Asoventure Station Logo
退職・転職・キャリアプラン

【男性育休のリアル】取るべき? 出世に響く? 取得者が語るメリットと復帰後のキャリア戦略

2026年1月12日
Cheese Editorial Team
4分で読めます
【男性育休のリアル】取るべき? 出世に響く? 取得者が語るメリットと復帰後のキャリア戦略

「俺も将来、育休取りたいな」 そう思っている男子学生諸君。素晴らしい心がけです。 しかし、現実は甘くありません。

「制度」としては存在していても、「空気」として取れるかどうかは別問題です。 「育休取るの? 誰がその仕事やるの?」 という無言の圧力をかけてくる上司(取ったことない世代)はまだ生存しています。

2026年、男性の育休取得率は急上昇していますが、それでもまだ「取る勇気」が試されます。 この記事では、育休を取ることによる「お金(収入)」と「キャリア」への影響、そしてスムーズに取得するための根回し術を解説します。


第1章:育休中のお金の話(意外と減らない)

一番の心配は「収入が減ること」でしょう。 しかし、国の制度を使えば、実はいきなり貧困になることはありません。

育児休業給付金

育休中は、給料の代わりに雇用保険から給付金が出ます。

  • 最初の半年:賃金の67%
  • それ以降:賃金の50%

「え、3割も減るの?」と思うかもしれませんが、ここからがマジックです。 育休中は**「社会保険料(健康保険・厚生年金)」と「所得税」が免除(タダ)**になります。 これを加味すると、**手取り額で言えば実質80%〜90%**が保証されることになります。 ほぼ満額に近いお金をもらいながら、休めるのです。 取らないと損なレベルです。


第2章:キャリアへの影響(パタハラ)

「育休取ると出世コースから外れる?」 これは企業によります。

古い企業(昭和型)

「男が育休なんて」という風土が残っている場合、査定に響く可能性はゼロではありません。 いわゆる**パタニティ・ハラスメント(パタハラ)**です。 しかし、最近は大企業ほど「男性育休取得率」をIR情報(投資家向け情報)で公開しており、数字を上げるために「むしろ取れ!」と推奨するケースも増えています。 「育休を取った実績」が、マネジメント能力の向上として評価される会社もあります。

復帰後の浦島太郎状態

半年休むと、社内のシステムや人間関係が変わっています。 キャッチアップには時間がかかりますが、長い職業人生の40年のうちの半年です。 誤差の範囲です。 むしろ、子育てという「絶対解のないマルチタスク」を経験することで、業務効率化スキル(タイムマネジメント)は劇的に向上します。


第3章:どのくらい取るべき?(期間の目安)

パターンA:1ヶ月(里帰り出産サポート)

最低ライン。妻の産後の肥立ち(体調回復)を支えるための期間。 会社への影響も少なく、取りやすいですが、子育ての大変さを理解するには短すぎます。

パターンB:3ヶ月〜半年(ガッツリ)

首が座り、離乳食が始まるまで。 これくらい取ると「主担当」として育児に関われます。 妻からの信頼残高は爆上がりし、一生の恩人として感謝されます(逆にここで何もしなかった恨みは一生言われます)。

パターンC:分割取得

出生直後に少し取り、妻が復職するタイミングでまた取る。 柔軟なスタイルです。


第4章:スムーズに取るための「根回し」

突然「明日から休みます」はテロです。 仁義を切りましょう。

  1. 妊娠が分かった時点で上司に報告 「安定期に入ったら相談させてください」とジャブを打っておく。
  2. 引き継ぎ書の作成 「私が不在でも業務が回るマニュアルを作りました」と提示する。
  3. 繁忙期を避ける配慮 出産日はコントロールできませんが、前後の調整は可能です。

「権利だから当然だろ!」という態度は敵を作ります。 「ご迷惑をおかけしますが、その分復帰したら倍返しで働きます!」 という謙虚な姿勢が、円満取得の鍵です。


まとめ:育休は「自分への投資」

育休は、子供のためでもありますが、**「自分の人生観をリセットする期間」**でもあります。 会社という狭い世界から離れ、命と向き合うことで、 「何のために働くのか?」 を深く考えるきっかけになります。

育休取得率の高い会社は、社員を大切にするホワイト企業である確率が高いです。 就活中、面接で「男性の育休取得実績はありますか?」と聞いてみてください。 その時の面接官の反応(快く答えるか、渋い顔をするか)が、その企業の未来を映す鏡になります。

🎯 ホワイト企業を見抜く

「本当に育休取れる会社に行きたい」
Cheeseのデータベースなら、各企業の「男性育休取得率」「平均取得日数」などの実態データが見られます。

データを見る
Cheese Editorial Team
AUTHOR

Cheese Editorial Team

キャリア・自己理解メディア

アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

SHARE THIS ARTICLE

このキャリアについて相談する

アソベンチャーチーズでは、あなたのスキルに合った副業案件を無料で診断します。
まずはカジュアル面談から。

キャリア相談を予約する