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業界研究

【金融業界研究】銀行・証券・保険の違い|FinTechとAIで変わる未来の働き方

2026年1月12日
Cheese Editorial Team
4分で読めます
【金融業界研究】銀行・証券・保険の違い|FinTechとAIで変わる未来の働き方

「親が安心する就職先ランキング」不動のNo.1、金融業界。 銀行、証券、保険。 綺麗で立派なオフィス、高水準の給与、社会的信用。

しかし、同時に「AIに仕事を奪われる職業ランキング」の上位常連でもあります。 「銀行員はオワコンなのか?」 「ノルマがキツそう」 そんな不安も囁かれています。

実情はどうなのでしょうか? 結論から言うと、金融業界はなくなりません。お金(血液)を回す心臓の役割だからです。 しかし、「働き方」と「求められる人材」は劇的に変わっています。 事務処理能力(ミスなく計算する力)の価値はゼロになり、コンサルティング能力(顧客の悩みを解決する力)だけが生き残る世界です。

この記事では、金融業界の3大セクター(銀行・証券・保険)の仕組みと、これからの生存戦略を解説します。


第1章:銀行業界(メガバン・地銀・信金)

お金を預かり(預金)、貸し出し(融資)、利息の差額で儲けるビジネス。 これを「間接金融」と言います。

メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほ)

  • 特徴:圧倒的規模。国内だけでなく海外展開に注力。
  • 仕事:大企業向けの融資(法人営業)、リテール(個人富裕層)、プロジェクトファイナンス、投資銀行業務。
  • 変化:店舗削減が進み、窓口業務はスマホアプリへ。採用人数を一時期より絞り込み、DX人材や専門職採用を強化中。

地方銀行(地銀)

  • 特徴:地域密着。地元の中小企業を支える。
  • 課題:人口減少と低金利で経営が厳しい。再編(合併)が進んでいる。「コンサルティング営業」への転換が急務。

第2章:証券業界(投資・市場)

株式や債券などの金融商品を販売し、手数料を得るビジネス。 または、企業が上場する際の手助け(引受)やM&A仲介。 リスクを取って運用する「直接金融」の担い手です。

  • 代表:野村證券、大和証券、SMBC日興証券
  • 特徴:「実力主義」「稼げる」。相場(マーケット)と向き合う興奮。
  • 仕事
    • リテール営業:個人富裕層に株や投信を売る。以前は飛び込み営業もあったが、今は資産管理アドバイザーへの移行が進む。
    • インベストメントバンキング(IB):企業のM&Aや資金調達を支援する花形部署。超激務・超高給。

第3章:保険業界(生保・損保)

リスクに備えてお金を集め、万が一の時に支払う「相互扶助」のビジネス。

生命保険(Life)

  • 代表:日本生命、第一生命、明治安田生命、住友生命
  • 特徴:「人の人生」に長く寄り添う。
  • 職種:総合職(資産運用、商品企画、営業管理)と、営業職(セールスレディ)に分かれることが多い。

損害保険(Non-Life)

  • 代表:東京海上日動、三井住友海上、損保ジャパン
  • 特徴:自動車事故、火災、地震、サイバー攻撃など、あらゆるリスクをカバーする。
  • 人気:就活生に圧倒的人気。給与が高く、グローバル展開も進んでいる(海外保険会社の買収)。「損害サービス(事故対応)」という独自の仕事があり、高い交渉力が求められる。

第4章:金融業界の未来とAI

金融×IT=**「FinTech(フィンテック)」**が全てを変えます。

  • キャッシュレス決済:現金を扱わない仕事が増える。
  • AI与信:融資の審査をAIが一瞬で行う。
  • ロボアドバイザー:AIが資産運用を自動で提案する。

この中で、人間の役割は何になるでしょうか? それは、**「感情に寄り添うこと」「複雑な課題の解決」**です。

「AIはこう言ってるけど、社長の想いはどうなんですか?」と膝を突き合わせて将来を語る銀行員。 「相続で揉めている家族の間に入って調整する」信託銀行員。 これらは人間にしかできません。 「事務屋」ではなく「プロのアドバイザー」になれるかどうかが分岐点です。


まとめ:お金のプロフェッショナルを目指せ

金融業界に入ると、強制的に資格勉強(証券外務員、FP、簿記)をさせられます。 最初の数年は勉強漬けです。 しかし、そこで得た**「ファイナンス知識」**は、最強のポータブルスキルです。

お金の流れが分かれば、世の中の仕組み(ビジネス)が見えてきます。 どの企業もお金なしでは動けないからです。

厳しい業界であることは間違いありません。ノルマもあります。 それでも、企業の成長を資金面から支えたり、誰かの人生を守ったりする仕事には、数字には代えがたいやりがいがあります。 「信用」という目に見えない資産を扱うプロフェッショナルとして、自分を磨きたい人には最適なフィールドです。

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アソベンチャー・チーズ編集部。日々の感情ログとAI分析で「隠れた強み」と「価値観」を可視化するキャリアスタジオを運営しています。

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