
挨拶しても無視される。 話している途中でため息をつかれる。 「今の話、全然面白くないね」と否定される。
面接室という密室で、社会的な地位のある大人からこんな態度を取られたら、誰でもパニックになります。 頭が真っ白になり、涙目になり、トラウマになる学生もいます。
これが圧迫面接です。 まず知っておいてほしいのは、これは**「演技(パフォーマンス)」である可能性が高いということです。 面接官は、あなたが憎くてやっているわけではありません。 「予想外のストレスがかかった時に、この学生はどう対処するか?」 という「ストレス耐性テスト」**をしているのです。
この記事では、圧迫面接のパターンと、涼しい顔で乗り切るための「心の持ちよう」と「具体的な切り返し」を伝授します。
理不尽な客(クレーマー)への対応が多い業界(接客、営業、インフラ)や、激務のコンサル業界でよく行われます。
※ただし、単に面接官の性格が悪い場合や、社員教育がなっていないブラック企業の場合もあります。その見極め方も後述します。
「君のその経験、たいしたことないね」 「うちの会社、合わないと思うよ」
【対策】肯定してから切り返す ❌ 「そんなことありません!」(感情的反論) ❌ 「すみません…」(萎縮) ⭕ 「ご指摘ありがとうございます(肯定)。確かにおっしゃる通り、派手な実績ではありません。しかし、私はこの経験から粘り強さを学びました。これは御社の営業でも必ず活きると確信しています(論理的説明)」
相手の否定を「一つの意見」として受け入れ(イエス)、その上で自分の考えを述べる(バット)。YES-BUT法が最強です。
「なぜそれをしたの?」「なぜ?」「それ本当?」 深堀りを通り越して、尋問のようになるケース。
【対策】笑顔で対応 相手は焦らせようとしています。焦ったら相手の思う壺です。 一呼吸置いて、ニコッと笑って、「はい、その理由は〜」と淡々と答えましょう。 「詳しく聞いてくださってありがとうございます」くらいの余裕を見せると、面接官が「お、こいつ強いな」と根負けします。
スマホをいじる、あくびをする、腕組みをして睨む。
【対策】気にしない 「あ、演技してるなー」「お疲れなのかなー」と客観視しましょう。 目の前の相手ではなく、その後ろにあるカメラに向かって話すイメージで、普段通りのパフォーマンスを続けてください。 あなたが動じなければ、相手はテスト失敗(あなたにとっては合格)です。
「テスト」の範疇を超えた、倫理的にアウトな圧迫もあります。 これをやられたら、その会社には入らない方がいいです。入社してもパワハラ地獄が待っています。
このような場合は、選考を辞退しましょう。 「本日はありがとうございました」と席を立ち、帰ってOKです。 後でSNSに書かれるリスクも考えられないような企業に未来はありません。
圧迫面接を受けた後は、どんなに強くても心が消耗します。 「自分はダメな人間なんだ」と思い込まないでください。 以下のケアを行ってください。
実は、圧迫面接は**「見込みのある学生」**にしかしないことが多いです。 興味のない学生には、当たり障りのない対応をして、さっさと帰します(お客様扱い)。 わざわざエネルギーを使って圧迫してくるということは、 「こいつは見込みがあるから、もっと本性を見たい」 と思われている裏返しかもしれません。
最終面接で社長から圧迫されるのは「あるある」です。 そこでビビらずに、 「社長、それは違います。私の考えはこうです」 と堂々と意見を言えた学生が内定を勝ち取ります。
圧迫面接は、あなたの覚悟を試すゲートキーパーです。 笑顔という最強の盾を持って、堂々と突破してください。
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