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業界研究

【人材業界完全攻略】リクルート・パーソル・パソナの違い|「人」を売る仕事のやりがいと厳しさ

2026年1月12日
Cheese Editorial Team
5分で読めます
【人材業界完全攻略】リクルート・パーソル・パソナの違い|「人」を売る仕事のやりがいと厳しさ

人材業界は、就活生にとって(特に文系にとって)「最も入りやすく、かつ成長できる」業界の一つです。 特別なスキルがなくても、コミュニケーション能力とガッツがあれば活躍できるため、ファーストキャリアとして非常に人気があります。

リクルート、パーソル、マイナビ…。 名前はよく聞くけれど、実際には何をしているのでしょうか? 「人の悩みを聞いて、優しくアドバイスする仕事」だと思っているなら、今すぐ考えを改めてください。

人材業界の商品は「人」と「企業」です。 両者の間に入り、マッチングを成立させて初めて金になる。 つまり、**ゴリゴリの「営業会社」**です。 この記事では、人材業界のビジネスモデルの仕組みと、主要プレイヤーの社風の違い、そしてこの業界で得られる圧倒的なスキルについて解説します。


第1章:人材ビジネスの3つの稼ぎ方

人材ビジネスは大きく3つに分かれます。これを理解していないと面接でトンチンカンなことを言ってしまいます。

1. 人材紹介(エージェント)

転職したい「個人」と、採用したい「企業」を引き合わせる仕事。

  • 収益:採用が決まったら、年収の30〜35%を手数料としてもらう(成果報酬)。 例:年収500万の人を紹介したら、150万〜175万の売上。
  • 特徴:単価が高い。コンサルティング要素が強い。
  • 職種
    • CA(キャリアアドバイザー):求職者の相談に乗る。
    • RA(リクルーティングアドバイザー):企業の求人を取ってくる。

2. 人材派遣

派遣スタッフを企業に送り込み、働いた時間分のマージンをもらう仕事。

  • 収益:時給の約30%が利益。
  • 特徴:ストックビジネス(長く働いてもらえればずっと儲かる)。スタッフの管理・フォローが大変。

3. 求人広告(メディア)

リクナビやマイナビ、タウンワークなどのサイトに「掲載料」をもらう仕事。

  • 収益:採用できてもできなくても、掲載したらお金をもらう(前払い)。
  • 特徴:広告枠を売る営業。企画力やコピーライティング能力が必要。

第2章:主要企業の社風比較(カラーが全然違う)

1. リクルート(不動の王者)

  • 特徴:人材だけでなく、ゼクシィ、SUUMO、HotPepperなど生活全般のメディアを持つ。
  • 社風:「圧倒的当事者意識」「起業家輩出企業」。社員全員が経営者のような視点で働く。
  • キャリア:3年〜5年で卒業(退職)し、起業したり他社で活躍するのが当たり前。「元リク」ブランドは最強。
  • キーワード:お前はどうしたいんだ?

2. パーソルキャリア(doda)

  • 特徴:リクルートに次ぐNo.2。「はたらいて、笑おう。」がスローガン。
  • 社風:リクルートより「真面目」「誠実」「チームワーク」。ガツガツしすぎず、顧客志向が強い。
  • 強み:転職サービス「doda」のブランド力。

3. パソナグループ

  • 特徴:派遣に強い。淡路島への本社機能移転など、独自の地方創生事業も展開。
  • 社風:「社会貢献」「博愛」。創業者のカリスマ性が強い。福利厚生がユニーク。

4. マイナビ

  • 特徴:新卒採用メディア(マイナビ)で最強。
  • 社風:若手主体の営業会社。勢いがある。

第3章:人材業界で得られるスキル

人材業界は激務ですが、得るものも大きいです。 だからこそ「修行の場」として選ぶ学生が多いのです。

  1. 無形商材の営業力 「人」という形の定まらない、最も扱いにくい商品を売るため、高度な交渉力、傾聴力、クロージング力が身につきます。これさえあれば、どの業界の営業でも楽勝です。
  2. 多業界の知識 あらゆる業界(IT、メーカー、金融…)がクライアントになるため、世の中全体のビジネス構造を学ぶことができます。
  3. 経営視点 「採用」は経営の根幹(人・モノ・カネの「人」)です。社長や人事部長と対等に話す機会が多く、視座が高くなります。

第4章:志望動機の作り方「なぜ人材か?」

「人が好きだから」はNGです。 「人の人生の岐路に立ち会い、プラスの影響を与えたい」も、まあまあですが弱いです。

刺さる志望動機: 「労働力人口が減少する日本において、適材適所のマッチングこそが生産性向上のカギだと考えるからです。私は御社の〇〇というサービスを通じて、埋もれている個人の才能と、それを求める企業を結びつけ、日本経済の停滞を打破したいです」

ポイントは、**「個人への貢献(ミクロ)」と「社会課題の解決(マクロ)」**の両方の視点を持つことです。 そして、そのために「数字(ノルマ)を達成する覚悟」があることを伝えてください。 人材会社はボランティア団体ではありません。利益を出して初めて、雇用を生み出せるのです。


まとめ:人の可能性を信じる仕事

人材業界は、人の「負(悩み)」と向き合う仕事です。 転職活動は辛いものです。採用活動も苦しいものです。 その両者の間に立ち、時に励まし、時に厳しい現実を伝え、最良のゴール(入社)へ導く。

「あなたのおかげで、いい会社に出会えました」 そう言われた時の喜びは、何物にも代えがたいものです。

感情のジェットコースターのようなドラマチックな毎日を送りたいなら、人材業界へようこそ。 そこには、AIには決して代替できない「人間臭い」ドラマが待っています。

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