
「志望動機、どうしても思いつかない…」 「『企業理念に共感しました』しか書くことがない」 「ぶっちゃけ、安定してるから受けるだけだしな…」
エントリーシート(ES)や面接の準備で、もっとも筆が止まるのが「志望動機」です。 特に、BtoB企業や知名度の高くない優良企業(隠れ優良企業)を受ける場合、「なぜ御社なのか」を語るのは至難の業です。
しかし、志望動機は「愛の告白」ではありません。「論理的な説明」です。 熱烈なファンである必要はなく、「私の強みは御社でこそ活きる」「私のキャリアの方向性は御社と一致している」というロジックさえ通っていれば、評価される志望動機は作れます。
この記事では、**「やりたいこと」がなくても内定レベルの志望動機が作れる「3ステップ作成法」と、使い回しOKな「魔法のフレームワーク」**を伝授します。
この記事でわかること:
これを読めば、白紙のESがスラスラ埋まるようになります。
なぜ書けないのか、原因を特定しましょう。
HPのトップページだけ見ていませんか?「社会貢献したい」「成長したい」などの抽象的な言葉しか出てこないのは、**「その企業が具体的に何をしているか(商材、顧客、ビジネスモデル)」**を知らないからです。
「御社は素晴らしい」と相手を褒めるだけになっていませんか?志望動機は「企業」と「自分」の接点(共通点)を語るものです。自分の「就活の軸(何を重視するか)」が定まっていないと、接点が見つかりません。
「御社でなければならない理由」なんて、正直なかなかありません。「競合他社でもできるのでは?」というツッコミを恐れすぎず、**「御社が一番自分の軸に近い」**と言えれば十分です。
感情論(好き)ではなく、論理(ロジック)で組み立てる手順です。
まずは自分目線でOKです。
その企業の強みや風土の中から、STEP1に合うものを探します。
「私は〇〇という軸で就活しています。御社には〇〇という特徴があります。だから御社を志望します」 これで骨組みの完成です。
以下の構成に当てはめれば、誰でも論理的な志望動機が完成します。
「残業が少ないから」「給料が高いから」…本音はそれでも、そのまま言うのはNG。ポジティブに変換しましょう。
| 本音(条件) | 建前(志望動機への変換) |
|---|---|
| 安定しているから | 長期的な視点で顧客と信頼関係を築ける環境で働きたい。腰を据えてスキルを磨きたい。 |
| 給料が高いから | 成果が正当に評価される実力主義の環境で、高い目標に挑戦し続けたい。 |
| 福利厚生が良いから | 社員を大切にする風土に惹かれた。オンオフのメリハリをつけて、長く高いパフォーマンスを発揮したい。 |
| 家から近いから | 地域密着でお客様と深い関係を築きたい。地元に貢献したい。 |
私は「自分自身のスキルを高め、顧客の課題解決に貢献し続けたい」という想いから、御社を志望します。 塾講師のアルバイト経験から、知識を武器に相手の悩みを解決することにやりがいを感じてきました。 IT業界の中でも御社は研修制度が充実しており、未経験からでもプロフェッショナルを目指せる環境がある点に惹かれました。いち早くスキルを身につけ、御社に貢献したいです。
私は「社会の根幹を支える仕事がしたい」と考え、御社を志望しました。 普段目には見えませんが、日本の製造業を物流という側面から支えている御社の事業の社会貢献性の高さに感銘を受けました。 部活動のマネージャー経験で培った「裏方として組織を支えるホスピタリティ」を活かし、御社のスムーズな業務運営に貢献したいと考えています。
A. 「他社も魅力的ですが」と前置きしつつ、「御社の〇〇という社風が、私にとって一番働きやすいと感じた」と、**「人・社風」**を最後の決め手にすると反論されにくいです。
A. ESなら指定文字数の8割以上。面接なら1分程度で話せる長さ(300文字)にまとめましょう。
A. バレます。HPの情報+「OB訪問で聞いた話」「説明会で社員さんが言っていたこと」など、生の情報を一つ盛り込むだけで、説得力が段違いになります。
志望動機は、あなたの論理的思考力と熱意を伝えるプレゼン資料です。
「なぜ?」を深掘りすることで、あなただけの説得力ある志望動機は必ず見つかります。まずは自分の「軸」探しから始めてみてください。
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