
就活の初期段階で行われる「グループディスカッション(GD)」。 初対面の学生5〜6人でチームを組み、与えられたテーマについて30分ほど議論し、結論を発表する選考方式です。
「司会(リーダー)をやらないと落ちる」 「とにかく発言数を稼がないと目立たない」
そんな都市伝説を信じて、我先にと喋りまくる学生がいますが、これらは全て間違いです。 GDで見られているのは、「リーダーシップ」だけではありません。 むしろ**「協調性」「論理性」「傾聴力」**の方が重視されます。 なぜなら、会社での会議において、全員が俺が俺がと喋り出したら会議が崩壊するからです。
この記事では、GDで確実に通過するための「勝利の役割分担」と、議論を破壊するモンスター(クラッシャー)への対処法を解説します。
まず、GDの4大役割と、それぞれの生存戦略を知りましょう。
議論が迷走するのは、「型」がないからです。 開始直後に「まずは定義付けから始めましょう」と言えれば、あなたは影の支配者になれます。
【お題:売上を上げてください系】 (例:カフェの売上を2倍にするには?)
この流れをホワイトボードに書くか、口頭で提案するだけで、議論はスムーズに進みます。
GDには必ず魔物が潜んでいます。 議論を崩壊させる「クラッシャー」です。彼らに巻き込まれてチーム全員不合格(共倒れ)になるのが最悪のパターンです。
自分の意見ばかり喋り、他人の意見を否定し、仕切りたがる。 対処法: 戦ってはいけません。 「〇〇さんの意見、熱意があって素晴らしいですね!」と一度褒めて黙らせます。 その上で、「では、他の方の意見も聞いて多角的に検討してみましょう。Bさんはどうですか?」と強制的にパスを回します。 面接官は、ジャイアンを冷ややかな目で見ており、彼を上手くコントロールしたあなたを評価します。
一言も喋らない。 対処法: 放置すると「冷たいチーム」と判断され、連帯責任で減点されます。 「Cさんはどう思いますか?」と簡単な質問(Yes/Noで答えられるもの)を振ってあげましょう。 助け舟を出したあなたの評価が爆上がりします。
「あ、そういえばカフェといえばサイドメニューも大事だよね!」と、今の議論と関係ない話を急にしだす。 対処法: 「面白い視点ですね! ただ、今は『客数UP』の話をしているので、その『客単価UP』の話は後半の絞り込みの時間にしませんか? メモしておきますね」 と優しく軌道修正します。
GDを「他人を蹴落とすバトルロイヤル」だと思っている人が多すぎます。 違います。 GDは**「全員で協力してミッションをクリアする脱出ゲーム」**です。
チーム全体の成果(結論の質)が低ければ、全員落ちます。 逆に、議論が盛り上がり、素晴らしい結論が出れば、全員受かることもあります。
「自分が目立つこと」よりも「チームの議論が良い方向に進むこと」を優先してください。 その姿勢ができる人は、必ず面接官の目に留まります。 「この子となら会議がしたい」 そう思わせたら勝ちです。
「GDのお題、どんなのが出るの?」
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