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【完全解説】Orynthとは?プロダクト掲載から収益化までの仕組みを徹底ガイド

2026年1月10日
Cheese Editorial Team
10分で読めます
【完全解説】Orynthとは?プロダクト掲載から収益化までの仕組みを徹底ガイド

はじめに:Orynthとは何か?

**Orynth(オリンス)**は、Solanaブロックチェーン上に構築されたAI搭載のノーコードプラットフォームです。

ユーザーは「アイデアを説明するだけ」で、トレーディングボット、ゲーム、DeFiプロトコルなど多様なブロックチェーンアプリケーションを構築・展開できます。コーディング不要で、AIがプロンプトからアプリケーションを生成してくれるのが最大の特徴です。

さらにOrynthでは、プロダクトを無料で掲載し、コミュニティの発見・議論・フォローを集め、任意でマーケットを立ち上げ、取引手数料の一部を収益として受け取ることができます。

この記事では、Orynthの仕組みを徹底的に解説します。

⚠️ 重要な前提

本記事は情報提供を目的としており、投資助言ではありません。Orynthは現時点でコントラクト監査が未実施である旨が明記されています。利用にあたっては自己責任で判断してください。


第1章:Orynthプラットフォームの全体像

1-1. Orynthの基本コンセプト

Orynthは以下の3つの機能を統合したプラットフォームです:

機能 説明
プロダクト掲載 実在するオンラインプロダクトを無料で掲載し、発見・議論・フォローを促進
マーケット開始 任意でマーケットを有効化し、取引を通じてプロダクトへの関心を可視化
収益化 取引手数料の一部がFounder(創設者)に配分される

公式の説明では、以下のように定義されています:

「early-stage productsを発見し、creatorを支援し、彼らのコインに投資する」

つまり、Orynthはプロダクトディスカバリー + マーケット機能 + 収益化を組み合わせた新しいタイプのプラットフォームです。

1-2. Solanaブロックチェーン上で動作

OrynthはSolanaブロックチェーン上に構築されています。

Solanaの特徴 メリット
高速トランザクション 数秒で処理が完了
低い手数料 取引コストが非常に安い
スケーラビリティ 大量のトランザクションを処理可能

これにより、ユーザーは低コストで高速な取引を行うことができます。

1-3. ネイティブトークン「ORY」

OrynthにはORYトークンが存在します。

項目 詳細
ブロックチェーン Solana
取引所 Meteora DAMM V2(ORY/SOLペア)等
時価総額 約$2.19M〜$2.5M(情報源により変動)
CoinGeckoランキング 約2961位

ORYトークンは主にSolana上の分散型取引所(DEX)で取引されています。


第2章:プロダクト掲載の仕組み

2-1. 掲載できるプロダクトの種類

Orynthでは、実在するオンラインプロダクトを掲載することができます。

掲載可能なプロダクト例

カテゴリ 具体例
開発中のMVP β版のWebアプリ、プロトタイプ
稼働中のツール・アプリ SaaS、AIツール、Webサービス
ブロックチェーンアプリ DeFiプロトコル、NFTプロジェクト

掲載不可のもの

  • アイデア段階のもの(実在するプロダクトが必要)
  • 詐欺的なプロジェクト
  • 品質・透明性の基準を満たさないもの

2-2. 掲載プロセス【完全ステップ】

Step 1:プロダクト情報の提出

以下の情報を申請フォームに入力します:

必須項目 内容
何を作っているか プロダクトの概要
誰向けか ターゲットユーザー
解決する課題 提供する価値
プロダクトURL 実在するプロダクトのリンク

Step 2:手動審査

Orynthチームが品質と透明性の観点から手動でレビューします。

審査のポイント:

  • プロダクトが実在するか
  • 説明が明確か
  • 詐欺的でないか

Step 3:承認・公開

審査を通過すると、公開ページが作成されます。

公開ページでできること:

  • ユーザーがプロダクトを発見
  • コメントで議論
  • フォローで更新を追跡

2-3. 掲載は完全無料

重要なポイント:掲載自体は完全に無料です。

マーケットを有効化するかどうかは任意であり、掲載だけで反応を見ることもできます。


第3章:マーケット機能の詳細

3-1. マーケットとは何か

マーケットは**「プロダクトへの注目・関心・確信」を取引アクティビティとして反映するための任意レイヤー**です。

マーケットを開始すると:

  • ユーザーがプロダクトに対して「投資」できるようになる
  • 取引活動が発生し、関心が数値として可視化される
  • 取引が起きると手数料が発生する

3-2. マーケット開始の目的

Founderがマーケットを立ち上げる主な目的:

目的 詳細
関心の可視化 プロダクトへの注目度を数値で把握
初期コミュニティ形成 早期サポーターを集める
手数料収益 取引から収益を得る
需要テスト 市場のニーズを検証

3-3. マーケット開始の方法

承認後、マーケット開始は1分未満で完了します。

手順:

  1. プロダクトページにログイン
  2. マーケット開始ボタンをクリック
  3. パラメータを確認
  4. 有効化

3-4. Market Cap(時価総額)の表示

マーケットが開始されると、プロダクトページにMarket Capが表示されます。

注意点 説明
Orynth独自の指標 企業価値評価(エクイティ)とは別物
計算式は非公開 公式ドキュメントに明確な計算式の記載なし
変動性あり 取引活動によって上下する

第4章:収益化の仕組み

4-1. 収益の発生条件

収益は**「取引が発生したときの手数料の一部」**として発生します。

条件 詳細
マーケットが有効化されている マーケットなしでは収益は発生しない
取引が活発 取引が多いほど手数料も増加
継続的な関心 一時的ではなく持続的な活動

4-2. 収益に影響する要素

Founder収益は以下の3つの要素に依存します:

要素 影響度
出来高(取引量) 取引が多いほど手数料収益も増加
継続的な関心 プロダクトへの関心が持続するほど取引も継続
コミュニティの関与 フォロー・コメント・議論が活発なほど注目度UP

4-3. 重要な注意点

公式ドキュメントには以下の注意点が明記されています:

⚠️ 収益に関する重要事項

  • 収益はfundraising(資金調達)ではない
  • リターンを期待すべきものではない
  • 最低保証や確約はない
  • マーケットは上下・非活性化し得る

つまり、「掲載すれば必ず稼げる」というものではありません。

4-4. トークンローンチ時の手数料

トークンをローンチする導線(@BagsAPI経由)を利用する場合、10%のローンチパッド手数料が徴収されます。


第5章:Orynth Walletと出金プロセス

5-1. Orynth Walletの特徴

アカウント作成時にOrynth Walletが自動生成されます。

特徴 詳細
自動生成 セットアップ不要、拡張機能のインストール不要
非カストディアル設計 Orynth側が無断で資金移動できない
Turnkey鍵管理 安全な鍵管理システムを採用
暗号資産の知識不要 初心者でも利用可能

5-2. 収益の受け取り(Claim)

収益が発生すると、プロダクトページに表示されます。

Claimの手順

  1. プロダクトページにアクセス
  2. 「Claim」ボタンをクリック
  3. USDC(ステーブルコイン)がOrynth Walletに即座に送金

5-3. 銀行出金のプロセス

Orynth Walletから銀行口座への出金プロセス:

1. Orynth Walletの収益を確認
   ↓
2. 「Claim」ボタンでUSDCをWalletへ
   ↓
3. オン/オフランプ事業者を選択
   ↓
4. 法定通貨(日本円など)に換金
   ↓
5. 銀行口座へ出金

5-4. 出金に関する注意点

注意点 詳細
Orynthは出金事業者を管理しない 手数料・処理時間は事業者依存
地域によって利用可能な事業者が異なる 日本対応の事業者を確認
換金レート 事業者によって異なる
本人確認(KYC) 事業者によって必要な場合あり

利用可能な出金手段(地域により異なる)

  • カード出金
  • 銀行振込
  • 第三者決済サービス

第6章:リスクと注意事項

6-1. セキュリティリスク

リスク 対策
コントラクト監査未実施 資金を置きすぎない、段階的に試す
ベータ版リスク 制限や変更があり得ることを理解
スマートコントラクトリスク 技術的な問題発生の可能性

6-2. 収益リスク

リスク 詳細
収益の保証なし 取引がなければ収益は発生しない
マーケットの変動 市場価値は上下する
非活性化リスク マーケットが非活性化する可能性

6-3. 出金リスク

リスク 詳細
換金レートの変動 USDC→法定通貨の換金レート
事業者リスク 出金事業者の信頼性
規制リスク 各国の暗号資産規制

第7章:Orynthパートナープログラム

Orynthではパートナープログラムも提供しています。

内容 詳細
紹介報酬 創設者をプラットフォームに紹介することで、プラットフォーム手数料の**10%**をコミッションとして受け取り
対象 新規Founderの紹介

第8章:よくある質問(FAQ)

Q1:Orynthは資金調達プラットフォームですか?

A:いいえ。Orynthはエクイティ(株式・持分)調達の場ではありません。収益は「取引手数料の配分」によって発生し、VCからの出資とは性質が異なります。

Q2:掲載にコストはかかりますか?

A:掲載自体は完全無料です。ただし、トークンをローンチする場合は10%のローンチパッド手数料がかかります。

Q3:収益は保証されますか?

A:いいえ。収益は取引活動に依存し、最低保証はありません。マーケットは上下・非活性化する可能性があります。

Q4:どんなプロダクトが掲載できますか?

A:実在するオンラインプロダクト(MVP、開発中、稼働中)が対象です。SaaS、AIツール、Webサービス、ブロックチェーンアプリなど幅広く対応しています。

Q5:日本から利用できますか?

A:はい、掲載は可能です。ただし、出金時のオン/オフランプ事業者は地域により異なります。日本で利用可能な事業者を確認してください。

Q6:暗号資産の知識がなくても使えますか?

A:はい。Orynth Walletは自動生成され、拡張機能のインストールや暗号資産の事前知識は不要です。

Q7:Market Capとは何ですか?

A:Orynth上でのプロダクトの「時価総額」を示す指標です。ただし、企業価値評価(エクイティ・バリュエーション)とは別物であり、Orynth独自の指標として理解してください。


まとめ:Orynth活用のチェックリスト

掲載前

  • 実在するオンラインプロダクトがあるか確認
  • プロダクトの概要(誰向け、何を解決するか)を明確化
  • Orynthが「資金調達」ではなく「収益化」の仕組みであることを理解
  • リスク(監査未実施、収益保証なし)を認識

掲載〜マーケット開始

  • プロダクト情報を提出し、手動審査を通過
  • 公開ページでコミュニティの反応を確認
  • 必要に応じてマーケットを有効化

収益化〜出金

  • 収益をプロダクトページで確認
  • Claimで USDC を Orynth Wallet へ
  • オン/オフランプ事業者で法定通貨化
  • 銀行口座へ出金

免責事項

本記事は情報提供を目的としており、投資助言、法的助言、税務助言を構成するものではありません。Orynthの利用にあたっては、自己責任で判断してください。プラットフォームの仕様・ルールは変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。


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