
「これ、どうやって解くの…?」 面接官から突然投げかけられる、正解のない問い。 これが**ケース面接(フェルミ推定)**です。
マッキンゼーやBCGなどの戦略コンサルだけでなく、最近では総合商社、外資系IT、大手広告代理店でも導入が進んでいます。 なぜなら、変化の激しい現代ビジネスにおいて、知識(暗記)よりも**「思考力(地頭)」**が重要だからです。
「自分は文系だし無理…」と諦める必要はありません。 ケース面接は「ひらめき」ではなく、**「技術(型)」**で解けます。 この記事では、未経験者でも最短で回答を作れるようになる「思考の5ステップ」と、厳選例題を解説します。
大きく分けて2種類あります。
「今、日本にいる猫の数は?」 「東京ドームの容積は?」 未知の数字を、論理的な推論で概算する問題。
「ある飲食店の売上を上げてください」 「過疎化した村を再生してください」 具体的なビジネス課題に対する解決策を提案する問題。 ※多くの場合、フェルミ推定で市場規模を出してから、ビジネスケースを解く複合型が出ます。
どんな難問も、因数分解すれば解けます。
(例題) スタバの1日の売上
いきなり「100万円!」と答えてはいけません。 要素に分解します。
売上 = 客数 × 客単価
さらに分解します。 客数 = 座席数 × 稼働率 × 回転数 客単価 = ドリンク単価 + フード注文率 × フード単価
ここまで分解できれば、あとは数字を置くだけです。
この「プロセス」を示せるかどうかが勝負です。 数字の正確さ(正解)はどうでもいいのです。 面接官が見ているのは、**「漏れなくダブりなく(MECE)分解できているか」と「前提条件の置き方が妥当か」**です。
「売上を上げろ」と言われたら、フレームワークを使います。
(例題) 地方の温泉旅館の再生
現状分析:
課題特定: 「施設の老朽化で若者が敬遠している」×「広告宣伝不足」
解決策(打ち手):
答えが思いついても、伝え方が悪いと落ちます。
「結論から申し上げます。施策は3点あります。1点目は〜、2点目は〜」 番号を振って話す癖をつけましょう。
問題文が曖昧なときは、必ず質問して定義を揃えます。 「売上を2倍にする期間は、1年以内でしょうか? それとも3年でしょうか?」 これを聞くだけで「お、論理的だな」と思われます。
面接官から「でも、ここってコストかかりすぎない?」と突っ込まれた時。 「すみません!」と萎縮してはいけません。 「確かにおっしゃる通りです。では、コストを抑えるために、まずはWeb広告のみでテストするのはどうでしょうか?」 と、**建設的な対話(ラリー)**をすること。 これこそがコンサルタントの仕事そのものです。
ケース面接は、才能ではありません。慣れです。 最初は全く解けなくて絶望するでしょう。私もそうでした。 しかし、10問、20問と解いていくうちに、「あ、このパターンね」と脳の回路が繋がる瞬間が来ます。
日常生活すべてが練習問題です。 電車の中で。「この車両の広告収入はいくらか?」 カフェで。「今の時間帯の売上は?」 常に問いを立て、仮説を作る「思考の筋トレ」を続けてください。 その習慣は、面接だけでなく、社会人になってからの最強の武器になります。
「壁打ち相手がいない…」
CheeseのAI面接官なら、24時間いつでもケース面接の練習ができます。あなたの回答の論理的矛盾を指摘し、採点してくれます。
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