員」を演じきってください。
「この会社、合わないかも…」「クビになりそうで怖い」
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