
4月1日。ついにこの日がやってきました。 目覚まし時計より早く起き、真っさらなシャツに袖を通す。 緊張と期待が入り混じる朝。
入社式は、単なるセレモニーではありません。 あなたが「学生」という殻を脱ぎ捨て、「プロフェッショナル」としての看板を背負う宣誓式です。 そして同時に、**「会社からの第一印象が決まる日」**でもあります。
「あの子、なんか頼りなさそう」 「あいつ、遅刻ギリギリだったらしいよ」
そんなネガティブなレッテルを初日に貼られてしまうと、それを剥がすのには半年かかります。 逆に、きちんとした振る舞いができれば、「今年の新人は期待できそうだ」と、最高のスタートダッシュを切ることができます。
この記事では、入社式当日の流れをシミュレーションしながら、絶対に失敗しないためのマナーと心構えを伝授します。
最近は「服装自由」や「オフィスカジュアル可」の会社も増えていますが、入社式だけは別格です。
クリエイティブ系やアパレル系など、個性重視の会社でない限り、紺や濃いグレーのスーツが無難かつ最強です。 就活で使っていたリクルートスーツで構いませんが、必ずクリーニングに出しておきましょう。ヨレヨレのスーツは「だらしない」印象を与えます。
【チェックリスト】
本当に普段着(パーカーやジーンズ)で行くと、周りが全員ジャケット着用で浮く可能性があります。 この場合の正解は**「オフィスカジュアル(ビジネスカジュアル)」**です。 男性ならジャケット+チノパン、女性ならジャケット+スカート/パンツ。 「式典」であることを忘れないでください。
初日から忘れ物をすると、「仕事ができなさそう」という烙印を押されます。前日に必ずバッグに入れておきましょう。
提出書類一式(最重要) 誓約書、身元保証書、年金手帳、源泉徴収票(バイトしてた場合)など。 これらは会社の総務部が手続きをするために絶対に必要なものです。忘れると大迷惑をかけます。クリアファイルに入れて折れないように。
筆記用具・メモ帳 社長の話や事務連絡など、メモを取る場面は多いです。 スマホでメモをするのは(会社によりますが)まだ「遊んでいる」と誤解されるリスクがあるので、紙のノートが無難です。 ボールペンは100円のコンビニのものではなく、少し良いもの(パーカーやクロスなど)を1本持っておくと、「おっ」と思われます。
印鑑(認印・銀行印) 訂正印などで急に必要になることがあります。シャチハタ不可の場合もあるので、朱肉を使うタイプも持っておきましょう。
ハンカチ・ティッシュ 身だしなみの基本です。
入社式の後、配属先や同期の前で「一言挨拶」を求められることがあります。 ここで「爪痕を残そう」としてウケを狙う必要はありません。大抵スベって空気が凍ります。
目指すべきは**「ハキハキと」「謙虚に」「ポジティブに」**。これだけで100点です。
【ポイント】
心の準備のために、一般的なスケジュールを知っておきましょう。
08 出社 集合時間の15分前には到着しておくこと。10分前行動は社会人の基本。 受付で「おはようございます!本日入社いたしました〇〇です」と元気に挨拶。
09 入社式
10 写真撮影 一生残る写真です。ネクタイの曲がりや髪の乱れを直して、最高の笑顔で。
11 オリエンテーション・事務手続き 就業規則の説明や書類回収。
12 昼食・懇親会 同期や先輩とのランチ。マナーを守りつつ、リラックスして交流する。
13 研修スタート or 配属先へ ここから本当の仕事が始まります。
電車遅延、体調不良。トラブルは起こり得ます。 もし遅刻が確定したら、その瞬間に**「電話」**をしてください。 LINEやメールではダメです。気づかれない可能性があります。
「大変申し訳ございません。〇〇駅での人身事故により、到着が〇分ほど遅れます。今後はこのようなことがないよう余裕を持って行動いたします」
と言えば、不可抗力なら許されます。 最悪なのは「怒られるのが怖いから」とギリギリまで連絡せず、開始時間を過ぎてから現れることです。これはアウトです。
入社式は、ゴールではなくスタートです。 不安もあるでしょう。「本当にやっていけるかな」と思うかもしれません。
でも、会社はあなたを選びました。 数ある応募者の中から、「あなたと一緒に働きたい」と思ったから内定を出したのです。 自信を持ってください。
完璧である必要はありません。 最初は何もできなくて当たり前です。 必要なのは、「学びたい成長したい」という素直な心と、「挨拶ができる」という当たり前の礼儀だけです。
さあ、背筋を伸ばして。 新しい扉を開けに行きましょう。 あなたの社会人生活が、輝かしいものになりますように。
「配属先でうまくやれるかな…」
Cheeseで自分の性格タイプを知っておけば、上司や同期とのコミュニケーションがスムーズになります。
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