
「趣味はゲームだけど、面接で言っていいのかな…」 「特技なんて特にないし、空欄でもいい?」 「『寝ること』って書いたらふざけてると思われる?」
面接やエントリーシート(ES)にある「趣味・特技」の欄。志望動機や自己PRに比べて軽く見られがちですが、実は面接官との距離をグッと縮める重要な項目です。
ここで気の利いた回答ができれば、面接の雰囲気が和やかになり、あなたの人柄(キャラクター)を効果的にアピールできます。逆に、不適切な回答をしてしまうと、「TPOがわかっていない」とマイナス評価につながることも…。
この記事では、面接官に好印象を与える「趣味・特技」の選び方と伝え方を徹底解説します。
この記事でわかること:
「たかが趣味」と侮らず、しっかりと準備して選考突破の武器にしましょう。
そもそも、なぜ企業は業務に関係のない趣味や特技を聞くのでしょうか?主な理由は3つあります。
面接は緊張する場です。話しやすい「趣味」の話題から入ることで、就活生の緊張をほぐし、素の表情を引き出そうとしています。「何が好きか」を知ることで、履歴書だけでは見えない性格や価値観を探っています。
「なぜそれが好きなのか」「どれくらい続けているのか」を聞くことで、あなたの熱中度や継続力、探究心を見ています。一つのことに没頭できる人は、仕事でも高いパフォーマンスを発揮する可能性があると判断されます。
「インドア派かアウトドア派か」「チームプレーが好きか個人プレーが好きか」などから、会社の雰囲気や既存社員とうまくやっていけそうかを判断する材料にすることがあります。
迷ったらコレ!面接で話題にしやすく、ポジティブな印象を与えやすい趣味・特技をカテゴリー別に紹介します。
「体力がある」「ストレス解消がうまい」「チームワーク」といった印象を与えます。
「探究心がある」「勉強熱心」「感性が豊か」といった印象を与えます。
「自律している」「丁寧な暮らし」「手先が器用」といった印象を与えます。
正直に書くべきか迷う趣味について、プロの視点でジャッジします。
判定:△(基本は避けるのが無難) 「金遣いが荒そう」「計画性がなさそう」というネガティブイメージを持たれるリスクがあります。 ただし、麻雀は「論理的思考力」「駆け引き」のアピールとして、業界(商社や不動産など)によってはウケが良い場合もあります。
判定:◯(ただし伝え方に注意) 最近はこれらを趣味に挙げることに寛容な企業が増えています。ただし、「一日中やってます」だけではネガティブ。「作品の考察をブログに書いている」「eスポーツ大会を目指して練習している」など、能動的な関わり方を伝えると高評価です。
判定:◯(情熱のアピールに!) 「推し活」は素晴らしいエネルギー源です。「ライブのために全国を回る計画性」「情報収集力」など、ポジティブな要素に変換して伝えましょう。
判定:△(飲み会好きアピールはほどほどに) 「お酒の場が好き」はコミュニケーション能力のアピールになりますが、「飲みすぎる」イメージはNG。「色々な種類のカクテルを作るのが好き」「地酒の銘柄を覚えるのが好き」など、知識や嗜好としての側面を強調しましょう。
ESや履歴書の欄には簡潔に書き、面接では以下のように補足して話しましょう。
特技は、初対面の人とすぐに打ち解けることです。 カフェのアルバイトでは、常連のお客様だけでなく一見のお客様にも積極的に話しかけ、お好みに合わせたメニューを提案することを心がけていました。その結果、顔と名前を覚えていただき、指名で接客を任されることも増えました。営業職でもこの関係構築力を活かしたいです。
趣味は料理です。特に、お店で食べた美味しい味を自宅で再現することにハマっています。 調味料の配合を微調整しながら、何度も試作を重ねて理想の味に近づけるプロセスが好きです。この「納得いくまで改善を繰り返す」姿勢は、研究などの場面でも活かされています。
趣味はランニングです。健康維持のために始めましたが、今は毎朝5km走ることを日課にしています。 雨の日もジムで走るなど、自分との約束を守り続けることで、体力だけでなく精神的なタフさも身につきました。辛い時でもあと一歩踏ん張る粘り強さには自信があります。
趣味は旅行で、学生時代に10カ国をバックパックで巡りました。 航空券や宿の手配を全て自分で行い、現地では積極的に地元の方と交流しました。トラブルが起きても都度冷静に対処する対応力が身についたと感じています。
特技は早起きです。毎朝5時に起床し、ニュースチェックと資格勉強を2時間行ってから学校へ行っています。 この習慣を3年間続けており、時間を効率的に使う管理能力が身につきました。貴社でも、朝のスタートダッシュを決めて業務に取り組みたいと考えています。
(※その他、読書、映画鑑賞、サウナ、書道、動画編集などの例文は記事の長さに応じて追加・調整可能)
「どうしても書くことがない!」という場合の救済策です。
誰でもできます。「考え事をするのによい」「季節の変化を感じられる」など、理由も付けやすく、好感度も高い万能な趣味です。
現在進行形でなくてもOKです。「小学生から高校までピアノを続けていました」など、過去夢中になっていたことでも、あなたの人柄は十分伝わります。
「特になし」や「空欄」は、「やる気がない」「コミュニケーションを拒絶している」と捉えられてしまいます。どんなに小さなことでも必ず何か書きましょう。
A. 1つメインを決めて、詳しく書くのがおすすめです。箇条書きで複数書く場合も、面接で聞かれたいものを一番上に書きましょう。
A. 絶対にやめましょう。面接官がその趣味に詳しかった場合、掘り下げられて答えられなくなり、信用を失います。
A. 趣味の話はあくまでアイスブレイクです。相手が興味を示さなければ、手短に切り上げて次の話題に行きましょう。無理に熱弁する必要はありません。
趣味・特技は、あなたの「人となり」を伝える大切なツールです。
自分らしく、自信を持って語れる趣味を見つけて、面接官との会話を楽しんでくださいね!
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