
4月25日(会社によって異なりますが)。 ATMの画面に表示された数字を見て、胸が熱くなる瞬間。 「初任給」。
それは、あなたが学生という守られた身分を卒業し、自分の力で社会に価値を提供し、その対価として得た最初のお金です。 額面の多寡に関わらず、このお金には特別な重みがあります。
「何に使おうかな?」 「今まで育ててくれた親に何かしたいな」 「ずっと欲しかった時計を買いたい」
使い道はあなたの自由です。 しかし、お金の使い方は、その人の人生観を映し出す鏡でもあります。 最初の給料の使い方で、あなたが将来「お金に愛される人」になるか、「お金に困る人」になるかが決まると言っても過言ではありません。
この記事では、初任給の有意義な使い道と、新社会人が知っておくべきマネーリテラシーの第一歩を紹介します。
使い道を考える前に、冷や水を浴びせるようですが現実を確認します。 求人票に「月給25万円」と書いてあっても、25万円振り込まれるわけではありません。
【控除の壁】
合計で約4万円〜5万円が天引きされます。 つまり、手取りは約20万円です。
【さらに注意点:4月分は日割りかも?】 会社の給与締め日によっては(例:15日締め25日払い)、4月1日〜4月15日の「半月分」しか入らないこともあります。 「全額入るつもりでカードを使ってしまった!」というのが新人の最初の借金パターンです。必ず会社の規定を確認しましょう。
多くの新社会人が選ぶ使い道No.1は、やはり「親へのプレゼント」です。 金額ではありません。「自分の力で稼いだお金で」という事実に、親御さんは涙します。
食事会(予算:1人5,000円〜1万円) ちょっと良い焼肉、お寿司、フレンチ。「今日は私が奢るよ」と言って財布を出す瞬間、あなたは一人前の大人として認められます。 一緒にお酒を飲みながら、仕事の話をするのも良いでしょう。
名入れギフト(予算:5,000円〜2万円)
旅行券・体験ギフト(予算:3万円〜) 「夫婦でのんびりしてきてね」と温泉旅行をプレゼント。実家を離れている場合は、自分が帰省するための交通費を出して、顔を見せるだけでも最高のプレゼントです。
【ポイント】 渡す時に、手紙を一通添えましょう。 「22年間育ててくれてありがとう。これからは心配かけないように頑張ります」 LINEではなく、手書きの手紙です。一生の宝物になります。
これから続く長い社会人生活のモチベーションを高めるために、自分にプレゼントするのも素敵です。
長く使える仕事道具
美容・メンテナンス
体験
初任給のタイミングで実行するかどうかで、10年後に1000万円以上の差がつくアクションがあります。 それは**「先取り貯金」**です。
「生活して余ったら貯金しよう」と思っている人は、一生貯まりません。人間はあればあるだけ使ってしまう生き物だからです(パーキンソンの法則)。
黄金の公式:
収入 - 貯金 = 生活費
給料が入った瞬間に、自動的に別口座に移す仕組みを作ってください(会社の財形貯蓄や、銀行の自動定額入金サービス)。 目安は**手取りの10%〜20%**です。 手取り20万なら、2万〜4万。 「残り16万でどう生きるか」を工夫するようになります。これが金持ち体質への第一歩です。
「貯金だけでいいの?」 今は銀行に預けても金利は0.001%です。インフレ(物価上昇)でお金の価値は下がっていきます。 少額(月5,000円〜1万円)でもいいので、**新NISA(つみたて投資枠)**を始めましょう。 S&P500や全世界株式(オルカン)などのインデックスファンドを毎月買うだけです。 時間は最強の味方です。22歳から始めれば、複利の力で40代、50代には大きな資産になります。
初任給は、あなたが社会という大海原に漕ぎ出すための最初の「食料」であり「燃料」です。
全部使って豪遊するのも、若き日の思い出としては悪くありません。 親孝行して株を上げるのも素晴らしいです。 将来のために種を蒔くのも賢い選択です。
重要なのは、**「自分で考え、自分で決めて、自分の責任で使う」**ことです。 もう親のお小遣いではありません。
お金に使われるのではなく、お金を使う側へ。 その第一歩を、初任給という記念すべきチケットで踏み出してください。
「NISAって何?」「どれくらい貯金すればいいの?」
Cheeseであなたのマネーリテラシーを診断し、将来のために今やるべきことを明確にしましょう。
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