Asoventure Station Logo
自己理解

Will-Can-Mustの法則|キャリアの軸が見つからない人が陥る罠とは

2026年1月11日
Cheese Editorial Team
11分で読めます
Will-Can-Mustの法則|キャリアの軸が見つからない人が陥る罠とは

はじめに:「やりたいこと」が見つからないのは、あなたのせいではない

「Will-Can-Mustのフレームワークを使ってみたけど、Willの欄が埋まらない…」 「やりたいことなんて、正直よくわからない」 「自己分析をやればやるほど、迷走している気がする」

就活や転職活動で「自分の軸」を見つけようと、Will-Can-Must(ウィル・キャン・マスト)のフレームワークに取り組んだ経験はありませんか?

そして、「Will(やりたいこと)」の欄に何を書けばいいかわからず、フリーズしてしまったという経験はないでしょうか。

安心してください。それは、あなたの問題ではありません。

実は、多くの人が**「Will-Can-Mustの罠」**に陥っています。特に、真面目で周囲の期待に応えようとするタイプの人ほど、この罠にハマりやすいのです。

この記事では、Will-Can-Mustの基本を押さえながら、「Willが見つからない」人のための新しいアプローチを徹底解説します。

2026年1月現在、就活生の**約72%**が「自分のやりたいことがわからない」と回答しています(出典:リクルート就職みらい研究所)。あなたは決して一人ではありません。

⚠️ 「やりたいこと」が見つからないと焦っていませんか?

実は、「やりたいこと」は考えて見つけるものではなく、日々の感情の中に隠れています。
Cheeseの感情ログで、自分の「小さな好き」を発見しませんか?

3分で感情ログを始める(完全無料)
✓ 登録者3,500名突破 ✓ 本音を発見 ✓ クレカ要らず

第1章:Will-Can-Must(3つの輪)の基本解説

Will-Can-Mustとは?

Will-Can-Mustは、キャリアを考える際に使われる代表的なフレームワークです。「3つの輪」とも呼ばれ、以下の3つの要素から構成されます。

要素 意味 問いかけ
Will(やりたいこと) 自分の情熱、興味、価値観 「何をしている時にワクワクする?」
Can(できること) 自分のスキル、能力、経験 「何が得意?何ができる?」
Must(やるべきこと) 社会や組織から求められること 「何を期待されている?ニーズは?」

この3つが重なる部分が、あなたにとって「理想のキャリア」だとされています。

        Will
       /    \
      /      \
     /   ★    \   ← ★が理想のキャリア
    /__________\
   Can ---------- Must

なぜこのフレームワークが使われるのか

Will-Can-Mustが広く使われる理由は、シンプルで直感的だからです。

  • Willだけでは、仕事として成立しない可能性がある
  • Canだけでは、やりがいを感じられない
  • Mustだけでは、燃え尽きる

3つのバランスが取れた場所を見つけることで、持続可能で充実したキャリアを築けるという考え方です。

就活における活用シーン

就職活動では、以下の場面でWill-Can-Mustが活用されます。

  1. 自己分析:自分の軸を整理する
  2. 企業選び:自分に合う企業を絞り込む
  3. 志望動機作成:「なぜこの会社か」を言語化する
  4. 面接対策:一貫性のある回答を準備する

第2章:多くの人が陥る「Must偏重」の罠

「やりたいこと」より「やるべきこと」を優先してしまう

ここで問題です。

「Will・Can・Mustのうち、最初に埋まるのはどれですか?」

多くの人は、**Must(やるべきこと)**から考え始めます。

  • 「親が公務員になれと言っている」
  • 「大企業に入らないと恥ずかしい」
  • 「文系だから営業しかない」
  • 「周りがみんな〇〇業界を受けている」

これらはすべて「外部からの期待」であり、あなた自身のWill(やりたいこと)ではありません

Mustから始めると起きること

Mustを起点に考えると、以下のような思考パターンに陥ります。

  1. Must:「大企業に入るべき」
  2. Can:「大企業に入るには、〇〇のスキルが必要だ」
  3. Will:「(Mustに合わせて)〇〇をやりたい…ことにしよう」

お気づきでしょうか?

この順番だと、Willが「後付け」になってしまうのです。本当にやりたいことではなく、「やるべきこと」を正当化するためのWillを無理やり作っている状態です。

これが**「Must偏重の罠」**です。

Must偏重が引き起こす問題

Must偏重でキャリアを選ぶと、以下の問題が起きやすくなります。

  1. 入社後のミスマッチ:「思っていたのと違う」と感じる
  2. 早期離職:やりがいを感じられず辞めたくなる
  3. 燃え尽き症候群:「やらされ感」でエネルギーが枯渇する
  4. 自己喪失:「自分が何をしたいのかわからない」状態が続く

バーンアウト(燃え尽き症候群)の予兆も合わせてチェックしてみてください。


第3章:Will(やりたいこと)が見つからない時の対処法

「立派なWill」は必要ない

まず、大前提として理解してほしいことがあります。

「やりたいこと」は、立派なものでなくていい。

多くの就活生が、Willを「壮大な夢」や「社会貢献」のようなものと勘違いしています。

  • ✕「世界平和に貢献したい」
  • ✕「日本の産業を変革したい」
  • ✕「人々を笑顔にしたい」

これらは確かに立派ですが、自分の本音から出てきた言葉でなければ意味がありません

面接官も人事も、「借り物の言葉」と「本音の言葉」の違いは見抜きます。

「小さな好き」から始めるアプローチ

Willが見つからない人におすすめなのが、「小さな好き」から始めるアプローチです。

以下の質問に答えてみてください。

  1. 時間を忘れて没頭できることは何?

    • ゲーム、読書、料理、SNS…何でもOK
  2. お金を払ってでもやりたいことは?

    • 趣味、推し活、旅行…
  3. 人から「ありがとう」と言われたことは?

    • どんな小さなことでも
  4. 子供の頃、夢中になっていたことは?

    • 虫取り、お絵描き、ゲーム、ごっこ遊び…
  5. SNSでつい見てしまう発信ジャンルは?

    • インテリア、ガジェット、美容、ビジネス…

これらの「小さな好き」の中に、あなたのWillのヒントが隠れています。

「やりたくないこと」から消去法で考える

「やりたいこと」が見つからなければ、「やりたくないこと」から考えるのも有効です。

  • 満員電車で通勤したくない → リモートワーク可能な企業
  • ノルマに追われたくない → 営業以外の職種
  • 単調な作業を繰り返したくない → クリエイティブ系
  • 年功序列で埋もれたくない → ベンチャー企業

「やりたくない」を排除していくと、自然と**「これなら許容できる」範囲**が見えてきます。それがあなたのWillの輪郭です。

💡 ヒント

Willは「過去の感情」の中にある

「やりたいこと」は頭で考えても出てきません。過去に「嬉しかった」「楽しかった」瞬間を振り返ることで見つかります。
Cheeseの感情ログなら、日々の感情を記録し、自分の「本音のWill」を発見できます。

感情ログで本音のWillを発見する →

第4章:3つの輪が重なる場所の見つけ方

ステップ1:Canを棚卸しする

まずは「できること」をリストアップしましょう。

ポイント:ここでいう「できること」は、特別なスキルである必要はありません。

  • 人の話を聞くのが得意
  • 細かい作業が苦にならない
  • 文章を書くのがまあまあ好き
  • Excelの関数が少し使える
  • 人見知りしない

自分では「当たり前」と思っていることが、実は「できること(Can)」です。

ステップ2:Willを探索する

次に、前章で紹介した方法で「やりたいこと」の手がかりを集めます。

重要:この段階では、仕事に結びつけなくてOKです。

  • 「美味しいものを食べるのが好き」
  • 「新しいガジェットにワクワクする」
  • 「人が成長するのを見るのが嬉しい」

これらの「好き」の裏にある価値観を掘り下げていきます。

ステップ3:Mustを「自分なりに」解釈する

Mustは「社会からの要請」ですが、自分なりに解釈し直すことが大切です。

  • 「大企業に入るべき」→ 本当に?なぜそう思う?
  • 「安定した職業に就くべき」→ 安定とは何?
  • 「親を安心させるべき」→ 親の安心 vs 自分の人生

Mustを鵜呑みにせず、自分にとって本当に大切なMustは何かを問い直しましょう。

ステップ4:重なりを言語化する

Can・Will・Mustがある程度整理できたら、重なりを言語化します。

例:

  • Can:人の話を聞くのが得意、文章が書ける
  • Will:人の成長に関わりたい、新しいことを知りたい
  • Must:安定した収入、社会に貢献している実感

→ 重なり:「人材育成に関わる仕事」「hr tech企業」など

最初から完璧な答えは出ません。仮説を立てて、行動しながら修正していくのが現実的なアプローチです。


第5章:既存の「就活圧力」へのアンチテーゼ

「立派な志望動機」への違和感

就活メディアや先輩のアドバイスを見ると、「志望動機は熱く語れ」「御社への愛を伝えろ」といった言葉が溢れています。

しかし、正直に言います。

そんなに熱く語れる企業、最初からあるわけがない。

まだ働いたこともない会社を「第一志望です!」と言い切ることに違和感を覚えるのは、むしろ健全な感覚です。

「小さな好き」を積み重ねる生き方

Asoventure Stationが提案するのは、**「静かな自己理解」**というアプローチです。

  • 壮大な夢を語る必要はない
  • 熱狂的な志望動機がなくてもいい
  • 「なんとなく好き」でいい
  • 「嫌じゃない」でスタートしてもいい

小さな「好き」を日々積み重ねることで、自然とWillの輪郭が見えてきます。

就活は、人生の方向性を決める大きなイベントですが、一度決めたら変えられないわけではありません

まずは「なんとなく良さそう」という直感を信じて、一歩踏み出してみることが大切です。


よくある質問(FAQ)

Q1. Willが全く見つからない場合、どうすればいいですか?

A. 無理に見つけようとしなくてOKです。まずは「やりたくないこと」をリストアップし、消去法で選択肢を絞りましょう。また、日々の感情を記録することで、無意識の「好き」が見えてくることがあります。

Q2. CanとMustは埋まるのに、Willだけ埋まりません。

A. それは「期待に応える」ことに慣れすぎているサインかもしれません。一度、他者の期待を脇に置いて、純粋に「自分が心地よいと感じること」を探してみてください。

Q3. Will-Can-Mustの3つが重ならない場合は?

A. 完全に重なる仕事はレアです。「2つが重なる」ところから始めて、残り1つは後から調整するのが現実的です。例えば、WillとCanが重なる仕事を選び、Mustは後から交渉で変えていくことも可能です。

Q4. Willは変わっていいものですか?

A. もちろんです。人は成長し、価値観も変わります。20代のWillと40代のWillが違うのは当然です。定期的に自分と向き合い、Willをアップデートしていきましょう。

Q5. 「やりたいことがない」と面接で言ってもいいですか?

A. そのまま言うのはNGですが、「まだ模索中です。だからこそ御社で様々な経験を積みたい」と言い換えることは可能です。好奇心と成長意欲をアピールしましょう。


まとめ:Willは「見つける」ものではなく「育てる」もの

Will-Can-Mustは便利なフレームワークですが、使い方を間違えると逆効果になります。

特に、Must(やるべきこと)から始めてしまう罠には注意が必要です。

この記事のポイントを振り返りましょう:

  1. Must偏重に注意:外部の期待に振り回されない
  2. 小さな「好き」から始める:壮大なWillは不要
  3. 「やりたくないこと」で消去法:輪郭が見えてくる
  4. Willは育てるもの:最初から完璧な答えはない
  5. 直感を信じる:「なんとなく良さそう」でOK

Will(やりたいこと)は、頭で考えて「見つける」ものではありません。日々の生活の中で「育てる」ものです。

そのためには、自分の感情に敏感になること。「今、自分は何を感じているか」を意識することが第一歩です。

🎯 本音のWill(やりたいこと)を見つける旅へ

STEP 1

Cheeseで感情ログを始める

日々の「好き」「嫌い」を記録(所要時間:3分)

STEP 2

1週間分のログを振り返る

自分のパターンを発見(所要時間:10分)

STEP 3

AIと一緒にWillを言語化

感情データから「本音のWill」を抽出

今すぐSTEP 1から始める(完全無料)

💯 満足できなければ、いつでも退会OK
🔒 個人情報は厳重に保護されます


関連記事

Cheese Editorial Team
AUTHOR

Cheese Editorial Team

キャリア・自己理解メディア

アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

SHARE THIS ARTICLE

このキャリアについて相談する

アソベンチャーチーズでは、あなたのスキルに合った副業案件を無料で診断します。
まずはカジュアル面談から。

キャリア相談を予約する