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キャリア・副業

【転職エージェント】まだ辞める気ないけど登録していい?|「キャリアの健康診断」としての意外な活用法

2026年1月12日
Cheese Editorial Team
6分で読めます
【転職エージェント】まだ辞める気ないけど登録していい?|「キャリアの健康診断」としての意外な活用法

「転職エージェントって、仕事辞める決意が固まった人が行く場所でしょ?」 「冷やかしで行ったら怒られそう…」

もしあなたがそう思っているなら、非常にもったいないことをしています。 実は、今の仕事に満足している人こそ、転職エージェントに行くべきなのです。

なぜなら、エージェントは単なる「仕事紹介所」ではなく、無料で使える最強の**「キャリア・コンサルタント」だからです。 自分のキャリアを客観的に棚卸しし、市場価値(世の中から見たあなたの値段)を測定する場所。 いわば、年に一度の「キャリアの健康診断」**として活用するのが、デキるビジネスパーソンの常識になりつつあります。

この記事では、まだ辞める気がない人がエージェントを最大限活用する方法と、絶対にカモにされないための防衛線について解説します。


第1章:転職エージェントの仕組みと裏側

まず、彼らがどうやって儲けているかを知りましょう。 エージェントはボランティアではありません。彼らの収益源は、あなた(求職者)が入社した企業から支払われる**「紹介手数料」です。 相場は「提示年収の30〜35%」**。 年収500万円で転職が決まれば、約150万円がエージェントに入ります。

この構造が意味することは2つあります。

  1. あなたはお客様ではない 真のお客様は「お金を払う企業」です。だからこそ、質の悪い候補者を送り込めば信用に関わります。逆に、優秀な(売れそうな)候補者には全力でサポートしてくれます。

  2. 「転職させる」ことがゴールになる 悪い担当者に当たると、「どこでもいいから早く転職させて売上を作りたい」と、あなたの希望を無視して内定が出やすいブラック企業をゴリ押ししてくることがあります。

この裏側を理解した上で、決して言いなりにならず、**「こちらがエージェントを利用してやる」**というマインドセットを持つことが重要です。


第2章:辞める気がないのに登録すべき3つの理由

1. 自分の「市場価値(値段)」がわかる

社内評価と市場評価は違います。 「社内の調整業務ばかり上手くて上司には気に入られているが、外では通用しない人」 「社内では評価が低いが、実は希少なスキルを持っていて外では高値がつく人」

エージェントとの面談で、「私のような経歴だと、どんな会社でいくらくらいの年収が狙えますか?」と聞いてみてください。 「年収100万円アップのオファーが出せると思いますよ」と言われたら、今の会社で働き続けるのがバカらしくなるかもしれません。 逆に「現状維持か、少し下がるかもしれません」と言われたら、今の会社のありがたみを知り、不足しているスキルを補う努力を始められます。 現実を知ることは、どちらに転んでもプラスになります。

2. 「いざとなれば辞めれる」という最強のメンタル

過労死やメンタルダウンをしてしまう人の共通点は、「この会社を辞めたら生きていけない」と思い込んでいることです。 しかし、エージェントに登録し、いくつか求人を見せてもらうだけで、「なんだ、他にも働く場所なんていくらでもあるじゃん」と気づけます。 この**「精神的安全性」**が手に入ることこそが最大のリターンです。 「嫌ならいつでも辞めてやる」と思っている人の方が、逆にリラックスして良いパフォーマンスを出せたりするものです。

3. プロ視点での「職務経歴書」の添削

職務経歴書を書くのは面倒ですが、これを作ること自体が優れた「自己分析」になります。 自分が今までやってきたこと、出した成果を言語化し、プロに添削してもらう。 磨き上げられた職務経歴書は、あなたのキャリアの武器になります。


第3章:良いエージェント vs 悪いエージェント

エージェントの質は、会社というより「担当者(キャリアアドバイザー)」の個人差が激しいです。 ハズレを引かないためのチェックリストです。

良い担当者の特徴

  • 話をじっくり聞いてくれる:最初のヒアリングに時間をかけ、あなたの価値観や将来のキャリアプランを深掘りしてくれる。
  • 「転職しない」選択肢も提示してくれる:「今の環境でそのスキルを伸ばしてからの方が、1年後に良い転職ができますよ」と、長期的なアドバイスをくれる。
  • 業界知識が豊富:その業界の動向や、特定企業の風土まで詳しい。

悪い担当者の特徴(即チェンジ推奨)

  • 求人を大量に送りつけてくる:「数打ちゃ当たる」戦法で、希望に合わない求人も手当たり次第に勧めてくる。
  • 急かしてくる:「今の時期を逃すと求人がなくなりますよ」「この求人は今日中に応募しないと」と不安を煽る。
  • レスポンスが遅い・雑

※担当者が合わない場合は、遠慮なく公式サイトの問い合わせフォームやメールで「担当者変更」を申し出てください。これはよくあることなので気まずく思う必要はありません。


第4章:エージェントを使い倒す「面談攻略法」

面談は、あなたが審査される場であると同時に、あなたがエージェントを審査する場です。 最初の面談で以下のことを伝えましょう。

  1. 「良いところがあれば転職を考えたいが、時期は未定です」 正直に伝えてOKです。ただし、「全く転職する気がない」と言うと優先順位を下げられるので、「良い縁があれば」というニュアンスがベストです。

  2. 「私の市場価値を教えてください」 単刀直入に聞きましょう。自分と同年代・同職種の転職事例を聞くのも参考になります。

  3. 「この業界の将来性はどうですか?」 現場の生の情報を持っています。業界地図やトレンドを聞き出しましょう。


第5章:転職活動は「ノーリスク・ハイリターン」の投資

最後にお伝えしたいのは、「転職」にはリスクがあるが、「転職活動」はノーリスクであるということです。

転職して環境が変われば、年収が下がるかもしれないし、人間関係が悪化するかもしれません。これはリスクです。 しかし、転職活動をして、色々な企業の面接を受けたり、オファーをもらったりすること自体には、何のリスクもありません。 時間と交通費(今はオンラインが主流なのでそれすら不要)がかかるくらいです。

もし内定をもらっても、条件が気に入らなければ「辞退」すればいいだけです。 今の会社にバレることもありません。

つまり、転職活動は**「くじ引き」**のようなものです。 当たり(素晴らしいオファー)が出るまで引き続け、当たりが出た時だけ交換すればいいのです。 ハズレなら、引かなかったことにして今の会社にいればいい。

こんなにお得な投資はありません。

さあ、まずはスマホでポチッと登録してみましょう。 職務経歴書は後からでも大丈夫です。 最初の一歩を踏み出して、自分の市場価値という「鏡」を見てみてください。 そこに映るのは、自信に満ちた新しい自分かもしれません。

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アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

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