
「ChatGPTでエントリーシート書くのってズルいのかな…」 「もし面接官にバレたら、不合格になる?」 「周りがみんな使ってたら、使わない方が損?」
2026年卒の就活生なら、一度はこんな不安を感じたことがあるのではないでしょうか。
結論から言います。
就活でAIを使うこと自体は、ズルでも不正でもありません。むしろ、企業側は「AIを賢く使いこなせる人材」を求めています。
ただし、使い方を間違えると確実にマイナス評価になります。
この記事では、現役人事担当者10名への独自インタビューをもとに、「企業の本音」と「評価されるAI活用法」を徹底解説します。
今回、以下の10社の人事・採用担当者にインタビューを実施しました。
| 業種 | 企業規模 | 担当者 |
|---|---|---|
| 総合商社 | 大手(1万人以上) | 新卒採用マネージャー |
| IT・通信 | 大手(5,000人以上) | 中途・新卒採用責任者 |
| コンサルティング | 外資系(500人) | パートナー |
| メーカー | 大手(3,000人以上) | 人事部課長 |
| 金融(銀行) | メガバンク | リクルーター |
| 広告・マーケ | 大手(1,000人以上) | 採用担当 |
| ベンチャー | スタートアップ(50人) | HR責任者 |
| 小売・流通 | 大手(10,000人以上) | 新卒採用チームリーダー |
| 人材サービス | 中堅(300人) | 採用企画 |
| 製薬 | 大手(5,000人以上) | 新卒採用マネージャー |
※匿名条件でのインタビュー
| 回答 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| むしろ歓迎・評価する | 4名 | 40% |
| 条件付きでOK | 5名 | 50% |
| 原則NG(禁止) | 1名 | 10% |
IT・通信 大手 「AIを使わない方が非効率です。うちはDXを推進する企業なので、AIを使いこなせる学生の方が魅力的。ただし、丸パクリはすぐわかりますよ。」
コンサル 外資系 「弊社のコンサルタントもChatGPTを日常業務で使っています。道具を使いこなす能力はビジネスパーソンとして必須。就活生が使っても全く問題ありません。」
総合商社 大手 「下書きやアイデア出しに使うのは全然OK。ただ、最終的に自分の言葉になっていなければ面接で詰まる。そこで見抜けます。」
メーカー 大手 「ESの文章がAI生成かどうかは正直わからないこともある。でも面接で深掘りすれば、自分の言葉で語れるかどうかはすぐわかる。」
ベンチャー HR責任者 「AI使用を禁止するのは時代錯誤。ただし、**『AIを使っ何を作ったか』よりも『どう考えてAIを使ったか』**を聞きたい。」
金融(銀行) メガバンク 「弊行ではES作成にAIを使用しないよう明記しています。金融という信頼を扱う業種の特性上、自分の言葉で書くことを重視しています。ただ、実態として使っている学生がいることは認識しています。」
| 回答 | 人数 |
|---|---|
| 見抜ける自信がある | 3名 |
| 見抜けることもある | 5名 |
| 正直わからない | 2名 |
人事担当者が挙げた「AI生成を疑うポイント」は以下の通り:
広告・マーケ 大手 「最近はAIが進化して、ESだけでは正直わからないこともあります。でも、面接で5分話せば、その人が本当に経験したことかどうかはわかります。」
| 対応 | 企業数 |
|---|---|
| 即不合格 | 1社(禁止を明記している企業) |
| マイナス評価だが即不合格ではない | 4社 |
| 問題にしない(使い方次第) | 5社 |
「AI使用=即失格」ではありません。
ただし、以下のケースは確実にマイナス評価、または不合格になります:
| NGパターン | 理由 |
|---|---|
| 明らかな丸コピ | 自分の言葉がないと判断される |
| 企業研究不足が露呈 | AIに聞いただけで調べていない |
| 嘘のエピソード | 経験していないことがバレる |
| 面接で深掘りに答えられない | 自分の言葉で語れない |
人材サービス 中堅 「正直に**『AIを下書きに使いましたが、編集は自分でしました』と言われたら、逆に好感度上がりますね**。隠してバレる方がよっぽど印象悪い。」
2026年現在、多くの企業がChatGPTやCopilotを業務に導入しています。
企業がAIを使っているのに、就活生だけに「手書き」を求めるのはダブルスタンダード。この認識は急速に広まっています。
採用において企業が見たいのは、「誰がESがうまいか」ではなく、**「誰が入社後に活躍できるか」**です。
AI時代に活躍する人材とは:
むしろ、AIを拒絶して非効率な方法に固執する人材の方が、企業にとってはリスクです。
仮にAI使用を禁止しても、検出は困難。そして、コロナ禍以降、ESはほぼオンライン提出です。
監視カメラで録画しながらESを書かせるわけにもいきません。現実的に、AI使用を完全に防ぐことは不可能です。
であれば、「使い方」で評価する方が合理的という判断です。
では、どのようにAIを使えば「評価される」のでしょうか?人事担当者のコメントから抽出した5つのポイントをご紹介します。
「AIに100%頼るのではなく、思考のたたき台として使ってほしい。」(コンサル 外資系)
「固有名詞、数字、時期が入っていると『本当の経験だな』と感じる。」(総合商社 大手)
「ESは通過点。面接で5分間、自分の言葉で語れなければ意味がない。」(メーカー 大手)
「『どうやって書きましたか?』と聞いて、『ChatGPTを使いました』と正直に言う子は好感が持てる。」(人材サービス 中堅)
「感情や熱意は、まだAIには書けない。そこが評価のポイントになる。」(広告・マーケ 大手)
A. 従ってください。禁止と明記している企業はまだ少数派(今回の調査では10社中1社)ですが、ルールを破るのは問題です。その企業の価値観に合わないと感じるなら、他の企業を検討しましょう。
A. いいえ、むしろ誠実さが評価されるケースが多いです。「使いました。ただし、エピソードは自分の経験で、編集も自分で行いました」と言えれば問題ありません。
A. 用途別のおすすめは以下の通り:
| 用途 | ツール |
|---|---|
| ES全般 | ChatGPT(GPT-4推奨) |
| 志望動機の深掘り | Claude |
| 文法・表現チェック | Grammarly、DeepL Write |
| AI検出チェック | GPTZero |
A. 「損か得か」ではなく、**「自分に合っているか」**で判断してください。AIが苦手なら、無理に使う必要はありません。ただし、ゼロから全て手書きにこだわるのは非効率。少なくとも推敲やアイデア出しには活用することをおすすめします。
A. 日々の感情を記録する「感情ログ」と組み合わせると、AIがあなたのパターンを分析してくれます。Cheeseなどのツールでは、感情データをもとに自己PRの材料を自動生成する機能も。
就活でAIを使うことに罪悪感を持つ必要はありません。
大切なのは、AIを「自分の能力を拡張するツール」として使うこと。AIに任せきりにするのではなく、自分の頭で考え、自分の言葉で語ることを忘れなければ、AIはあなたの就活を強力にサポートしてくれます。
不安を捨てて、自信を持ってAIを使いこなしましょう。
あなたの就活が成功することを、心から応援しています!
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