
SNSでキラキラしたフリーランスの発信を見て、 「自分も自由になりたい!」 と憧れる学生が増えています。 中には「新卒フリーランス」という選択肢を選ぶツワモノもいます。
しかし、断言します。 何の武器も持たずに荒野(フリーランス界)に出るのは自殺行為です。 会社員なら、仕事がなくても毎月給料が振り込まれます。 フリーランスは、自分が動かなければ今月の収入はゼロです。 風邪を引いたらゼロです。 クライアントが飛んだら(未払い)、ゼロです。
この記事では、フリーランスの厳しすぎる現実(デメリット)を直視した上で、それでも独立したい人のための「生存装備」一覧を紹介します。
会社員は、給料の額面以上に貰っています。
これらを計算すると、**「フリーランスは会社員の1.5倍〜2倍稼いでやっとトントン」**と言われています。 年収400万の会社員と同等の生活をしたければ、売上600万〜800万が必要です。
いきなり辞めるのではなく、在職中にこれらを作っておくのが鉄則です。
売上が入金されるのは「翌月末」や「翌々月末」です。 最初の数ヶ月は無収入でも生きていけるキャッシュ(運転資金)がないと、焦って安売りしてしまい、ブラック案件の奴隷になります。 100万〜200万は貯めてから辞めましょう。
「独立したら仕事くださいね」という口約束は信用できません。 **「契約書」**を巻きましょう。 副業時代から継続的にお付き合いがあり、「月20万は確約してくれる」クライアントを最低1社確保してから辞めるのが安全です。 クラウドソーシングの単発案件だけで食っていくのは無理ゲーです。
「何ができる人なのか」を一瞬で証明できる実績集(WebサイトやPDF)が必要です。 これがない営業メールはゴミ箱行きです。
フリーランスは「プレイヤー」であり「経理」であり「法務」であり「営業」です。
これらを本業の合間にやる必要があります。 「クリエイティブだけに集中したい」なんて夢物語です。 事務作業ができない人は、フリーランスに向いていません。
2023年から始まったインボイス制度。 簡単に言えば、「消費税をまけてもらえなくなった」ということです。 課税事業者になると、売上の10%を消費税として納めなければなりません(簡易課税などはありますが)。 実質的な手取りダウンです。 この辺りの税知識がないと、手元にお金が残らない「貧乏暇なし」状態になります。
ここまでネガティブなことを書きましたが、もちろんメリットも絶大です。
自己責任の重圧に耐えられる強靭なメンタルと、変化を楽しめる好奇心があるなら、フリーランスは最高の働き方です。 しかし、会社員への「逃げ」で選ぶと地獄を見ます。 「会社員もできるけど、あえてフリーランスを選ぶ」 という攻めの姿勢の人だけが、自由の翼を手に入れられます。
「私、独立してもやっていける?」
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