
「次回はプレゼン面接を行います。テーマは自由です」 「新規事業の企画書を作ってきてください」
IT企業、広告代理店、コンサルティングファームで増えている**「プレゼン面接」**。 普通の面接と違い、準備に時間がかかります。 そして、多くの学生が間違いを犯します。
間違い:おしゃれなデザインにこだわる。 間違い:情報を詰め込みすぎて文字だらけになる。
面接官が見ているのは、PowerPointの操作スキルではありません。 「相手に伝わるように情報を構造化し、心を動かすストーリーを作れるか」 というコミュニケーション能力の頂点を見ています。
この記事では、プレゼン面接で「こいつ、デキる」と思わせる資料作成の型(テンプレート)と、話し方の極意を伝授します。
プレゼンは「構成」が9割です。いきなりパワポを開かず、紙に構成を書き出してください。
キャッチーなタイトルをつけましょう。 ❌ 「私の自己PR」 ⭕ 「体育会ラグビー部で培った"泥臭い調整力"で、御社の営業に革命を起こす」
聞き手の関心を惹きつけます。クイズを出したり、驚きの数字を出したり。 「皆様、〇〇という市場規模をご存知ですか?」
最初に結論を言います。「私が提案するのは〇〇です」。 ダラダラと前置きを話すと、面接官は「で、何が言いたいの?」とイライラします。
なぜその結論に至ったのか。3つの理由(ポイント)に絞って説明します。 「理由は3点あります。市場性、実現可能性、そして収益性です」
抽象的な話を具体化します。データ、事例、エピソード。 「具体的には〜」
最後にもう一度、熱意を込めて結論を伝えます。
スライドは「読むもの」ではなく「見るもの」です。
1枚のスライドで言いたいことは1つだけにする。 ごちゃごちゃ書かない。余計な情報は削る。勇気のある空白(余白)が知性を感じさせます。
フォントはMeiryo UIか游ゴシック。サイズは24pt以上。 長文は読まれません。箇条書きとキーワードだけにします。
ベースカラー(黒・グレー)、メインカラー(企業のコーポレートカラー)、アクセントカラー(赤やオレンジ)の3色以内に抑える。 レインボー配色は素人感が出ます。
資料が完璧でも、棒読みでは落ちます。
ずっとスクリーンやお尻(背中)を向けて話す人がいますが、最悪です。 面接官の目を見て(アイコンタクト)、語りかけてください。 資料はあくまで補助ツールです。主役はあなたです。
「プロジェクターが映らない!」 そんな時も焦らず、「では、手元の資料をご覧いただけますか?」と冷静に対処できれば、逆に評価が上がります。印刷した資料を予備で持っていくのは基本中の基本(リスク管理)です。
発表が終わって「ありがとうございました」でホッとしてはいけません。 ここからが本番、**質疑応答(Q&A)**タイムです。 プレゼン内容に対して、鋭いツッコミが来ます。
「このデータの出典は?」 「競合が真似してきたらどうする?」 「コスト見積もりが甘くない?」
ここでムッとしたり、しどろもどろになったりしてはいけません。 想定質問(FAQ)を作っておき、 「ご質問ありがとうございます。その点につきましては、補足資料がございます(スライドをめくる)」 と、**Appendix(補足資料)**を出せれば、完全勝利です。 「準備がいいねぇ!」と感心されます。
プレゼンテーションの語源は「プレセント(贈り物)」です。 聞き手(面接官)に対して、新しい知見や、ワクワクする未来を贈る行為です。
「評価されたい」「良く見せたい」という自意識を捨ててください。 「どうすれば相手に一番伝わるか?」 「どうすれば相手を楽しませられるか?」 その**「相手想い(Giveの精神)」**こそが、最高のプレゼンを生み出します。
スティーブ・ジョブズになる必要はありません。 あなたの言葉で、熱意を届けてください。
「先輩の資料、見てみたい!」
Cheeseの資料共有ライブラリなら、選考通過者のプレゼン資料(パワポ)を閲覧できます。デザインや構成の参考に。
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