「上司が何を考えているか分からない」
「昨日はAと言っていたのに、今日はBと言う。振り回されて疲れる」
「こんな上司の下では成長できない…」
サラリーマンの退職理由ランキングで常に1位にあるのが**「人間関係(特に上司との関係)」**です。
しかし、会社員である以上、上司を選ぶことはできません(配属ガチャ)。
ならば、諦めて転職するか?
いえ、その前に試すべきことがあります。
それが**「ボスマネジメント(Manage Up)」**です。
上司が部下を管理するのではなく、部下が上司を管理(コントロール)するという発想の転換です。
上司も人間です。完璧ではありませんし、クセがあります。
そのクセを見抜き、攻略法を実践すれば、苦手だった上司が「最高の理解者」や「使いやすい駒」に変わることもあります。
この記事では、上司を4つのタイプ(ソーシャルスタイル理論)に分類し、それぞれの攻略法をRPGのボス戦のように解説します。
第1章:敵を知る(ソーシャルスタイル診断)
上司の言動パターンを観察し、以下のどのタイプに近いか診断してください。
1. ドライビング(実行型)
- 特徴:結果重視、即断即決、冷徹、支配的。
- 口癖:「で、結論は?」「いつできる?」「いくら儲かる?」
- 有名人イメージ:スティーブ・ジョブズ、織田信長。
2. エクスプレッシブ(直感型)
- 特徴:ノリがいい、話好き、新しいもの好き、感情的、飽きっぽい。
- 口癖:「なんかいい感じにして」「とりあえずやってみよう!」「ピンときた!」
- 有名人イメージ:明石家さんま、豊臣秀吉。
3. エミアブル(協調型)
- 特徴:優しい、人の話をよく聞く、決断が遅い、波風を立てない。
- 口癖:「みんなはどう思う?」「Aさんも誘ってあげて」「大丈夫?」
- 有名人イメージ:徳川家康、癒やし系タレント。
4. アナリティカル(分析型)
- 特徴:理屈っぽい、データ重視、細かい、感情を出さない、批判的。
- 口癖:「その根拠は?」「データある?」「リスクは?」
- 有名人イメージ:研究者、エンジニアのリーダー。
第2章:タイプ別完全攻略マニュアル
1. ドライビング(将軍様)の攻略法
彼らは「無駄」と「言い訳」が大嫌いです。
- 報告:結論ファースト(PREP法)を徹底する。前置きは不要。
- 相談:答えを求めない。「A案とB案、私はA案が良いと思いますが、いかがですか?」と判断だけを仰ぐ。
- NG行動:「でも…」「だって…」と言い訳する。プロセスを長々と話す。
- キラーフレーズ:「結論から申し上げます」「部長の即断即決のおかげで助かりました」
2. エクスプレッシブ(お調子者)の攻略法
彼らは「自分に注目してほしい」「楽しくやりたい」と思っています。
- 報告:テンション高く。「すごいことがありました!」と感情を乗せる。
- 相談:アイデアレベルで持っていく。「こんなことしたら面白くないですか?」とブレストする。
- NG行動:無視する。冷めた反応をする。細かい詰めを求める。
- キラーフレーズ:「さすが目の付け所が違いますね!」「部長にしかできません!」(おだてると動く)
注意点:このタイプは指示がコロコロ変わります。「言った言わない」を防ぐため、必ず決定事項をメール(議事録)で送りつけて証拠を残しましょう。
3. エミアブル(仏様)の攻略法
彼らは「仲良くやりたい」「嫌われたくない」と思っています。
- 報告:まめに雑談を交えて。「最近調子どうですか?」から入る。
- 相談:「チームのみんなも賛成しています」「Aさんも困っています」と、「みんな」を主語にする。
- NG行動:急かす。強い口調で詰め寄る。
- キラーフレーズ:「いつもありがとうございます、助かっています」「部長のおかげでチームの雰囲気がいいです」
注意点:決断してくれません。「私が決めておきますね」と実務を巻き取ってあげると感謝されます。
4. アナリティカル(博士)の攻略法
彼らは「正確さ」「論理性」を求めています。
- 報告:数字、データ、資料を用意する。感覚で話さない。
- 相談:「なぜそうしたのか」のロジックを説明する。準備不足でいくと論破される。
- NG行動:「気合いで頑張ります!」「なんとなくイケる気がします!」という根性論。
- キラーフレーズ:「過去のデータに基づくと…」「リスクヘッジとして…」「論理的で勉強になります」
第3章:それでも無理な「クラッシャー上司」への対処
上記の4タイプは、あくまで「話が通じる相手」の話です。
世の中には、話が通じない**「サイコパス系」「ハラスメント系」**の上司も存在します。
彼らはあなたを壊そうとしてきます(自己愛パーソナリティ障害など)。
対処法:
- 戦わない(逃げる):真正面から議論しても勝てませんし、報復されます。
- 証拠を集める:暴言の録音、メールの保存、日記(日時と場所と内容)。これらはいざという時の法的な武器になります。
- 人事やコンプライアンス窓口に通報する:証拠を持って相談します。
- 異動願い・転職:自分の心を守るために、物理的に距離を取ります。
「私が悪いのかも」と絶対に思わないでください。相手が病気なのです。
まとめ:上司はお客様である
上司を「自分を育ててくれる親や先生」だと思うから期待外れで腹が立ちます。
上司は**「一番身近で、一番手強いクライアント(顧客)」**だと思いましょう。
クライアントにはそれぞれ「好み(仕様)」があります。
- 短気なクライアントには、素早いレスポンスを。
- 心配性なクライアントには、細かい報告を。
相手に合わせて提供するサービス(コミュニケーション)を変えるのは、プロのビジネスマンとして当然のスキルです。
「なんで俺が合わせなきゃいけないんだ」と思うプライドは捨てましょう。
上司を手のひらで転がし、承認印を押させ、自分のやりたい仕事を通す。
それができれば、あなたはどこに行っても通用する最強の「フォロワーシップ」を手に入れたことになります。
🎯 上司との相性を知る
「私の上司はどのタイプ?」「どう話せば評価される?」
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