
自動車業界を目指す時、トヨタや日産などの「完成車メーカー」ばかり見ていませんか? 実は、車の性能を決めているのは、エンジンやブレーキ、エアコンなどを供給する**「自動車部品メーカー(サプライヤー)」**です。
特に**「Tier1(ティアワン)」**と呼ばれる一次サプライヤー(デンソー、アイシンなど)は、売上数兆円、従業員数万人という巨大企業であり、技術力も完成車メーカーと対等、あるいはそれ以上です。
「下請けでしょ?」と侮るなかれ。 EV(電気自動車)や自動運転の時代になり、部品メーカーの立場はますます強くなっています。
この記事では、Tier1メーカーの圧倒的な規模、完成車メーカーとの関係、そしてEVシフトでの勝ち筋について解説します。
部品メーカーの「EV戦略」ESでどう書く?
「デンソーとアイシンの社風の違い(体育会系?)」
「『トヨタ系』と『独立系』のメリット・デメリット」
「理系学生の研究概要と志望動機の繋げ方」
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Tier1メーカーは、ネジやバネを作る会社ではありません。 「ブレーキシステム一式」「カーナビシステム一式」といった、機能の塊(モジュール)を開発・製造する企業です。
完成車メーカー(OEM)は、「こんな車を作りたい」というコンセプトを決め、Tier1と一緒に「じゃあどんなブレーキが必要か」を開発します。 つまり、**共同開発者(パートナー)**の関係です。
世界第2位のメガサプライヤー。 元々はトヨタの開発部門が独立した会社。 電子制御に圧倒的に強く、自動運転や電動化(EV)のキーデバイスを握っています。技術力は世界最高峰です。
トランスミッション(変速機)世界No.1。 「移動」に関わるあらゆる部品(ドア、シート、ナビなど)を手掛ける総合部品メーカーです。 住環境(ベッドやトイレ)なども扱っています。
トヨタグループの源流(本家)。 カーエアコン用コンプレッサーなどで世界シェアトップ。フォークリフト等の産業車両も主力事業です。
特定のメーカー系列に属さない企業。 矢崎はワイヤーハーネス(組み電線)、小糸はヘッドランプで世界トップシェアです。
かつては「トヨタ系部品メーカーはトヨタにだけ納める」のが普通でした(ケイレツ)。 しかし今は違います。デンソーの売上の半分近くはトヨタ以外です。
EV化に伴い、ドイツのボッシュやコンチネンタルといった海外メガサプライヤーとの競争が激化しています。 系列に守られた安定企業の時代は終わり、「世界で勝てる技術を持った企業」だけが生き残る実力主義の時代です。
「『事故ゼロ』の社会を、センシング技術で実現したい」
私は、自動車の安全性を根幹から支える技術者になりたいと考え、世界最高峰の技術を持つ貴社を志望します。
祖父が運転免許を返納した際、「移動の自由が奪われる辛さ」を感じました。自動運転技術が進めば、高齢者でも安全に移動できる社会が作れると確信しています。
貴社は、LiDARや画像認識などのセンシング技術において世界をリードし、ハードとソフトの両面から安全を追求されています。 専攻である画像処理の研究で培った知識と、粘り強く実験を繰り返す姿勢を活かし、どんな環境でも正確にリスクを検知するシステムの開発に貢献したいです。
ポイント:
A. 全く違います。 むしろ、専門性を極めたい技術志向の人は、あえて部品メーカーを選びます。待遇もトヨタと遜色なく、愛知県内ではエリート企業です。
A. 必須です。 トヨタ系各社はグローバル展開が進んでおり、若手のうちから海外トレーニー制度などで海外に行きます。
A. 会社と部署によります。 エンジン部品専業の会社は厳しいですが、デンソーやアイシンのように「電動化部品(モーター、インバーター)」にシフトしている会社は、むしろチャンスが広がっています。企業研究で「電動化への対応度」を見ることが重要です。
Tier1サプライヤーは、**「技術のデパート」**です。
完成車メーカーが「どんな車を作るか」を描く建築家だとしたら、部品メーカーはそれを実現する「凄腕の職人集団」です。 最先端の技術を自分の手で生み出したい人には、完成車メーカー以上に面白い環境かもしれません。
「『なぜ完成車メーカーではないのか』の完璧な回答」「CASE時代のキャリアプラン」
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