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【2026年最新】ジョブ型採用・勤務地確約とは?配属ガチャを回避する新しい就活スタイル

2026年1月9日
更新: 2026年1月11日
Cheese Editorial Team
12分で読めます
【2026年最新】ジョブ型採用・勤務地確約とは?配属ガチャを回避する新しい就活スタイル

「せっかく内定をもらったのに、配属先が希望と全然違った…」

これは「配属ガチャ」と呼ばれる現象で、多くの新卒社員が入社直後に経験する大きなストレスの一つです。2025年の調査では、新卒社員の42%が配属先に不満を持ち、そのうち28%が1年以内に転職を検討したというデータがあります(リクルートキャリア調べ)。

しかし、この「配属ガチャ」を完全に回避する方法があります。それがジョブ型採用勤務地確約採用です。

この記事では、従来のメンバーシップ型雇用と比較しながら、ジョブ型採用のメリット・デメリット、導入企業の探し方、そして選考突破のために必要な準備を徹底解説します。

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ジョブ型採用とは?メンバーシップ型との決定的な違い

メンバーシップ型雇用の特徴

まず、日本の伝統的な雇用形態であるメンバーシップ型雇用について理解しましょう。

メンバーシップ型雇用とは、「会社の一員(メンバー)」として採用される形態です。具体的な特徴は以下の通りです。

  • 職種や勤務地は会社が決める:入社時点では配属先が未定
  • ジョブローテーション:数年ごとに異動がある
  • ジェネラリスト育成:幅広い業務を経験させる
  • 終身雇用が前提:長期的な雇用関係を想定
  • 年功序列:勤続年数に応じて給与が上がる

このモデルでは、「何でもやります、どこへでも行きます」という姿勢が求められます。安定と引き換えに、キャリアの自己決定権を会社に委ねる形になります。

ジョブ型雇用の特徴

一方、ジョブ型雇用は欧米を中心に普及している雇用形態で、「特定の仕事(ジョブ)」に対して採用される形態です。

  • 職種・勤務地が明確:入社前に配属先が確定
  • 異動は原則なし:同一職種でキャリアを積む
  • スペシャリスト育成:専門性を深める
  • 成果主義:職務遂行能力で評価される
  • ジョブディスクリプション:職務内容が文書で明示される
項目 メンバーシップ型 ジョブ型
採用基準 ポテンシャル・人柄 スキル・実績
配属 会社が決定 入社前に確定
評価基準 勤続年数・態度 成果・専門性
異動 頻繁にあり 原則なし
キャリア ジェネラリスト スペシャリスト
雇用安定性 高い(終身雇用) 職種依存

なぜ今、ジョブ型採用が増えているのか

2026年現在、日本企業でもジョブ型採用を導入する動きが加速しています。その背景には以下の要因があります。

企業側の理由

  • デジタル人材の獲得競争が激化
  • 専門性の高い人材が即戦力として必要
  • グローバル企業との人材獲得競争
  • 若手の早期離職を防ぎたい

学生側の理由

  • 「配属ガチャ」への強い忌避感
  • 専門スキルを活かしたい
  • ワークライフバランスを重視
  • 自律的なキャリア形成への意欲

経団連の調査によると、**大手企業の約35%**が何らかの形でジョブ型採用を導入または検討中とのことです(2025年調査)。


勤務地確約採用とは?地域限定社員との違い

勤務地確約採用の仕組み

勤務地確約採用とは、入社時点で勤務地が確定している採用形態です。「東京本社配属確約」「大阪支社配属確約」といった形で募集されます。

この採用形態のメリットは以下の通りです。

  • ライフプランが立てやすい:住居、結婚、子育ての計画が立てられる
  • 地元で働ける:Uターン就職がしやすい
  • 転勤ストレスがない:人間関係や生活環境が安定
  • 配属ガチャを完全回避:入社前に勤務地が確定

地域限定社員との違い

「地域限定社員」という似た制度がありますが、勤務地確約採用とは異なる点があります。

項目 勤務地確約採用 地域限定社員
入社時点 勤務地が確定 エリア内での異動あり
給与水準 総合職と同等の場合も 総合職より10〜20%低いことが多い
昇進 制限なしの場合も 上限があることが多い
対象範囲 特定の拠点 地方ブロック(例:関東エリア)

勤務地確約採用は、総合職と同等の待遇で勤務地だけが確定するケースが増えています。一方、地域限定社員は給与や昇進に制限がかかることが一般的です。

💡 ヒント

勤務地確約でも異動リスクはゼロではない

「確約」と言っても、会社の経営状況によっては拠点閉鎖や組織再編で異動が生じる可能性はあります。
入社前に「確約の条件」を必ず確認しましょう。

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ジョブ型採用のメリット・デメリット

メリット

1. 配属リスクがない 最大のメリットは、入社前に職種・勤務地が確定していることです。「希望と違う部署に配属された」という事態を避けられます。

2. 専門性を深められる 同一職種でキャリアを積むため、スペシャリストとしての成長が見込めます。市場価値の高いスキルを身につけやすい環境です。

3. 成果が正当に評価される 年功序列ではなく、職務遂行能力や成果で評価されます。若くても実力があれば高い評価を得られます。

4. ワークライフバランスが取りやすい 転勤がないため、ライフプランが立てやすく、プライベートとの両立がしやすいという声もあります。

デメリット

1. 職種がなくなれば居場所がなくなる 担当していた職種や事業が縮小・廃止された場合、解雇や配置転換のリスクがあります。終身雇用の安心感はありません。

2. スキルの陳腐化リスク 特定のスキルに特化するため、そのスキルが市場で求められなくなった場合、キャリアの転換が難しくなります。

3. 未経験からの挑戦が難しい 新卒でも「即戦力」が求められるため、学生時代の実績やスキルが選考で重視されます。ポテンシャル採用ではありません。

4. 給与が成果連動になる可能性 成果主義のため、成果が出せなければ給与が上がりにくい、または下がる可能性もあります。

⚠️ 一生勉強し続ける覚悟が必要

ジョブ型雇用では、スキルの継続的なアップデートが不可欠です。「入社したら安泰」ではなく、常に学び続ける姿勢が求められます。


配属ガチャを100%回避する「確約採用」の探し方

1. 企業の採用ページをチェック

多くの企業が、採用ページで「コース別採用」「職種別採用」「勤務地限定採用」といった形で情報を公開しています。

チェックすべきポイントは以下の通りです。

  • 「〇〇コース」「〇〇職採用」という記載があるか
  • 勤務地が明記されているか
  • 配属確約の条件(選考結果による等)が書かれているか

2. 就活サイトで絞り込み検索

リクナビ、マイナビなどの就活サイトでは、「職種別採用」「勤務地確約」などのフィルターで検索できます。

おすすめの検索キーワード

  • 「ジョブ型採用 新卒」
  • 「職種別採用 〇〇(職種名)」
  • 「勤務地確約 東京」
  • 「コース別採用」

3. 逆求人サイトを活用

OfferBoxやirodasなどの逆求人サイトでは、あなたのスキルや志向に合った企業からスカウトが届きます。ジョブ型採用に積極的な企業からのオファーを受けやすいメリットがあります。

4. 説明会や面接で直接確認

採用情報だけでは分からないことも多いので、説明会や面接で以下の点を確認しましょう。

確認すべき質問例

  • 「配属はいつ、どのように決まりますか?」
  • 「入社前に職種・勤務地は確定しますか?」
  • 「配属確約の条件はありますか?」
  • 「入社後の異動の可能性はありますか?」

ジョブ型で求められる「スキルの証明」

ポテンシャルではなくスキルが見られる

メンバーシップ型の総合職採用では「ポテンシャル」や「人柄」が重視されますが、ジョブ型採用では具体的なスキルと実績が求められます。

「エンジニアコース」に応募するなら、プログラミングスキル。「マーケティングコース」なら、マーケティングの実務経験。未経験歓迎の総合職とはハードルが違います。

学生時代に準備すべきこと

ジョブ型採用で内定を獲得するために、以下の準備を進めましょう。

1. ポートフォリオの作成 制作物や成果物をまとめたポートフォリオは必須です。エンジニアならGitHub、デザイナーならBehance、マーケターならブログや分析レポートなど、職種に応じた形式で準備しましょう。

2. 長期インターン経験 実務経験として最も評価されるのが長期インターンです。3ヶ月以上の実務経験があると、選考で大きなアドバンテージになります。

3. 関連資格の取得 職種によっては資格が評価されます。例えば、ITパスポート、基本情報技術者、TOEIC、ウェブ解析士などです。

4. 個人プロジェクト 自主的に取り組んだプロジェクトも評価対象です。アプリ開発、SNS運用、イベント企画など、「自分で考えて行動した経験」をアピールしましょう。

成功事例:Bさん(早稲田大学4年)の場合

「大学2年から長期インターンでWebマーケティングを経験。GA4やリスティング広告の運用実績をポートフォリオにまとめ、大手IT企業のマーケティング職(ジョブ型採用)で内定を獲得しました」

ジョブ型採用のチェックリスト

以下のチェックリストで、自分の準備状況を確認しましょう。

  • □ ポートフォリオはあるか
  • □ 長期インターン経験はあるか
  • □ 関連資格を持っているか
  • □ 個人プロジェクトの実績はあるか
  • □ 志望職種の業務内容を理解しているか
  • □ 業界のトレンドを把握しているか

新卒ジョブ型採用を実施している注目企業

2026年現在、ジョブ型採用を積極的に導入している企業を紹介します。(※採用情報は変更される可能性があるため、最新情報は各社の採用ページでご確認ください)

IT・テクノロジー業界

企業名 職種例 特徴
ソニーグループ エンジニア、デザイナー コース別採用、配属確約
富士通 SE、コンサル ジョブ型人事制度を全面導入
日立製作所 技術職、研究職 ジョブ型インターンあり
楽天グループ エンジニア、ビジネス職 職種別採用
サイバーエージェント エンジニア、クリエイター 新卒年収1000万円コースも

コンサルティング業界

企業名 職種例 特徴
アクセンチュア コンサルタント、エンジニア 部門別採用
デロイト トーマツ 各専門領域別 グローバル採用
PwC 監査、コンサル、Tax 職種別選考

金融業界

企業名 職種例 特徴
三菱UFJ銀行 デジタル人材コース 専門職採用を拡大
野村證券 投資銀行部門 部門別採用
三井住友海上 アクチュアリー 専門職採用

メーカー

企業名 職種例 特徴
トヨタ自動車 技術職 職種別採用
パナソニック 事業会社別採用 配属確約
KDDI エンジニア職 コース別採用

ジョブ型採用に向いている人・向いていない人

向いている人

  • やりたい仕事が明確な人:「この職種で専門性を高めたい」という明確な意志がある
  • すでにスキルがある人:学生時代にインターンや個人プロジェクトで実績を積んでいる
  • 自律的にキャリアを築きたい人:会社任せではなく、自分でキャリアを設計したい
  • 成果主義を好む人:年功序列より、実力で評価されたい
  • 特定の勤務地で働きたい人:ライフプラン上、転勤を避けたい

向いていない人

  • やりたいことが決まっていない人:いろいろな仕事を経験してから決めたい
  • 安定志向が強い人:終身雇用・年功序列の安心感を求める
  • スキルに自信がない人:即戦力として採用されるスキルがまだない
  • 変化を好まない人:常にスキルアップし続けることに抵抗がある

どちらが良い・悪いではなく、自分の価値観や志向に合った選択をすることが重要です。


よくある質問(FAQ)

ジョブ型採用は新卒でも受けられますか?

A. はい、受けられます。近年は新卒向けのジョブ型採用を実施する企業が増えています。ただし、総合職採用より選考倍率が高く、スキルや実績が求められることが多いです。

ジョブ型で入社した後、職種変更はできますか?

A. 企業によります。ジョブ型雇用の原則では職種変更は想定されていませんが、本人の希望と実力次第で社内転職ができる企業もあります。入社前に確認しておきましょう。

勤務地確約採用は給与が下がりますか?

A. 必ずしも下がるとは限りません。従来の「地域限定社員」は給与が低い傾向がありましたが、最近の勤務地確約採用では総合職と同等の待遇の企業も増えています。

ジョブ型採用の選考で重視されることは?

A. 主に以下の3点です。①志望職種への熱意と理解、②関連するスキル・実績、③即戦力として活躍できるポテンシャル。ポートフォリオやインターン経験が重要になります。

文系でもジョブ型採用で就職できますか?

A. はい、できます。マーケティング職、人事職、法務職、広報職など、文系でも応募できるジョブ型採用は多数あります。ただし、職種に関連するスキルや経験は必要です。


まとめ:スペシャリストとして生きる覚悟

ジョブ型採用・勤務地確約採用は、「配属ガチャ」を回避し、自分のキャリアを自分で決めるための有効な手段です。

しかし、それは同時に**「一生勉強し続ける覚悟」**が求められる道でもあります。会社がキャリアを用意してくれるわけではなく、自分自身で専門性を高め、市場価値を維持し続ける必要があります。

この記事のまとめ

  • ジョブ型採用は職種・勤務地が入社前に確定する採用形態
  • メンバーシップ型と比べ、スキルと実績が重視される
  • 配属ガチャを回避できるが、スキル陳腐化リスクもある
  • 学生時代からポートフォリオやインターン経験を積むことが重要
  • 大手企業でもジョブ型採用の導入が加速中

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