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自己理解

ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用の違い|20代が知っておくべき生存戦略

2026年1月11日
Cheese Editorial Team
10分で読めます
ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用の違い|20代が知っておくべき生存戦略

はじめに:「ジョブ型」という言葉、正しく理解していますか?

「うちもジョブ型に移行します」 「これからはジョブ型の時代だ」 「メンバーシップ型はもう古い」

ニュースや就活セミナーで、こうした言葉を聞く機会が増えていませんか?

2026年現在、**大手企業の約45%**がジョブ型雇用への移行を進めている、または検討しています(出典:日本経済新聞調査2026)。

しかし、「ジョブ型」という言葉が一人歩きしている側面もあり、正確に理解している人は意外と少ないのが実情です。

「ジョブ型になると、私の就活はどう変わるの?」 「メンバーシップ型の会社に入ったら損なの?」 「専門性がないとダメなの?」

こうした疑問を持つ方も多いでしょう。

この記事では、ジョブ型とメンバーシップ型の違いを徹底比較し、20代が知っておくべき生存戦略を具体的に解説します。

不安を煽るのではなく、**「どう準備すればいいか」**という道筋をお伝えします。

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第1章:一目でわかるジョブ型とメンバーシップ型の比較表

2つの雇用システムの違い

まずは、ジョブ型とメンバーシップ型の違いを一目でわかる比較表で確認しましょう。

項目 ジョブ型雇用 メンバーシップ型雇用
採用基準 職務(ジョブ)に必要なスキル 人物・ポテンシャル
配属 採用時に職務が決定 会社が決定(配属ガチャ)
異動・転勤 原則なし(職務が変わらない) 会社命令で異動・転勤あり
報酬 職務の市場価値で決定 年功序列・勤続年数で上昇
評価 成果(アウトプット) プロセス・姿勢・勤続
キャリア形成 本人が主導(自己責任) 会社がレールを敷く
雇用の安定性 職務がなくなれば解雇リスク 終身雇用が前提
スキル開発 個人の責任で学ぶ 会社が研修を提供

ジョブ型雇用とは(詳細)

ジョブ型雇用とは、「仕事(職務)に人を当てはめる」システムです。

欧米では主流の雇用形態で、以下の特徴があります:

  • 職務記述書(Job Description):仕事内容が明確に定義される
  • 専門性重視:特定のスキルを持つ人を採用
  • 成果主義:アウトプットで評価される
  • 市場価値連動:給与は職務の市場価値で決まる

例えば、「マーケティングマネージャー」として採用されたら、その職務だけを担当します。営業に異動させられることは基本的にありません。

メンバーシップ型雇用とは(詳細)

メンバーシップ型雇用とは、「人を会社のメンバーとして迎え入れ、仕事を当てはめる」システムです。

日本の伝統的な雇用形態で、以下の特徴があります:

  • 新卒一括採用:ポテンシャルで採用
  • 終身雇用:定年まで雇用を保障
  • 年功序列:勤続年数で給与が上がる
  • ジョブローテーション:様々な部署を経験させる

例えば、「総合職」として採用されたら、営業→企画→人事と数年ごとに異動しながら、ゼネラリストとして育てられます。


第2章:日本企業がジョブ型へ移行する背景

なぜ今、ジョブ型が注目されているのか

日本企業がジョブ型雇用に注目する背景には、以下の要因があります。

1. グローバル競争の激化

海外企業との競争において、専門性の高い人材が求められるようになりました。メンバーシップ型で育てたゼネラリストでは、専門性で太刀打ちできないケースが増えています。

2. デジタル化・DXの進展

IT・デジタル人材の需要が急増。しかし、メンバーシップ型の給与体系では、市場価値の高いIT人材を採用できないという問題が発生。ジョブ型なら、職務に応じた報酬を提示できます。

3. 終身雇用の限界

2019年、経団連会長とトヨタ社長が相次いで「終身雇用を守るのは難しい」と発言。終身雇用というメンバーシップ型の前提が崩れつつあります。

4. 働き方の多様化

リモートワークや副業の普及により、「会社に滅私奉公」するメンバーシップ型が敬遠されるように。自律的なキャリア形成を望む若者が増加しています。

新卒一括採用は崩壊するのか

では、「新卒一括採用」はなくなるのでしょうか?

結論から言えば、すぐにはなくなりません。しかし、変化は確実に起きています。

  • 通年採用の増加:新卒でも中途でもいつでも応募可能に
  • 職種別採用の拡大:「ITエンジニア採用」「データサイエンティスト採用」など
  • ポテンシャル採用の縮小:「なんでもできます」では通用しにくくなる

2026年現在、**大手企業の約30%**がすでに職種別採用を導入しています(出典:HR総研調査)。

💡 ポイント

変化は「完全移行」ではなく「ハイブリッド化」

日本企業の多くは、ジョブ型とメンバーシップ型のハイブリッドを模索しています。
「管理職はジョブ型、若手はメンバーシップ型」といった使い分けが増えています。


第3章:20代にとってのリスクとチャンス

ジョブ型時代のリスク

リスク1:専門性がないと埋もれる

ジョブ型では、「何ができるか」が問われます。「何でもできます(=何も専門がない)」では通用しない時代が来ています。

リスク2:会社が守ってくれない

メンバーシップ型では、会社がキャリアのレールを敷いてくれました。しかしジョブ型では、キャリアは自己責任。会社は「仕事を与える」だけで、成長は自分で担う必要があります。

リスク3:スキルの陳腐化

専門性を武器にしても、技術の進歩によってそのスキルが陳腐化するリスクがあります。常に学び続ける姿勢が必要です。

ジョブ型時代のチャンス

一方で、ジョブ型時代には大きなチャンスもあります。

チャンス1:若くても高収入が可能

年功序列がなくなれば、20代でも専門性があれば高収入を得られます。IT人材の初任給が500万円を超える事例も珍しくありません。

チャンス2:望まない異動・転勤がない

ジョブ型なら、採用時に職務が決まっているため、「配属ガチャ」や突然の転勤命令がなくなります。ワークライフバランスを守りやすくなります。

チャンス3:転職しやすくなる

専門性が明確になれば、市場価値が可視化されます。他社への転職も容易になり、キャリアの選択肢が広がります。


第4章:スキルベースで働くための準備

専門性を磨く3つのステップ

ジョブ型時代に備えるために、今から始められる準備を紹介します。

ステップ1:自分の「得意」と「好き」を知る

まずは自己分析。しかし、就活のためだけの自己分析ではなく、長期的なキャリアを見据えた自己理解が必要です。

  • 何をしている時に時間を忘れるか?
  • どんな作業が苦にならないか?
  • 人からどんなことで頼られるか?

これらの問いに答えることで、専門性を磨く方向性が見えてきます。

ステップ2:市場価値のあるスキルを選ぶ

「好き」と「市場価値」のバランスが重要です。

2026年現在、市場価値の高いスキル例

  • データ分析・データサイエンス
  • デジタルマーケティング
  • UI/UXデザイン
  • クラウド・インフラ技術
  • プロジェクトマネジメント

ただし、市場のトレンドは変化します。5年後に陳腐化しないスキルを選ぶことが大切です。

ステップ3:実務経験を積む

スキルは座学だけでは身につきません。

  • インターンシップに参加する
  • 副業・フリーランスで実績を作る
  • 個人プロジェクトをポートフォリオにする
  • 資格取得で知識を体系化する

「学んだ」ではなく「できる」状態を目指しましょう。

ポータブルスキルという考え方

どんな職種でも共通して使える「ポータブルスキル(持ち運び可能なスキル)」も重要です。

  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力
  • 問題解決力
  • リーダーシップ
  • プレゼンテーション力

これらは、どの職種でも、どの会社でも活かせるスキルです。専門性と合わせて磨いておきましょう。


第5章:ジョブ型企業とメンバーシップ型企業、どちらを選ぶべきか

正解は「人による」

結論から言えば、どちらが良いかは人によるです。

ジョブ型が向いている人

  • すでに明確な専門性がある
  • 自律的にキャリアを設計したい
  • 異動・転勤を避けたい
  • 成果で評価されたい

メンバーシップ型が向いている人

  • まだ専門性が定まっていない
  • 様々な部署を経験したい
  • 安定した雇用を重視する
  • 会社に育ててもらいたい

企業選びのチェックポイント

就活で企業を選ぶ際、以下のポイントをチェックしましょう。

  1. 採用方式:職種別採用か、総合職採用か
  2. 配属の決め方:入社前に確定するか、入社後に決まるか
  3. 評価制度:成果主義か、年功序列か
  4. 異動・転勤:希望が通るか、会社命令か
  5. キャリア支援:研修制度、資格取得支援はあるか

これらをOB訪問や説明会で確認することをおすすめします。


よくある質問(FAQ)

Q1. ジョブ型企業に入るには、スキルがないとダメですか?

A. 新卒採用の場合、ポテンシャルも評価されます。ただし、職種別採用では「なぜその職種か」を明確に語れる必要があります。学生時代の経験やインターンで関連経験をアピールしましょう。

Q2. メンバーシップ型企業はオワコンですか?

A. いいえ。日本企業の多くは依然としてメンバーシップ型です。また、ゼネラリストとして様々な経験を積みたい人には向いています。どちらが良いかは個人の志向次第です。

Q3. ジョブ型だと解雇されやすいのですか?

A. 日本の労働法は解雇規制が厳しいため、すぐに解雇されるわけではありません。ただし、担当職務がなくなった場合のリスクは高まります。常にスキルをアップデートすることが大切です。

Q4. 文系でもジョブ型時代に生き残れますか?

A. もちろんです。マーケティング、人事、法務、広報など、文系が活躍できる専門職は多くあります。重要なのは「文系=ゼネラリスト」ではなく、特定分野のスペシャリストを目指すことです。

Q5. 今の会社がメンバーシップ型で不安です。

A. まずは社内で専門性を磨く機会を探しましょう。特定のプロジェクトに手を挙げる、資格を取得するなど。それでも限界を感じたら、転職も選択肢になります。


まとめ:変化をチャンスに変える

ジョブ型とメンバーシップ型、それぞれにメリット・デメリットがあります。

この記事のポイントを振り返りましょう:

  1. ジョブ型:職務に人を当てはめる。専門性重視。自己責任。
  2. メンバーシップ型:人を会社に迎え入れる。ポテンシャル重視。会社がキャリアを設計。
  3. 日本企業はハイブリッド化:完全移行ではなく、両方の良いところ取り。
  4. 20代の生存戦略:専門性を磨き、ポータブルスキルも身につける。
  5. 自分に合った選択を:どちらが正解ではなく、自分の志向に合った企業を選ぶ。

変化の時代は、チャンスの時代でもあります。

会社に依存するのではなく、自分の市場価値を高めることが、どの雇用形態においても最強の安全策です。

そのためには、まず**「自分は何に向いているか」「何が得意か」**を知ることが第一歩。

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